ちたんな日々

知多半島出身、現在西三河在住。乗り物成分多めです。
ごゆるりと、お付き合いくださいませ。
JR東海発足30周年記念 さわやかウォーキングに参加してきた
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    今年2017年は国鉄民営化・JR発足30周年となる節目の年です。

    JR東海が4月23日にこれを記念して、名古屋車両区とJR東海バス名古屋支店の公開を含む、沿線散策イベント「さわやかウォーキング」を開催したので参加してきました。

     

    スタート地点はJR名古屋駅の太閤通口。ウォーキングマップを受け取り、いざ出発!

     

    名古屋駅から名古屋車両区まで、途中3カ所の神社を巡りながら歩きます。

    まず最初は「椿神明社」へ。

     

    続いては「水野社」。ちょっと大きめの神社で、境内に「大松稲荷」などがありました。

     

    米野公園を通り抜け、「熊野社」へ。

    金色の文字で「熊野社」と書かれた社殿が印象的でした。

     

    それぞれの神社にお参りを済ませ、ご利益があることを信じながら道中先に進みます。

     

    そしてお待ちかね、今回のメインイベント会場、名古屋車両区に到着。

    車庫からJR東海自慢の高性能気動車達がお出迎え。

     

    ここ名古屋車両区は高山本線、紀勢本線などで活躍する気動車(ディーゼルカー)の車両基地です。

    通常非公開ですが、今回は特別に公開されました。

     

    車庫にから顔を出していたのは次の車両たちです。

    キハ85型特急気動車

     

    JR東海発足後最初に導入された特急型車両です。前面や側面に大きな窓を配置し「ワイドビュー」の愛称を売りにしています。

    高山本線の特急「ひだ」や関西・紀勢本線の特急「南紀」に使われています。なお、「南紀」用車両には近年、鹿対策の緩衝材が取り付けられています。

     

    キハ11型気動車(300番台)

     

    JR東海がローカル線向けに導入したレールバス型の気動車で、この300番台は車体がステンレス製なのが特徴です。

    かつては鋼製車体の車両もありましたが、他社や海外に譲渡され、この300番台のみがJR東海に残っています。

    現在は名松線で使われています。

     

    キハ25型気動車(2次車)

     

    313系電車をベースに開発された気動車で、現在の非電化路線普通列車の主力車両となっています。

    前面に種別・行先表示が2カ所ある1次車と、1か所のみの2次車があり、こちらは2次車です。

     

    キハ25の行先表示には「さわやかウォーキング」と表示されていました。

     

    キヤ97系気動車(左) キヤ95系気動車(右)

     

    この角度で見ると似ているようで全く役割の違う車両たち。

     

    左側「キヤ97系」はレール輸送車で、従来機関車にレール用の貨車を連結して行っていたレール輸送を、気動車で行えるようにしたものです。

    機関車&貨車時代は、牽引機に優美なスタイルでファンに人気の高かった電気機関車「EF58」が使われていたことも(しかも21世紀に入ってからもしばらく続いてた)。

     

    右側「キヤ95」はレールや電線の点検を行う「検測車」で、「ドクター東海」の愛称で親しまれています。

    新幹線の「ドクターイエロー」が有名ですが、その在来線版ですね。

     

    さて、この名古屋車両区公開のなかで最も目玉となったのは、転車台の実演です。

    JR関西本線の車窓からもチラっと見えるこの転車台、今回は特別に車両を乗せて回転させる実演が行われました。

     

    その様子を、動画でご紹介します。

     

    まず、転車台前で待機していたキハ85型特急気動車(キハ85-6)が転車台に乗ります。

    転車台との境目は隙間が大きく、結構な音がします。

     

    回転の実演。

    本来、転車台は車両の向きを変えるために半回転させるものですが、今回は特別に一回転します。

    「いつもより多く回しております」とのことで。

     

    回転実演は2回行われたので、動画だけでなく写真も撮れました。

     

    転車台をよく見ると塗装履歴の表記が。前回の塗装は1995年に行われたそうです。

     

    キハ85-6の妻面。普段は他の車両と連結して隠れている部分なので、じっくり見られる貴重な機会でした。

     

    そして、転車台からバックで降りるキハ85-6。ガイド係の方が仰られるように、後ろの見えない状況の中、誘導係員の指示を頼りにバックして行きます。

     

    めったにお目にかかれない、転車台の実演を見ることができました。

     

    ところで、ここ名古屋車両区に出入りするためには、近鉄名古屋線の踏切を渡る必要があります。

    近鉄名古屋線は本数の多い路線で、頻繁に踏切が遮断されます。

     

    しかし今回は「鉄分の濃い」イベント。踏切が鳴るたびに、次は何が通るのだろうと、皆さんワクワクしながら電車の通過を待っていました。

     

    イベント中、人気列車の「しまかぜ」も通りましたよ。

     

    名古屋車両区から歩くこと2キロ超、あおなみ線小本駅近くにあるJR東海バス名古屋支店に到着。

    こちらも通常非公開ですが特別に公開です。

     

    ここでは、高速バス車両の車内公開が行われていました。

     

    なかでも2階建て高速バス(三菱ふそうエアロキング)の車内公開は大盛況で、長蛇の列ができていました。

     

    あおなみ線小本駅がゴール。さわやかウォーキング参加カードと、記念バッジを貰いました(自宅に持ち帰ってからの撮影)。

     

    おまけ

    ディーゼル機関車DE10-1592単機回送。

    小本駅からあおなみ線で名古屋駅へ戻り、名古屋駅あおなみ線ホームにて撮影。

    鉄道 | 17:35 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    名鉄パノラマス-パーとかをちょこっと撮影
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      所用で出かけたついでにちょっと名鉄電車の写真や動画を撮影してきたのでご紹介します。

       

      名鉄1800系による普通金山行き(大江駅にて撮影)

       

      土休日ダイヤでは、河和線と金山を結ぶ普通電車の折り返し運用(通称「機織り運用」)に1800系が使われるものがあります。

       

      昔から1800系間合い運用の普通・急行等が存在しますが、真っ赤(ステンレス車もありますが)な車体の電車に交じる白基調の1800系は良く目立ち、ちょっとレア感があります。

       

      ちなみに、設定によっては車内電光掲示板に速度計が表示され、1800系単独の運用でも1000系をモチーフにした絵が出てくるのも面白いです。

       

      神宮前駅出発シーンは動画で撮影しました。

       

       

      続いてこちらは、1000/1200系リニューアル車による特急河和行きの神宮前駅出発シーンの動画です。

       

      赤と白をダイナミックに配した塗装はやはり目立ちますね。

      まだまだリニューアル前の編成もあるので、これが完了すればまた新しい名鉄の姿が見えてくることでしょう。

       

      そうすると、1800系はどうするのか気になりますね。旧「パノラマスーパー」を基にした塗装のまま残すのか、はたまたリニューアル車の様な塗装にするのか?ちょっと気になります。

       

      そんなわけで、「パノラマスーパー」関連の小ネタ記事でした。

      鉄道 | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      ぶらり途中下車の旅。電車で旅行いくならどこいきたい?
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        10月14日は鉄道の日です。そんな日らしく、こんなお題が出されていたので答えたいと思います。

         

        ぶらり途中下車の旅。電車で旅行いくならどこいきたい?
         

        身も蓋も無いこと言えばまだ乗ったことの無い鉄道路線全部。一応、乗りつぶしを目指してますので。

         

        今のところ心の中で計画が持ち上がっているのは青森・函館。

        今年初めに北海道新幹線開業前の函館に行ったので、今度は青森メインで北海道新幹線開業後の鉄道の様子を見に行きたいと考えています。

        行く時期としては、年末年始の休暇を利用して宿泊を伴う旅行で訪れたいと思っています。

         

        北国だから寒そう?

        いえいえ、北国だからこそ冬が一番それらしい季節じゃないですか!

         

        その他だと、最近JR東海と周辺の中小私鉄などが有効範囲になっているフリー切符の発売が始まったので、それを利用して出かけてみたいとも考えています。

        特に静岡県の鉄道をめぐってみたいですね。隣県ですが愛知県西部住まいなので、静岡県は意外に遠く、なかなか足が向いていません。

        鉄道 | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        聞いてよ!電車で体験・目撃したこんなこと
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          鉄道ネタの一環として、このお題に答えてみることにします。

           

          聞いてよ!電車で体験・目撃したこんなこと
           

          ・完コピ

          受験がらみで地下鉄東山線に乗った時の話。

          先頭車に乗車していたところ、学校帰りと見られる小学1年生ぐらいの制服を着た男の子が運転室の後ろに立っていました。

           

          地下鉄東山線は自動で次の駅や乗り換えなどのアナウンスが流れるのですが、それが流れる少し前のタイミングでその男の子がアナウンスの内容を全部自分でしゃべりました。英語の部分は若干怪しかったものの、時折挿入される広告なども完全再現。

           

          その子が電車を降りた後、運転室からはこらえきれなかったような笑い声が漏れ聞こえてきました。

           

          ・心配性な人

          太田川駅で準急中部国際空港行きに乗った時の話。

          接続待ちで停車中の普通知多半田行きの乗務員に、中部国際空港へ行くにはどの電車に乗れば良いのか尋ねる男性の姿が。

           

          そして無事に準急中部国際空港行きの先頭車に乗車したその男性ですが、自分が乗っている電車が本当に空港へ行くのか不安だったようで、古見〜新舞子間の時速100キロで運転中の運転席をノック。

           

          ……さすがにそんな速度で運転中だったのでその時運転士さんは何も答えられませんでしたが、新舞子駅に到着した際に無事尋ねることができた模様です。

           

          ・「車掌さ〜ん」

          普通電車にある小さな駅から乗車したおばあさんが、突然「車掌さ〜ん」と叫びました。

          まぁ、その車両は先頭車だったので運転士さんが応じましたが、用件はこれが自分の行きたい駅に行く電車かと言うこと。

          でもそれ、この電車の終着駅で方向幕にも書いてある……。

           

          ・ローカル線が遅れる訳

          JR山陰本線のローカル普通列車に乗車中の話。

          ワンマン列車でしたが、朝時間帯と言うこともあって運転室は2人乗務。

           

          ある駅を発車する際、ホームを確認中の運転していない方の乗務員さんが突然「あ、乗り遅れた!」と叫び、既に発進していた列車が停車。

          再びドアを開け、乗り遅れた人を乗せてあげました。

           

          当地は1本遅れると「何時間」単位で待たされる地域なので、乗り遅れた人に対して温情的なようです。

          とはいえ、定時運行と安全のために時間に余裕を持って駅へお越しを願います。

           

          ・日比野違い

          愛知県には2つの「日比野」という駅があります。1つは地下鉄名港線日比野駅で名古屋国際会議場の最寄り駅の1つ、もう1つは名鉄尾西線の日比野駅でローカル線の駅です。

           

          列車内でサラリーマン2人の会話が漏れ聞こえてきたのですが、どうやら名古屋国際会議場に行くのに、間違えて名鉄尾西線の日比野駅へ行ってしまったことがあるようです。

           

          なぜかその話が聞こえてきたのが、福井県のJR越美北線(九頭竜湖線)の車内でしたが。

          まさか旅先で地元県の駅の話を聞くとは……。

           

          ・私は珍客

          小学6年生の春休み、当時の西鉄宮地岳線(現・貝塚線)の「乗りつぶし」がしたかったので、福岡にある母の実家から津屋崎駅(現在は廃止)へ一人で電車に乗って行きました。

           

          当時既に津屋崎駅はだいぶ寂れた状況で、駅窓口で帰りの切符を買ってホームに上がった後、駅舎の方から「こんなところに子供が来るなんて珍しいね〜」と、駅務係のおばちゃんたちが会話しているのが聞こえてきました。

           

          西鉄宮地岳線の西鉄新宮〜津屋崎間が廃止になったのはそれから4年後のこと。

           

          ・余所者ホイホイ

          こちらも福岡県の鉄道から。

           

          筑後地区の第三セクター鉄道「甘木鉄道」乗車中、突如「次は、おおいたい、おおいたいです」という放送が。

          次の駅の名前が「大板井(おおいたい)」でした。おおいた(大分)駅は有名ですが、おおいたい駅もあるんですね〜。

           

          続いて同じ日、甘木駅で西鉄甘木線に乗りかえると早速「次は、まだ、まだです」という放送が。

          次の駅が遥か彼方にあるのかと思えば、何のことは無い、次の駅の名前が「まだ(馬田)」というだけのこと。

           

          いずれも危うく吹き出しそうになりましたが、吹き出したら間違いなく余所者とバレる。

           

           

          他にも思いだしたら色々とネタがありそうですが、この辺で。

           

           

          鉄道 | 21:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          祝復活! JR名松線に乗ってきた。
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            2016年3月26日。JRグループダイヤ改正のこの日、三重県で長年に渡り災害不通となっていたJR名松線の家城〜伊勢奥津間の運転が再開されました。

            そこで、ゴールデンウィークを利用し、5月4日に名松線に乗りに行ってきたので、その時の様子をご紹介したいと思います。



            名古屋駅から快速「みえ」に乗り、牛肉で有名な三重県の松阪にやってきました。
            なお、「松阪」の読み方は濁らない「まつ『さ』か」です。

            さて、ここ松阪駅はJR紀勢本線と近鉄山田線の乗り換え駅であるとともに、JR紀勢本線とJR名松線の分岐駅でもあります。


            少し前まではキハ40系などを使ったローカル列車も多く発着していたここ松阪駅ですが、その役割も新型気動車のキハ25に変わっていました。


            さて、名松線・伊勢奥津行きの発着するホームに行ってみたところ、なんとこちらにもキハ25の姿が。

            レールバスタイプのキハ11が走る姿の印象が強い名松線ですが、ここにもキハ25が進出していてちょっと驚きです。

            さて、ここで名松線について少し説明させていただきます。

            名松線は、三重県の松阪駅と津市美杉地区にある伊勢奥津駅を結ぶ路線です。当初は名張まで結ぶ計画があったため「『名』松線」 という路線名が名づけられました。
            1929年に松阪〜権現前間が開業し、1935年の伊勢奥津延伸で現在の姿となっています。

            かつては、林業によって産出された木材輸送などでにぎわいましたが、モーターリゼーションの進行で貨物輸送が廃止されると赤字路線に。さらに、「自然豊かな沿線」が時として災いし、路線の存廃を左右するほどの災害に見舞われた事も一度ではありません。

            なかでも、2009年に発生した台風被害では「運転再開しても同様の災害に見舞われる可能性が否定できない」として、JR東海が家城〜伊勢奥津間の廃止を表明しました。

            しかし、これに対し沿線住民や地元自治体が猛反発。協議を重ね、三重県や津市が治山治水工事を含む防災対策を施すことを条件に、廃止が撤回されました。

            そして今年3月26日、台風被災から実に6年半の時を経て、名松線・家城〜伊勢奥津間の鉄路が復活しました。



            さて、列車は松阪駅を出発。
            車窓には早くも田園や森林、河川など、自然豊かな風景が見られました。


            名松線で唯一、すれ違い設備のある家城駅で反対列車とすれ違い。
            すれ違った松阪行きの列車はキハ11でした。




            列車は家城駅を出発。
            少し緩やかな走りを見せる列車の車窓には、先ほどにも増して自然豊かな風景が目に飛び込んで気ます。

            その中に時折、真新しい土砂崩落対策などの構造物も見られました。
            美しいだけでなく、時に牙をむく自然。それとの戦いを垣間見た気がします。



            列車は終点の伊勢奥津駅に到着。
            復活の話題とゴールデンウィークが相まってか、沢山の人出がありました。

            この時は折り返し列車の時間が迫っていたため、あまり長居はできませんでしたが、今度来た時はもう少し駅周辺なども巡ってみたいと思います。



            折り返し列車からも、行きがけに撮れなかった風景を少し撮影。
            本当に自然が美しい沿線です。


            帰りも、松阪駅から快速「みえ」に乗って名古屋駅に戻りました。

            さて、今回初めて名松線に乗車し、沿線風景の美しさ、そして自然との闘いについて直に見る事ができたと思っています。

            見事復活を果たし、廃止の危機を「また」乗り越えた名松線ですが、真価が問われるのはこれから。
            今は復活の話題などで盛り上がっていますが、今後どう客足を維持していくかが大きな課題となりそうです。

            沿線には自然風景を始め魅力的な物がたくさんありますから、上手に利用して末永く路線が続いてほしい物ですね。
            私もまた乗りに行きたいです。


             

            鉄道 | 20:27 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
            名鉄レトロ社紋スタンプラリーin三河
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              3月19日から開催されていた「名鉄 レトロ社紋スタンプラリーin三河」に参加してきました。

              このスタンプラリーは、愛知県・三河地区にある5つの駅に設置された、名鉄の前身会社の社紋をあしらったスタンプを集めると言うもので、コンプリートすると社紋をあしらった缶バッジ3つがもらえます。
              開催期間は4月10日までで、終了間際ギリギリセーフの参加となりました。

              その様子をご紹介したいと思います。


              まずは三河方面へ行くための乗り換え駅、神宮前駅に到着。
              名古屋本線の快速特急に乗り、三河を目指します。

              今回は「まる乗り1DAYフリーきっぷ」を購入したので、10〜16時の間は特急などの特別車に乗車可能。
              早速、この快速特急の特別車に乗車しました。

              実は2200系の特別車に乗ったのはこれが初めてだったりする。


              西三河における名鉄線の要衝・知立(ちりゅう)駅に到着。
              スタンプラリーの台紙を貰い、スタンプ設置駅を目指すため、三河線(通称海線)の普通碧南行きに乗り換えます。


              ところで、知立駅では多層高架駅にするための工事が進行中です。
              現在は画像の「STEP1」にあたる、2・3番線を仮線に移して営業する段階まで進行しています。

              知立駅は名古屋本線名古屋方面、名古屋本線豊橋方面、三河線碧南方面、三河線豊田市・猿投方面の4方向へ線路が伸びる駅であり、その工事も複雑かつ長期にわたる工程になる模様です。

              完成すると、常滑線・河和線の太田川駅に続く、名鉄では2例目の多層高架駅になります。
              現状、知立駅の構造に起因するダイヤ作成上のネックや、駅前の踏切の長時間遮断にともなう道路交通への弊害が発生しているため、多層高架化によってこれらの解消が期待されます。

              【三河鉄道スタンプ設置駅/三河線・刈谷駅】


              三河線(海線)のワンマン普通電車に揺られ、刈谷駅に到着しました。

              JR東海道本線との接続駅であるこの駅は三河線の中での主要な駅であり、刈谷市の玄関駅でもあります。
              駅前は整備が進んでおり、ショッピング施設や文化ホールと駅を結ぶペディストリアンデッキが設置されています。

              ここ刈谷駅には「三河鉄道」の社紋をあしらったスタンプが設置されています。
              三河鉄道は現在の名鉄三河線および蒲郡線のルーツであるとともに、かつては猿投〜西中金間、吉良吉田〜碧南間、大浜港(現・碧南)〜大浜口間、新川町〜新川口間といった路線網を持っていました。


              再び知立駅。行き先表示が方向幕からフルカラーLEDに交換された6000系(今回撮影したのは6044F)を写真に収めつつ、次のスタンプ設置駅を目指します。

              【碧海電気鉄道スタンプ設置栄駅/名古屋本線・西尾線・新安城駅】


              知立駅から2駅、新安城駅に到着。
              新安城駅は名古屋本線と西尾線の乗り換え駅であるとともに、安城市における名鉄の玄関駅です。

              ここには「碧海電気鉄道」の社紋をあしらったスタンプが設置されています。
              碧海電気鉄道は現在の西尾線・新安城〜西尾間のルーツであり、かつては南安城駅から現在のJR安城駅に隣接する(旧)新安城駅への路線もありました(当時、現在の新安城駅は「今村」という駅名)。

              また、西尾線にはこの社名の名残で「碧海○○」という名前の駅がいくつか点在していましたが、2008年に行われた駅名改称により、現在は「碧海古井」1駅が残るのみとなっています。


              新安城駅から西尾線に乗り換え、次のスタンプ設置駅を目指します。

              【西尾鉄道スタンプ設置駅/西尾線・西尾駅】

              西尾行き普通に乗車し、終点の西尾駅に到着。

              西尾駅は西尾市の中心駅であるとともに西尾線の主要駅で、この駅を始発・終点とする列車も多く存在します。

              ここには「西尾鉄道」の社紋をあしらったスタンプが設置されています。
              西尾鉄道は西尾線の西尾〜吉良吉田間(一部除く)のルーツであり、かつては岡崎新(現在のJR岡崎駅付近)〜平坂口(三河線・旧三河平坂駅付近)〜港前(西尾市平坂)間の路線もありました。

              なお、西尾線の終点・吉良吉田駅はかつて現在とは別の位置にありましたが、のちに旧三河鉄道にあった「三河吉田」駅に統合された、という経緯があります。


              お昼時を迎えたためここ西尾で昼食をとり、次のスタンプ設置駅へ向かうべく急行電車で新安城方面へ折り返します。

              西尾線は単線区間が多いのですが、急行は結構飛ばすダイヤで、乗っていてなんだか迫力を感じました。



              新安城駅で豊橋行き特急に乗り換え。やってきたのはリニューアルが施された1000/1200系の1111Fでした。

              「まる乗り1DAYフリーきっぷ」の恩恵にあずかり、ハイデッカーの展望席に乗車。
              外観や内装が変わっても、展望席の楽しさは変わりません。

              【愛知電気鉄道スタンプ設置駅/名古屋本線・豊川線国府駅】

              続いてやってきたのは、名古屋本線と豊川線の乗り換え駅、国府駅です。

              上述の様な条件のため、豊川市内の駅の中でもかなり利便性が高い駅となっています。

              ここには、「愛電」とも呼ばれた「愛知電気鉄道」の社紋をあしらったスタンプが設置されています。
              愛知電気鉄道は現在の常滑線を皮切りに路線網を拡大していった鉄道会社であり、自社線として三河地区においては現在の名古屋本線を開業させ、さらに周辺の中小私鉄を吸収合併して一大勢力を築きあげた鉄道会社です。
              かつては伊奈駅から現在のJR飯田線・小坂井駅への支線もありました。

              なお、現在も名鉄系のタクシー会社に「電タク」こと「愛電交通」という会社がありますが、愛知電気鉄道が合併・解散したのが昭和10年、愛電交通の設立が昭和22年なので、直接の関わりは特に無い模様です。


              続いて3150系の新製車(3168F)に乗車し、最後のスタンプ設置駅を目指します。

              【岡崎電気軌道スタンプ設置駅/名古屋本線・東岡崎駅】

              最後に訪れたスタンプ設置駅は、ここ東岡崎駅です。

              東岡崎駅は岡崎市における名鉄の玄関駅であり、こういう駅名ですがJR岡崎駅よりも岡崎市中心部に近い場所にある駅です。

              ここには「岡崎電気軌道」の社紋をあしらったスタンプが設置されています。
              岡崎電気軌道は、岡崎市で路面電車を運行していた鉄道会社です。
              同社の路線で現存する路線はありませんが、現在でも「電車通り」という道路の通称があったり、廃線跡がつい最近までバス専用道として利用されていたりと、その名残は随所に見受けられます。


              私が東岡崎駅を訪れた際、丁度行われていたイベント「家康行列」が駅前を通過している最中でした。
              別段下調べをした訳でもなくふらっと訪れた訳ですが、思いがけず良い物に出会った気分です。



              そんなこんなで、スタンプコンプリート!

              不注意で新安城駅(碧海電気鉄道)のスタンプを滲ませてしまい、ちょっと気分が萎えましたが全て集めきることができました。


              缶バッジは碧海電気鉄道、三河鉄道、愛知電気鉄道のものをもらいました。
              コインぐらいの、かわいらしいサイズの缶バッジです。


              最後に塗装変更された1700系・1701Fの特急中部国際空港行きに乗車して帰宅。
              乗車前に神宮前駅で撮影した写真も格好良い感じで喜びを感じつつ乗車しました。

              思い返してみれば、新塗装・リニューアル車や新製車によく出会いました。
              名鉄のルーツをめぐりつつ、新時代へ向かって行く車両たちに触れることで、名鉄の過去と今、そして未来への変化を感じる1日となったような気がします。

              今回のスタンプラリーには「in三河」という文言が付けくわえたように書かれていたので、他の地区の名鉄線でも同様のスタンプラリーが行われるのではないか?という期待をしつつ、今回の結びとします。

              他の地域で開催されても絶対行きたいです!!
              鉄道 | 00:01 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
              名鉄3300系新製車 ほか
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                4月3日に名古屋駅の方へ出かけた(ちなみに出かけた理由はアニメ映画「たまゆら 卒業写真」の鑑賞)ついでに、色々と名鉄電車を撮影してきたのでちょこっと紹介します。


                行きがけに3300系3307Fに乗車することができました。

                3307Fは2015年度に製造された編成で、従来の3300系と比べて

                ・行き先表示がフルカラーLED
                ・ドア上部の案内表示が液晶ディスプレイになり内容も多彩に
                ・オールロングシート

                といった違いがあります。

                (聚楽園駅にて撮影)



                系統版付きの6000系にも相次いで遭遇。

                日本モンキーパークで行われる「ドラゴンボール超(スーパー)」と、沿線イベント「豊川参歩(さんぽ)」の系統版が付いた6000系を撮影することができました。

                (いずれも神宮前駅にて撮影)



                最後に春らしい動画を。

                大野町駅前にある「風宮(かぜのみや)神社」の一本桜が丁度よく咲いていたので、通過する特急電車と絡めて撮影してみました。

                今回は出かけたついでだったのでパナソニック「Lumix」のコンデジを使っての撮影でしたが、フルHD動画撮影機能が付いているので動画撮影意欲もわいてきます。

                ちょっとだけですが春らしい動画が撮れて嬉しかったです。
                鉄道 | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                祝 5周年 リニア・鉄道館に行ってきた。
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                  3月20日に、今年5周年を迎えた「JR東海リニア・鉄道館」に行ってきました。
                  ここは5年前の開業間もないころに一度行きましたが、それっきり足を運んでなかったので、久々の来訪となりました。

                  今回は改めて「リニア・鉄道館」について紹介しようと思います。



                  館内に足を踏み入れると、C62型蒸気機関車17号機、955形新幹線高速試験車両「300X」、超電導リニア実験車両がお出迎え。

                  C62-17は蒸気機関車の狭軌最高速度(時速129キロ)を記録した車両、「300X」は電車による世界最高速度(時速443キロ、1996年当時)を記録した車両、超電導リニアはリニアモーターカー世界最高速度(時速581キロ、2003年当時)を記録した車両で、高速化への挑戦に大きな功績を残した車両たちです。
                   


                  奥へ進み、メイン展示スペースへ。
                  こちらは、JR東海の「主力商品」である新幹線をはじめとした車両が展示されています。

                  その一部をご紹介したいと思います。


                  700系新幹線(量産先行車)

                  1997年にデビューし、現在でも東海道・山陽新幹線で活躍しています。その独特な先頭形状は「カモノハシ」に似ていると、デビュー当時話題となりました。
                  完成度の非常に高い車両で、その設計は後継車両のN700系にも大いに生かされています。

                  なお、かつてこの場所には300系新幹線(量産車)が展示されていましたが、700系新幹線と入れ替わりで撤去され、解体されています。


                  300系新幹線(量産先行車)

                  1992年に初代「のぞみ」としてデビューした、300系新幹線の量産先行車です。量産車とはライト、フロントガラス等の形状が異なります。アルミ合金を使った軽量車体構造や時速270キロでの運転など、当時の新幹線のレベルを大きく上げるとともに、現在の新幹線の基礎となる技術が確立された車両です。

                  300系新幹線はデビューから20年となった2012年に全車引退しています。


                  100系新幹線

                  1985年にデビュー。「団子鼻」の0系とは一線を画するシャープなスタイルの他、2階建て車両を連結するなど、豪華な造りも目立つ新幹線です。遠距離恋愛をしている恋人の逢瀬を描いた「シンデレラエクスプレス」のCMでおなじみの車両です。
                  展示車両は先頭車と2階建て車両の2両で、2階建て車両は食堂車のものが保存されています。

                  私たち世代(1990年前後生まれ)だと、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の「ひかり」の車両というメージが強いです。

                  100系新幹線は2003年に東海道新幹線から引退、2012年には先述の300系と共に山陽新幹線からも引退し、その歴史に幕を下ろしました。


                  0系新幹線

                  言わずと知れた「元祖」新幹線(どこでも保存されてるって言っちゃダメ)。「団子鼻」の愛らしいスタイルは今でも新幹線のイメージとして強く定着しており、0系新幹線をモチーフにした案内標識なども未だ数多く存在します。
                  ここには先頭車と中間車の2両が保存されており、中間車は食堂車が保存されています。

                  私たち世代だと、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の「こだま」の車両というイメージが強いです。でもその時期、山陽新幹線には0系の「ウエストひかり」もあったんだよね(そしてその時から「古い0系」が「ひかり」で頑張っている姿に感銘を受けていた私。その頃から懐古趣味だったのか……)。

                  0系新幹線は1999年に東海道新幹線から引退しましたが、山陽新幹線では「こだま」用の短編成がしぶとく生き残り、2008年に全車引退しました。


                  922形電気総合試験車(ドクターイエロー)

                  0系新幹線をベースにした、線路や架線の状態を検査する車両です。黄色い塗装から「ドクターイエロー」と呼ばれ、一般旅客が乗れない事や不定期に走るレアさも相まって人気の高い車両となっていました。
                  保存車では現役時代には通常立ち入れなかった車内に入る事ができ、車内では線路や架線の検査の様子を紹介するビデオプログラムを鑑賞することができます。

                  現在、0系ベースの「ドクターイエロー」は引退し、700系ベースの車両が活躍。初代に倣って黄色く塗装され、「ドクターイエロー」の愛称も引き継がれています。


                  381系特急電車(貫通先頭車)

                  山岳でカーブの多い中央本線を高速化するために投入され、特急「しなの」に使用された特急車で、車体を傾けることでカーブを速く曲がる「振り子」が初搭載された車両です。
                  「振り子」技術の礎を作った功績は大きかったのですが、それにより今までの電車とは違う揺れが発生することで乗り物酔いを誘発する事もあるという課題も浮き彫りにした車両です。


                  381系特急電車(パノラマ車)

                  民営化後に381系を改造したもので、「パノラマしなの」とも呼ばれた車両です。民営化まもないJR各社で比較的よく見られた改造ですが、JR東海はその後登場するキハ85系や383系にも同様の大型前面ガラスをつけた構造を採用し、「ワイドビュー」特急の元になった車両と言えるかもしれません。

                  長らく美濃太田車両区に保存されていた車両を収蔵。

                  後継車両が「パノラマ」ではなく「ワイドビュー」を名乗ったのは、ライバルの名鉄電車が「パノラマ」をキャッチフレーズにしてたからだと言う説あり。

                  なお、この車両は車内に立ち入れないところに保存されています。


                  EF58型電気機関車157号機

                  流線形の優美なスタイルから人気を博した電気機関車です。157号機は主に静岡県を中心に活躍し、民営化後は飯田線のイベント列車「トロッコファミリー号」などの牽引に当たった他、レール輸送車の牽引にも長らく活躍していました。

                  なお、車内に立ち入ることは不可。


                  165系急行電車

                  1960年代に製造された、国鉄急行の標準となった電車です。直流線区で様々な急行電車に使われました。

                  さて、この3月で青森〜札幌間を結ぶ急行「はまなす」が廃止となり、JRの定期急行が消滅します。

                  収蔵された165系は、国鉄・JRの「急行」を後世に伝える役割を担った車両と言うことになりそうだと思います。


                  オヤ31形限界測定車

                  車両に搭載された針を広げ、線路の周囲にある建造物等が車両に接触しないか(限界を超えていないか)検査する車両です。
                  主に線路を新たに敷設した際に活躍しました。

                  針を広げた姿が芸者の髪飾りを連想させたことから「おいらん」とも呼ばれたそうです。

                  当初、針を閉じた格好で保存されていましたが、後に針を開いた状態での展示に変更されています。



                  117系近郊電車(屋外展示)

                  1980年に関西地区で運転を開始した車両で、のちに名古屋近郊エリアにも導入されました。
                  それまでの国鉄中距離電車とは一線を画するスタイルで、老朽化した急行電車が使われていた線区のイメージアップも図られました。

                  名古屋近郊では主に快速電車として長らく活躍していましたが、より高性能な311系や313系が登場すると主力運用から撤退。しかし、混雑時間帯には快速運用も残り、特に夕方の金山始発・快速米原行きは同形式の名物列車となっていました。

                  現在もJR西日本エリアで現役の車両がありますが、JR東海エリアでは全車が引退しています。

                  先頭車2両と中間車1両の計3両が屋外に保存されており、車内は飲食可能エリアとなっています。



                  この他にも、様々な保存車両があるほか、大ジオラマ、運転シミュレーター、収蔵資料の展示等もあります。
                  特にメイン展示スペースの保存車両はかなり車両に近づけます。普段見られない角度からの鉄道車両は一見の価値ありです。

                   

                  鉄道 | 21:20 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  コンデジ購入&犬山線で試し撮り
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                    先日、新しいコンデジを購入しました。それがこちら。


                    今回購入したのはパナソニックの「LUMIX TZ57」というカメラです。

                    近年、このような形状でマニュアルモードのあるコンデジのズーム高倍率化、そして高価格化が進む中、程良いズーム倍率と価格であったことから購入を決断しました。

                    ホンキの撮影の時は、富士フィルムの高倍率機「HS50EXR」を使いますが、これが少々かさばるカメラなので、この「TZ57」は買い物やお出かけついでに持って行くカメラという位置づけで使うつもりです。

                    2月27日に用事で犬山の方に出かける事があったので、色々と試し撮りしてきました。


                    名鉄・地下鉄鶴舞線直通の100系 岩倉駅にて


                    名鉄小牧線・地下鉄上飯田線直通の300系 犬山駅にて
                    地下鉄直通車両が撮れるのは犬山線の魅力の一つ。


                    犬山駅に並ぶ電車たち。
                    線路が4方向に分岐する犬山駅は、この地域におけるターミナル駅です。


                    受験生応援のラッピング電車「さくらトレイン」にも遭遇!
                    今年は3700系3702Fにラッピングが施され、そのデザインはかつてパノラマカーの特急仕様車に見られた「白帯」のようだ、と一部で話題になっています。


                    「さくらトレイン」の後方には3150系の新塗装車が。
                    塗装変更がなされた3150系3152Fが連結されていました。


                     

                    「さくらトレイン」発車の様子は動画で撮影。
                    これまで使っていたコンデジはFHD動画の撮影ができませんでしたので、大きな進歩。
                    新しいコンデジが欲しいと思った動機のひとつが、動画撮影機能だったりもします。

                    と言った感じで、試し撮りをしてきました。

                    実際に使ってみたところ、店頭で確認した通りマニュアルモードの操作性は実際の撮影時でも難なく行けるかな、と言う感じです。
                    画質については、「大きく撮って小さく見せる」というように使えば行けそうな感じです。撮影素子(センサーサイズ)が以前使っていたコンデジより少し小さいので、ある程度はやむなし。

                    まだまだ使い始めたばかりなので、もっと踏み込んだ使用感や画の感じはこれからですね。
                    鉄道 | 00:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    あの頃の電車にも会える・・・ 路面電車の走る街・豊橋
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                      10月12日に、愛知県東部の主要都市・豊橋市に行って来ました。



                      名鉄特急に乗って、豊橋駅にやってきました。
                      名鉄はJR豊橋駅の3番線に発着し、駅名標もJR仕様のものが設置されています。

                      豊橋駅自体は、夏の旅行の際に新幹線→名鉄の乗り換えで利用しましたが、街中へ出るのは久しぶりです。

                      さて、豊橋市内には豊橋鉄道の路面電車の路線が敷設されており、岐阜の路面電車無き今となっては、東海地方で唯一路面電車が走る街となっています。

                      その路線は、JR豊橋駅・豊橋鉄道(渥美線)新豊橋駅の前にある「駅前」電停を起点に、市役所や競輪場の近くを経由しながら赤岩口電停へ至る本線と、途中井原電停から分岐する運動公園前電停へ至る支線があります。

                      今回は、路面電車の一日乗車券を使って、路面電車に乗ったり降りたり、歩いたり撮ったりしながら路面電車の走る街・豊橋を楽しんできました。


                      最初に乗ったのはこの電車、780形「メガワールド」ラッピング車両です。
                      「メガワールド」とは豊橋市内の眼鏡屋です。
                      (駅前電停にて撮影)

                      この780形は元々名鉄岐阜市内線・揖斐線で走っていた車両ですが、同線の廃止後に全車が豊橋鉄道に移籍しています。
                      豊橋鉄道の路面電車のほとんどは、他社から譲渡・移籍してきた車両たちです。


                      終点の赤岩口電停近くには路面電車の車庫(赤岩口分区)があり、その様子は電停付近の敷地外からも見ることができます。
                      この日、見える位置に止まっていた車両たちはこちら。


                      3200形3201号「ブラックサンダー」ラッピング車両

                      3200形は名鉄美濃町線で活躍していたモ580形が移籍・改番されたものです。
                      3201号には有楽製菓のチョコ菓子「ブラックサンダー」のラッピングが施されています。


                      780形783号「ADVAN」ラッピング車両

                      建屋内に引き込まれていたこの車両は、横浜ゴムが展開するブランド「ADVAN」のラッピングが施されています。


                      3500形3503号「吉田商会」ラッピング車両

                      3500形は都電7000形が譲渡・改番された車両です。
                      今では貴重な「つりかけ駆動」方式で、ドアが閉まった際には「チンチン」というベルが車内に鳴り響く、モダンな見た目に反して懐かしい空気の漂う車両です。


                      780形781号「豊橋信用金庫」ラッピング車両

                      愛知県にはなぜか「豊」の付く地名が多く、「とよしん」は2つあります。
                      1つがこの「豊橋信用金庫」でもう1つは「豊田信用金庫」です。

                      なお、他に「豊川信用金庫」というものもありますが、こちらは「かわしん」という略称を採用しています。


                      3100形3102号

                      3100形は名古屋市電1400形が譲渡・改番されたもので、名古屋市電最後の生き残りです。

                      この時は仕様休止中の札がかけられていましたが、夏の「ビール電車」や冬の「おでんしゃ」(おでんとお酒を楽しむ電車)などのイベント車両として使われることがあります。

                      ※車両基地の写真はいずれも敷地外よりズーム撮影


                      なお、車両基地の奥に元名鉄美濃町線の800形が居ましたが、残念ながら車両の陰に隠れており、撮影できませんでした。
                      代わりに過去に豊橋を訪れた際に撮った写真を掲載します(2009年、駅前電停にて撮影)。

                      おまけ

                      赤岩口電停前には五叉路の信号交差点があり、別角度からの誤認を防ぐため、偏光レンズを用いた信号機が使用されていました。
                      この信号機は正面やそれに近い角度だと色が見えますが、横や斜めからだと偏光レンズの効果で消灯しているように見えます。

                      この信号機は電車通りに設置されており、路面電車もこの偏光レンズの信号に従って走っていました。


                      さて、他社からの譲渡・移籍車両の目立つ豊橋鉄道ですが、2008年に自社発注の新型車両を導入しました。
                      ちなみに豊橋鉄道が自社発注を行うのは、大正14年(1925年)以来、実に83年ぶりだったそうです。

                      それがこちら、「ほっトラム」ことT1000形です。

                      (赤岩口電停にて撮影)


                      「ほっトラム」ことT1000形は、路面電車車両メーカーとして有名な「アルナ車両」が開発した低床車両「リトルダンサー」を豊橋鉄道向けにしたものです。

                      その特徴はこれまでにない低床構造を実現したことで、次代を担う路面電車にふさわしいバリアフリー構造になっていることです。

                      また、3両編成を組んで運転されていますが、その中間車は両方の先頭車に支えられ、台車の無い「フローティング構造」(つまり浮いてる)と言う点も、特徴の一つとなっています。

                      外装・内装とも近未来的な感じに仕上がっていますが、T1000形の車内にはベルが設置されており、ドアが閉まると「チンチン」というベルの音が車内に鳴り響き、一気にレトロな雰囲気に。そのギャップも、またこの車両の魅力だったりします。

                      (駅前電停付近にて撮影)



                      この日は来る10月17・18日に開催される「豊橋まつり」をPRするための「花電車」も運転されていました。

                      「花電車」は3200形3203号に色とりどりの造花を装飾してあります。

                      (いずれも駅前電停にて撮影)

                      それではここから、路面電車に乗ったり降りたりしながら撮った写真を紹介して行こうと思います。
                      (カッコ内は撮影地)


                      日本一急なカーブを曲がる3500形3502号「ヤマサのちくわ」。

                      井原電停から運動公園前方面に分岐するカーブは、日本の鉄道で最も急なカーブです。
                      (井原電停)


                      競輪場前電停前にある市内線営業所と、脇の留置線で休む路面電車。
                      (競輪場前電停)



                      この日は780形785号「三河ダイハツ」と3200形3202号「豊橋競輪」がお休み中でした。
                      (いずれも競輪場前電停付近)


                      秋晴れの電停に停車する780形782号「カスタムハウジングコーポレーション」
                      (競輪場前電停)


                      秋晴れの街を走る3500形3504号「県民共済」。
                      (競輪場前電停)


                      石畳の坂道を走る路面電車。
                      (いずれも前畑電停〜東田坂上電停間)


                      石畳の坂道ですれ違う花電車と780型784号「日本通運」。
                      (前畑電停)


                      センターポールに彩られた街をゆく花電車。
                      (札木電停)


                      交差点の急カーブを曲がる780形788号「日の丸薬局」を歩道橋上から
                      (札木電停〜市役所前電停間)


                      車の波に揉まれながら交差点に進入する3500形3502号「ヤマサのちくわ」。
                      (札木電停〜市役所前電停間)

                      おまけ

                      豊橋市役所前にある、豊橋市公会堂。

                      風格を感じる特徴的な建物だったので、ついカメラが向きました。

                      乗って楽しい、撮って楽しい、路面電車の走る街。
                      秋晴れの空のもと、豊橋の街を楽しんだ一日となりました。

                      鉄道 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |



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