ちたんな日々

知多半島出身、現在西三河在住。乗り物成分多めです。
ごゆるりと、お付き合いくださいませ。
広島旅行 その3 始まりの鐘が鳴る 広島電鉄
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    今回のサブタイトルは広島カープの応援歌(廣瀬選手、その後菊池選手の応援歌のファンファーレ)の歌詞からもじってみました。

    本当の歌詞は「広島伝説」です。

     

    というわけで、広島電鉄を中心に広島市内を巡った3日目の様子をご紹介します。

     

    【8月18日】

    朝の広島駅前。さっそく広島電鉄(広電)の路面電車に乗り込みます。

    今日は広電の乗り潰し兼市内巡りをします。

     

    でもその前に訪れた場所がこちら。

     

    原爆ドーム。

    広島市で特に有名な場所の一つであり、負の遺産でもあります。

     

    テレビ番組などの映像では何度も目にしたことのある原爆ドームですが、実際に近寄ってみると建物の傷跡が生々しく、原爆の衝撃を思い知らされます。映像と実物は違いますね。

     

     

    川の対岸には、同じ場所で撮られた、健在だった頃の「広島県産業奨励館」(原爆ドームの元々の名前)の写真が掲載された解説資料があります。

     

    近づいて見た傷跡の生々しさもそうですが、こうして健在だった頃の姿と見比べることでも、いかにこの建物が破壊されたかがとてもよく分かります。

     

    昨日の大和ミュージアムに続き、戦争について考えさせられる場所でした。

     

    重たい出だしとなりましたが、広電乗り鉄を再開。初日に宮島口〜広島駅間に乗車したので、その他の市内線各線に乗車します。

     

    丁度、原爆ドーム前電停にやってきた電車が「6号線(系統番号)」江波行きだったので、まずはそれに乗って江波電停へ。

     

    江波電停前には「江波車庫」があり、電車や乗務員さんが次の運転に向けて待機していました。

     

    続いて、「8号線」横川(よこがわ)駅行きに乗車し、終点の横川駅電停へ。車両は元京都市電でした。

    広電は自社で導入した車両の他、路線が廃止になったりした路面電車の車両も運行しており、ファンからは「動く路面電車博物館」とも称されています。

     

    この電停はJR山陽本線・横川駅と接続する電停です。群馬県にあるJR信越本線「横川駅」と漢字は同じですが、広島の方は「よこ【が】わ」、群馬の方は「よこ【か】わ」と、読み方が異なります。

     

    ちなみにこの時、広島県出身の人気お笑いコンビ「アンガールズ」がここ横川駅前でRCC中国放送の番組収録?を行っていました。

     

     

    続いて、「7号線」広電本社前(略称:広電前)行きの電車に乗車。こちらの電車は元大阪市電です。

    この後、紙屋町・本通のデルタ区間を乗り潰すため、ちょっと複雑?な乗り換えをしました。

     

    行先から先に言うと、八丁堀電停に行きたかった訳なので、「7号線」に乗った場合、「紙屋町西」電停で乗り換えるのが普通です。

    でもそれだと、紙屋町西〜本通間の乗り鉄ができないので、あえて7号線で「本通」電停まで乗り、横断歩道や「シャレオ」という地下街を経由して徒歩で「紙屋町東」電停へ行きました(紙屋町東〜本通間は後で乗るの予定があるのと、紙屋町東〜紙屋町西間は既に乗車済みだったので)。

     

    実は、「デルタ区間の乗り鉄」って言っても、交差点にあるポイントレールの通過方向程度の違いなんですけどね。

    でも路線図に書いてある以上、こだわっちゃうのが乗り鉄の性(だと思う)。

     

    八丁堀電停からは「9号線」の「白島(はくしま)線」区間に乗車。ぱっと見「白鳥(はくちょう)」に見えましたが、よく考えたらJRやアストラムラインに「新白島(しんはくしま)」という駅もありますね。

     

    往路と復路で乗る電車を変え、白島行きは元京都市電、八丁堀行きは元大阪市電に乗りました。

     

    八丁堀電停から「1号線」広島港(宇品)行きに乗り、広島港(宇品)電停へ。

     

    途中、「中電前」という電停があり、愛知県民の私は思わず「中部電力」を連想しましたがここは広島県。「中国電力」前の電停でした。

     

    広島港に着いたところで、昼時を迎えたので、電停を降りてすぐの場所にあるフェリー乗り場の食堂で昼食を食べました。

     

     

    折角なので、開放されていたフェリーターミナル3階バルコニーから周辺の風景を撮影。

    瀬戸内の穏やかな海が広がります。

     

    反対側の風景。路面電車の電停や、「広島みなと公園」が目の前に見えます。

    遠くにはビルも見え、やっぱり広島市は大きな街だなぁ、と実感します。

     

    再び広島港(宇品)電停へ。

    写真の電車の後ろに止まっていた「5号線」の比治山下経由広島駅行きに乗車し、広電全線完乗!

     

    でも、まだ時間が余っていたので、もう少し広電を楽しむことにしました。

     

    一旦JRで西広島駅へ移動し、広電西広島(己斐)電停へ徒歩移動。

     

    ここからは、「動く路面電車博物館」をより体感すべく、広電の古い電車に乗りまくることにしました。

    西広島(己斐)に来た理由は、先ほどの乗り鉄の最中に、西広島(己斐)や広電前、宇品二丁目を発着する系統で古い電車を多く見かけたからです。

     

    まずは3号線・宇品二丁目行きのこの電車に乗車。1956年製造の元神戸市電です。

     

    この電車は広電本社前(広電前)電停で下車し、次の古い電車を待ちます。

     

    続いて乗車したのがこちらの電車。他社からの譲渡車ではなく、1958年製造の広電生え抜きの電車です。

    かつては宮島口方面へも運転されていましたが、現在は市内区間でのみ運転されています。

     

    この電車には広電前から宇品二丁目まで乗車。

     

    そして、今日乗った電車の中で一番製造年が古いのがこちら。元神戸市電の車両で、1960年に改造を受けていますが、製造は1926年、なんと大正15年です(昭和元年は年の瀬1週間しか無かったのでまず高確率で……)。

     

    調べてみると、広電で通常の営業運転に入る車両の中で、一番製造年が古いようです。

     

    1926年製造の車両と言えば、かつて名鉄の岐阜市内線や揖斐線、美濃町線で運転されたモ510形を思い出します。

    こちらの車両は12年前の路線廃止と共に引退しましたが、これと同期の車両が現役で日常的に走っているとは……。

     

    「動く路面電車博物館」の異名は伊達ではないですね。

     

    この辺で時間が時間になってきたので、広島駅へ行き、新幹線で愛知県へ帰りました。

     

    これにて2泊3日に渡る広島旅行は無事終了。

     

    アニメの舞台や街並み、そして何より鉄道を楽しみつつも、時々戦争や平和について考える旅行となりました。

     

    旅行 | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    広島旅行 その2 呉線とアニメーション
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      今回のサブタイトル、英語っぽくないですか?

      crescent animation

      てな感じで。

       

      crescentは三日月という意味らしいですけど。

       

      と言う訳で旅行2日目の様子をご紹介します。

       

      【8月17日】

      この日は呉線の完乗と、呉線沿線にあるアニメの舞台である竹原、呉へ行きました。

       

      出発前に広島駅で可部線・あき亀山行きの電車を撮影。黄色一色に塗られた国鉄型車両、115系です。

       

      可部線は今年春、いったん廃止された区間(可部〜三段峡間)のうち、可部〜あき亀山間が「復活」したことで話題を呼んだ路線です。

       

      終点の「あき亀山」という駅名は、三重県の亀山駅との重複を避け、かつ廃止前にあった「安芸亀山」駅との重複を避けるため、平仮名の「あき」が頭に付いています。でも平仮名の「あき」って後ろに「竹城」って付きそうに見えるんだよなぁ……。

       

      さて、呉線全線乗車の目的を果たすため、まずは広島駅から山陽本線の普通電車に乗車し、三原駅へ。

      乗車したのは昨日に引き続き新型の227系「Red Wing」です。

       

      途中、瀬野〜八本松間は急勾配の連続する山越えの難所、通称「セノハチ(瀬野八)」と呼ばれる場所があります。

      国鉄時代より、電車列車はこの区間を機関車による補助なしで走破出来るようになっていましたが、227系設計に当たってもこの区間は考慮され、動力性能はもちろん、下り勾配での加速を抑える「抑速ブレーキ」を備え、この区間の通過には支障がありません。

       

      さて、この三原駅で呉線に乗り換えるのですが、通路の案内看板に気になるものがあったのでちょっと撮影。

      新幹線のピクトグラムが100系ですね。2012年の引退から今年で5年。いつまでこの看板を使ってくれるのかな?

       

      通路を抜け、呉線の広行きに乗車。念のため言っておきますが、「広島行き」の略ではありません。まったく別の駅です。

       

      車両はまた227系「Red Wing」でした。

       

      呉線は海沿いを走る区間の多い路線で、車窓からは瀬戸内海の風景がよく見えます。

       

      竹原市にある竹原駅に到着。いったん下車し、市内観光へ向かいます。

      ここ竹原市は「安芸の小京都」と呼ばれる場所で、古い町並みを保存した街並み保存区などの観光名所があります。

       

      「た」だけ聞いて「忠海(ただのうみ)」駅で降りてしまうというヘマはしませんでした(アニメネタ)。

       

      そんな竹原市は、OVA、テレビ、映画でストーリーが展開されたアニメ作品「たまゆら」の舞台となった場所です。

      駅前にある観光案内所にはこんな大看板が掲げられています。

       

      竹原駅舎前の「おかえりなさい」の文字。「たまゆら」作中でもたびたび登場しています。

       

      竹原駅から街並み保存区へ向かう途中にある「道の駅たけはら」にて。

      屋外自販機コーナーのところにも「たまゆら」の絵が描いてありました。

       

      「本川」沿い、街並み保存区にほど近い場所にある「日の丸写真館」(跡)。

       

      「たまゆら」作中では、フィルムカメラ(ローライ35S)を愛用する主人公がフィルムの現像やカメラの修理などでたびたび訪れる行きつけの店として描かれていました。

      (高校生があれだけの頻度で銀塩写真を撮っていて、フィルム代や現像代は足りたのだろうかとちょっと心配になった)

       

      現在、ここで写真館は営業していませんが(別店舗で営業している模様)、建物に歴史的価値が認められ、2014年に国登録有形文化財に指定されています。

       

      いよいよ街並み保存区へ。レトロな建物と石畳の道路が雰囲気を盛り上げます。

       

      街並み保存区の中にあるお寺、西方寺。長い石段があります。

      「たまゆら」劇中でもたびたび登場しています。観光案内所の看板に描いてある階段はこれですね。

       

      石段の上から街並み保存区を見下ろしたところ。

       

      石段のさらに上には「普明閣」という建造物があります。ここも「たまゆら」作中に登場しています。

      高いところにあるので、竹原市内が広く見渡せます。

       

      普明閣からの眺望。

      上の写真は北西側(朝日山方向)、下の写真は南西側(竹原駅方向)を撮ったものです。

       

      続いて、細くて急な坂道の参道を登った先にある「かかえ地蔵」。

      抱えた時に思ったより軽かったら願いがかなう、と言われていますが、周辺が工事中だったので写真を撮るだけにとどめました。

       

      こちらは「たまゆら」ではなく、NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」のモデルとなった、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝と妻リタの銅像です。

       

      ここ竹原は竹鶴政孝の出身地でもあり、生家の「竹鶴酒造」は現在も操業を続けています(内部は通常非公開)。

       

      ひととおり竹原市内観光を終え、竹原駅へ戻ると、ちょうど観光列車「瀬戸内マリンビュー」の三原行きが竹原駅に着くところでした。

       

      竹原駅出発シーンは動画で撮影しました。

       

      「瀬戸内マリンビュー」を見送った後は、105系の普通広行き、広駅から227系快速「安芸路ライナー」広島行きと乗継いで、呉駅へやってきました。

       

      後述しますが、ここ呉市は戦艦「大和」ゆかりの地で、それにちなんで呉駅の電車接近メロディーが「宇宙戦艦ヤマト」になっています。

       

      呉市はかつて軍港の街として栄え、戦後は港湾と工業を中心とした都市として歩みを進めてきました。

       

      今回は細かい舞台探訪はしていませんが、ここ呉市は昨年公開されたアニメ映画「この世界の片隅に」の舞台の一つで、主人公「すずさん」の嫁ぎ先として登場します。

       

      今回の呉市訪問は「大和ミュージアム」こと「呉市海事歴科学館」の見学が中心となりました。

       

      この資料館は、ここ呉で建造された戦艦「大和」に関する資料が多く収蔵されている他、海軍の街として栄えた呉の歴史と戦争の記録、そして戦後復興に関する資料も数多く展示されています。

       

      大型戦艦「大和」の華やかさに目が行きがちな資料館ですが、やはり大和、そして呉の歴史を語る上で「戦争」は避けて通れず、軍事と戦争、戦後復興などの資料は色々と考えさせられるものがありました。

       

      展示の目玉は何と言っても、戦艦「大和」の1/10模型です。実物の全長が263mある戦艦「大和」はこのスケールでも26.3mの全長となり、いかに大きな戦艦であったかがよく分かります。

       

      写真は艦後方からの撮影。

       

      別の資料室にはゼロ戦も保存展示されていました。

       

      今回は呉市の色々な場所を見て回れなかったので、次回はもっと時間をかけて巡ってみたいと思います。

       

      「大和ミュージアム」見学後は、三原から折り返してきた「瀬戸内マリンビュー」の広島行きに乗って広島駅へ戻りました。

      その名前が示すように、呉線が誇る海沿いの風景が楽しめるように海側に大きな窓が配置されている車両でした。

       

      これにて旅行2日目は無事終了。3日目は広電の市内線を中心に、広島市を巡ります。

       

      つづく

       

       

      旅行 | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      広島旅行 その1 夏に行っても「あき」の宮島
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        ツイッターでもつぶやきましたが、8月16〜18日に広島旅行に行ってきたので、その時の様子をお伝えしようと思います。

        今回は1日目です。

         

        【8月16日】

        名古屋から新幹線で約2時間半。広島駅にやってきました。

         

        今回はJR西日本が発売(先月、米原駅まで行ったのは発売駅の事情から)する「宮島・瀬戸内ぐるりんきっぷ」を利用して、2泊3日の広島旅行です。

         

        この切符では、JRの山陽本線・三原〜広島〜宮島口〜岩国〜川西間、呉線全線、宮島航路に加え、瀬戸内シーライン(船舶)、広電(広島電鉄)の鉄道軌道線もフリーエリアに入ります。

         

         

        旅行初日は厳島神社のある、宮島(厳島)へ行ってきました。

         

        まずはJR山陽本線で宮島口駅へ向かいます。乗った車両は昨年広島地区に導入された新型車両、227系です。

         

        長らく、広島エリアのJR在来線は国鉄時代の車両ばかりが使われ、ファンからは「國鐡廣島」(わざと旧字)と呼ばれたりしていましたが、そんなこのエリアに満を持して導入された新型車がこの227系です。

         

        「広島らしさ」の表現として、もみじ、厳島神社の大鳥居、広島カープに由来する「赤」をイメージカラーに設定し、「Red Wing」という愛称が付けられています。ちなみにLED行先表示機には広島カープのキャラクター「カープ坊や」の設定があるそうで、昨年のカープ優勝時に表示されたとのこと。

         

        日英二ヶ国語に対応した自動放送装置も搭載されており、途中「宮内串戸」駅のアナウンスでは英語のみ「宮島口は3つ目の駅です」という放送も(宮内串戸、阿品、宮島口の順)。おそらく「みや」だけ聞いて宮島口と間違えた人が、過去それなりの数いたようですね。

         

        宮島口駅に到着。船着き場(宮島口桟橋)は少し離れた場所にあります。

         

        広島駅〜宮島駅〜宮島間の輸送はJRと広電(広島電鉄)がライバル争いを繰り広げており、ほぼ並行して路線があります。

        所用時間はJRに軍配が上がりますが、運賃は広電の方が安いです。

         

        こちらが船着き場、宮島口桟橋。

         

        宮島口〜宮島間の船舶航路は、JRの宮島航路の他、広電グループの「松大汽船」も運航しています(松大汽船は隣の船着き場に発着)。なお、こちらの運賃は両社同額です。

         

        また、JRの宮島航路は現存唯一の鉄道連絡船です。かつては青函連絡船や宇高連絡船など、沢山の鉄道連絡船が国鉄にありましたが、トンネルが貫通したり、橋がかかったりして次々と姿を消していきました。

         

        JR宮島航路の船舶です。小ぶりな船体ですがカーフェリーで、乗用車を数台積載できます。

         

        列車の様に前後両方向に進むことが可能で、ドーンと頭から接岸し、出港時はそのまま逆方向に進めばOKです。

         

        この構造により、海上の広い場所で方向転換をする手間がありませんし、積載した自動車もバックしたり方向転換したりせず、積んだそのままの向きで下船出来るので、効率の良い運航ができると言う訳です。その分操舵設備が2つ要りますけどね。

         

        こちらは松大汽船の船です。JRと同様に、前後両方向に進める小ぶりなカーフェリーです。

        赤を中心としたJRの塗装に対し、こちらは船体下部の水色がアクセントとなった塗装が特徴的です。

         

        出港直後の宮島桟橋。広電の宣伝文句がよく目立ちます。

         

        沖合には牡蠣(カキ)の養殖イカダもありました。広島県は牡蠣の産地としても有名ですね。

         

        厳島神社の大鳥居、宮島はもうすぐ。

         

        宮島に到着しました。この航路の所要時間は約10分と、景色を見ていたらあっという間に到着します。

         

        島内には野生の鹿が生息しています。

         

        お顔のアップ。

         

        JR宮島フェリーと鹿のコラボ。

         

         

        石造りの鳥居が見えてきました。いよいよ厳島神社です。

        なお、神社の境内に入るには参拝料が必要ですが、今回はフリー切符の特典で境内へ入りました。

         

        大舞台から見る大鳥居。

         

        境内の写真はあまり撮っていませんが、この橋は印象的だったので思わず撮りました。

         

        島内は全体的に観光地的な趣で、様々な土産物屋や旅館などが立ち並んでいます。

        一般住民の方の住まいもあり、消防署、交番、郵便局などもあります。

         

        散策中に見つけたロープウエーのりばへの案内看板。

        「ときどき走って」の表記に思わず笑ってしまいました。

         

        五重塔と言えば京都が大変有名ですが、宮島にもあります。

        こちらは赤い色がふんだんに使われ、いかにもこの島らしい雰囲気の五重塔だと思います。

         

        一通り島内を巡り、再び本土・宮島口へ。今度は広電に乗って広島駅へ戻ります。

        広電宮島口駅とJR宮島口駅もまた、少し離れた場所にあります。

         

        初めての広電は「グリーンムーバー」と呼ばれる5000型低床連接電車です。

        ドイツ・シーメンス社製造の車両で、同社初の完全低床電車でもあります。

         

        広電宮島口駅から広電西広島(己斐<こい>)駅までの間は専用軌道を走り、最高速度は時速60キロと、小さな車体で結構飛ばします。昔の名鉄揖斐線を思い出しました。

         

        広電西広島(己斐)駅から先は道路上を走る併用軌道、つまり路面電車の状態となり、時々赤信号に引っ掛かりながら市街地をゆったりと走りました。

         

        広島駅に無事到着。

        駅前の電停は次々と電車が到着しては発車して行き、見ていて飽きませんでした。

         

        ひとまずこの日のスケジュールは無事終了。広島駅近くの宿に宿泊しました。

         

        つづく

         

         

        旅行 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        北海道新幹線開業記念 青森&函館旅行 その3
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          今回は旅行3日目の様子を紹介します。

           

          おはようございます。1月4日朝の青森ベイブリッジです。

           

          旅行最終日となるこの日は、青森市内の観光と津軽線の乗り鉄をしてきました。

           

          まず最初に「ねぶたの家 ワ・ラッセ」を見学です。

           

          青森を代表するお祭りである「ねぶた祭り」に関する資料館で、ねぶたの実物などが展示されています。

           

          館内に足を踏み入れると、早速「ねぶた」がお出迎え。ここから先は有料展示エリアになります。

           

          有料展示エリアには、実際にねぶた祭りで披露された「ねぶた」が展示されています。

           

          「ねぶた」の題材となるのは歴史上の出来事や伝説・伝承などが多く、歌舞伎役者の様な勇猛果敢な姿で作られているのが特徴です。

           

          この展示スペースは照明を暗めにしてあり、カラフルで勇敢な「ねぶた」が幻想的に浮かび上がる空間となっています。

           

          こちらは「ねぶた」の仕組みを解説するコーナーです。

           

          元々は竹ひごを骨組みに和紙を貼り、中でろうそくを焚いて提灯のように光らせていた「ねぶた」ですが、時代と共に技術革新を取り入れ、現在は骨組みに針金、照明には電球やLEDを用いて引火の危険性が減少したことから、多種多様な「ねぶた」の形が作られるようになったそうです。

           

          今まで「ねぶた祭り」というワードぐらいしか知らず、詳しい内容まではあまり頭に入っていなかったので、大変勉強になる施設見学でした。

           

          「ねぶた」見学の次は乗り鉄。

          今回はJR津軽線に乗ります。まずは青森駅で蟹田行き普通列車に乗車。車両は701系です。

           

          JR津軽線は、青森駅と津軽半島北部にある三厩(みんまや)駅を結ぶ路線です。

          かつては途中まで青函トンネルを通る特急列車が通過していましたが、北海道新幹線開業に伴い廃止されています。

           

          蟹田駅に到着。三厩行きに乗り換えます。

           

          北海道新幹線開通前の青春18きっぷでは、蟹田〜木古内間で特急自由席を利用できるという特例があったことを思い出します。

           

          ここまでは701系という「電車」で来ましたが、この先は非電化区間があるため、キハ48+キハ40の「気動車(ディーゼルカー)」で行きます。

           

          中小国駅〜大平(おおだい)駅間にある「新中小国信号場」通過中の様子。

          三厩方面の津軽線と、青函トンネル方面の海峡線が分岐する信号場で、津軽線の電化区間はここまでです。

           

          先述のとおり、かつてはここから特急列車が青函トンネル方面へ分岐して行きました。

          現在、海峡線を走行する定期旅客列車はありませんが、貨物列車が日常的に通過する他、稀に団体列車が通過することがあります。

           

          途中にある津軽二股駅は、北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅と隣接しており、乗り換えが可能です。

          ただし、津軽二股・奥津軽いまべつ両駅は運賃計算上「別の駅」として扱われるため、ここで乗り換えを行う場合は一旦運賃計算が打ち切られます。

           

          また、「青春18きっぷ」にて「北海道新幹線オプション券」を利用する際の。青森県側の新幹線・在来線乗り換え駅がここに設定されています(北海道側は木古内駅)。

           

          このほか、津軽鉄道・津軽中里駅へのバス路線もあります。

           

          終点の三厩駅に到着。

          「三厩」という漢字で「みんまや」と読む、難読駅の一つです。

           

          津軽半島最北端のこの駅。ホームの先には車庫と山。果てに来た感じがする駅です。

           

          ちなみに本州最北の駅は青森県のもう一つの半島、下北半島の方にあります。

           

          三厩駅の駅舎。比較的新しい建物ですが、木材を使った部分に温かみを感じます。

           

          このあと、同じ車両で運転される青森行きで折り返し、青森駅に到着。

          青森駅到着前の放送で「この列車が弘前行き普通になります」というアナウンスが流れ、手持ちの時刻表を見ていると、「送り込み運用」に気付きました。

           

          今回津軽線で乗車したキハ40+48の所属は「秋田車両センター(秋アキ)」です。そのため、検査や修繕のために秋田方面〜津軽線の出し入れをどこかで行う必要があります。

           

          青森駅から弘前・秋田方面の奥羽本線は電化されており、大半の列車が電車で運転されていますが、よーく見ると気動車列車(列車番号末尾にDが付く)が弘前〜青森間で上下一本ずつ設定されていました。

           

          これを津軽線のダイヤと照らし合わせるとこんな車両運用が見えてきます。

           

          弘前11:35-【奥羽本線普通649D】→青森12:27・13:06-【津軽線普通335D】→三厩14:33

          (翌日まで蟹田〜三厩間折り返し運用)

          三厩12:50-【津軽線普通336D】→青森14:23・14:44-【奥羽本線普通662D】→弘前15:36

           

          弘前以遠の運用までは追えませんでしたが、これで最低2編成を使って秋田方面〜津軽線を出し入れできる都合になります。

          車両運用も面白い。

           

          さて続いては、青森駅近くに係留してある「青函連絡船 メモリアルシップ八甲田丸」を見学します。

           

          かつて国鉄(晩年はJR北海道)が運航し、青函トンネルの開業でその役割を終えた青函連絡船のうちの1隻で、現在は青函連絡船にまつわる資料館になっています。

           

          昨年のブログで触れていますが、北海道・函館にもう1隻、「摩周丸」という青函連絡船があり、こちらも同様に資料館となっています。

           

          船内に入り最初の展示コーナーは「青函ワールド」と呼ばれる展示で、昭30年代ごろに使われた物などを展示しています。

           

          時刻表、看板など、駅や鉄道に関する物も展示されていました。

           

          こちらはグリーン船室を使ったビデオシアターです。運航当時の「グリーン椅子席」がそのままシアターの椅子として使われています。

           

          鉄道関連の展示コーナー。やはり「鉄道連絡船」でしたので、鉄道に関する資料は外せません。

           

          模型や時刻表の他、国鉄特急エンブレム、駅案内看板などの実物の展示もありました。

           

          こちらは寝台室。入口に透明アクリル板が設置されていて中に入ることはできません。

          寝台の構造は、ブルートレインなどに設置されていた「開放B寝台」に近い感じの2段ベッドです。

           

          寝台上にある毛布は、船員たちによる伝統芸「飾り毛布」の一部の形が再現されています。

           

          各種切符の展示コーナー。

          「乗船名簿はここでお書きください」という看板がありますが、肝心の乗船名簿が置いてありません(笑)。

           

          通常の切符類。

          昨年見学した「摩周丸」の記事でも触れましたが、鉄道連絡船と言うことで鉄道切符と同様の体裁をとる切符もあります。

           

          記念きっぷ。

          昭和時代の「海の記念日記念きっぷ」なるものもあります。

           

          現在7月第3月曜日に指定されている祝日「海の日」は、祝日に制定される遥か以前から「海の記念日」という形で存在していたことをここで知りました。

           

          ちょっと話がそれますが、海の日は1995年に祝日化され、2003年からいわゆる「ハッピーマンデー」になったのですが、その初年である2003年の海の日が「7月21日」だったため、20日(日)が海の日、21日(月)が振り替え休日と勘違いする人も多かったようです(私も最初は印刷ミスかと思いました)。

          なので、事実上ハッピーマンデー化されたのは2004年以降と言うこともできるかもしれませんね。

           

          操舵室。

          操舵に使う機器類がそのままの形で保存されており、今にも船を動かせそうな錯覚に陥ります(もちろん、動かないのがお約束)。

           

          なお、制服を着て受話器を持っているのは人間ではなく人形です。

           

          操舵室は高いところにあるので眺望が良く、青森港に出入りする船も良く見えます。

          こちらはオイルタンカー「近竜丸」と津軽海峡フェリー。

           

          青森港〜下北半島方面を結ぶ高速船「ポーラスター」。

           

          そして、舳先のカモメでした(森本レオ風)。

           

          無線通信室。

          函館の「摩周丸」ではモールス信号体験コーナーが設けられていたりしましたが、「八甲田丸」では立ち入り禁止エリアになっていました。

           

          室内では、昭和63年(1988年)3月11日〜13日の無線交信を録音した音声が流されていました。これは、青函連絡船最後の3日間に当たります。

           

          船内に設置されたエレベーターで下り、車両甲板にやってきました。

          「摩周丸」では立ち入りのできない場所でしたが、「八甲田丸」では公開されています。

           

          最初の方は「青森ベイブリッジ」に使用されている部品などの紹介でしたが、正直建築部品は門外漢なのでさっぱり。

           

          鉄道ファン的には、この鉄筋の名前にちょっとそそられましたが。

           

          奥へ進むと鉄道用の連結器が。

           

          海上を航行する船舶である以上、波による揺れは避けることができないので、ここに積載した車両を連結することでしっかりと固定していたそうです。

           

          奥へ進むと、鉄道車両の実物の展示・保存エリアです。鉄道ファン的には一番心躍る展示です。

           

          最初に現れたのは、郵便・荷物車の「スユニ50」です。現在は行われていませんが、かつては国鉄で郵便輸送が行われており、それに対応した車両は「ユ」の記号が付与されていました。

           

          キハ82型特急気動車。

          全国各地の非電化路線に投入され、高速化に貢献した特急型気動車です。

           

          DD16型ディーゼル機関車。

          動軸を減らし軸重を軽くすることで、様々な線区に入線できるようにしたディーゼル機関車です。

           

          製造固体が少ない、どちらかというとマイナーな機関車で、保存個体もそう多くありません。

           

          ヒ600型貨車

           

          「控(ひかえ)車」と呼ばれる種類の貨車です。連絡線に貨車を積み下ろしする際、桟橋にかかる荷重を軽くして路面の安定を図るため、機関車と貨車の間に連結され車両だそうです。

           

          そういえば小さいころ見た図鑑にそんな種類が書いてあった記憶がありますが、その使われ方や形状を見たのは今回が初めてです。

           

          先へ進んで機関室。船舶の動力源であるディーゼル機関を見ることができます。

          いかにも「メカ」な外観のディーゼル機関が並ぶ様子は壮観で、少年の心を呼び覚ましてワクワクさせてくれます。

           

          総括制御室。ディーゼル機関の様子を絶えず監視し、操作を行う部屋です。

          船舶を運行する上で重要な操作を行う場所であり、「第二のブリッジ(操舵室)」とも呼ばれていたそうです。

           

           

          そんな感じで八甲田丸の見学は終了。

          昨年訪れた函館の「摩周丸」を思い出しながら見学する場面も多かったですが、両船で見学できる場所、できない場所が異なる部分もあり、大変楽しめました。

           

          私は1年間が開きましたが、「摩周丸」「八甲田丸」の両方をセットで見学するのも面白そうです。

           

          帰る時間が近づいてきました。バスで青森空港へ移動し、展望デッキに出てみましたが、外は寒〜い雪の夜。

           

          加えて、このような大きなフェンスが設置してあったので、仮に昼間でも撮影には厳しそうな印象でした。

           

          展望デッキ出入口付近にはこんな模型が。

           

          日本エアシステムじゃないですか〜、懐かしい。振り返れば、日本航空と日本エアシステムが合併する前の青森空港は、日本エアシステムの飛行機が多く発着する空港でしたね。

           

          このあと、フジドリームエアラインズの名古屋(小牧)便で帰途につきました。

          写真は撮れませんでしたが、今回は往復とも夜の県営名古屋空港を発着する便に乗りました。県営名古屋空港は市街地に近い空港なので、離着陸時は濃尾平野の夜景がよく見えて綺麗でした。

           

          これにて青森&函館旅行は終了です。

          旅行 | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          北海道新幹線開業記念 青森&函館旅行 その2
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            長らくお待たせいたしました。旅行2日目の様子をお伝えしたいと思います。

            ようやく、青森県の話が本格的に出てきます。

             

            おはようございます。1月3日朝の青森駅です。

            この日は、「日本最北の私鉄」津軽鉄道と、北海道新幹線などに乗車します。

             

            まずはここから列車……ではなく、

             

            弘南(こうなん)バスの路線バスに乗りました。なぜかというと、列車の時刻がうまく合わず、バスの方に時刻が合う便があったからです。

             

            積雪によるダイヤ遅れが懸念されましたが、そこは地元のバス会社。多少雪の残る道も走破し、大幅な遅れが発生すること無く終点に到着しました。

             

            行き先表示でネタバレしてますがやってきたのはここ。

             

            JR五能線・五所川原駅、そして隣接する津軽鉄道・津軽五所川原駅です。

            ちなみに構内は跨線橋でつながっています。

             

            まずはここ、五所川原から津軽鉄道に乗車します。

            ここで、津軽鉄道について少し説明します。

             

            津軽鉄道は、青森県五所川原市の津軽五所川原駅と、同県中泊町の津軽中里(なかさと)駅を結ぶ鉄道で、日本で一番北にある私鉄です。

             

            基本的にレールバスで運行される鉄道路線ですが、旧形客車や機関車も保有しており、季節に合わせたイベント列車の運行を盛んに行っています。

             

            今回は津軽鉄道の代名詞的存在である、冬のイベント列車に乗車します。それがこちら。

             

            旧形客車を用いた「ストーブ列車」です。この車両を利用する際には、乗車券の他に「ストーブ列車券」が必要となります。

            ちなみに旧形故、完全手動ドアなので乗降時にはご注意ください。

             

            つり下げサボに社紋、硬券乗車券など、レトロな物たちが旅情を盛り上げます。

             

            そして車内のストーブがこちら。石炭をくべる「ダルマストーブ」です。

            車内販売でスルメを買うと、このストーブを使って焼いてくれます。

             

            なお、車内にはSG(蒸気暖房)の管が配置されていますが、蒸気は供給されませんのでご了承ください。

            その分ストーブで温まりましょう。

             

            今回乗車したストーブ列車は、機関車ではなく「走れメロス号」と称されるレールバスが牽引します。

            詳細は後述しますが、津軽鉄道沿線は「走れメロス」の作者、太宰治の縁の地です。

             

            レールバス車両の方は運賃のみで乗車でき、イベント列車と地域の足を両立させています。

             

            雪原をひた走るストーブ列車。これぞわざわざ冬に雪国に来てこその車窓。

            多少隙間風が入りますが、ストーブは温かい。

             

            途中、嘉瀬(かせ)駅には19年前にSMAP・香取慎吾さんと地元の子供たちが絵を描いた車両が保存されていました。

            ただ、塗装の劣化が痛々しいです。

             

            終点の津軽中里駅に到着です。日本の私鉄最北の駅だそうです。

             

            レールバスの入換を待ち、折り返し乗車。

            今度はレールバスの「走れメロス号」に乗ります。

             

            車内には太宰治・著の本があります。

            先ほどチラっと触れましたが、津軽鉄道沿線は小説家・太宰治の出身地があります。

             

            途中、金木(かなぎ)駅のホームには小説「津軽」の一部が書かれた看板がどーんと立っています。

             

            再び五所川原駅に到着。今度は北海道新幹線に乗りに行くべく、五能線の列車に乗車。五能線色と呼ばれるカラーをまとったキハ48+キハ40に乗車。

             

            途中、川部駅で乗り換えの合間に動画や写真を撮影しました。

            五能線の観光列車「リゾートしらかみ」(橅<ブナ>編成)にも出会うことができました。

             

            さて、ようやく乗継列車の普通青森行き(701系)が到着したので、新幹線接続駅の新青森駅へ向かいます。

             

            新青森駅に到着し、新幹線ホームへ移動。

             

            北海道新幹線・新函館北斗行きのE5系「はやぶさ」に乗車します。

             

            さて、ここで北海道新幹線について少し説明します。

             

            北海道新幹線は、2016年3月26日に、東北新幹線・新青森駅から北海道の新函館北斗間で開業した新幹線です。

            多くの列車が、東北新幹線と直通運転を行っています。

             

            専用線を持つ「フル規格新幹線」ではありますが、青函トンネルは既存の施設をそのまま使い、貨物列車と線路を共用して走行します(貨物列車に対応するためこの部分は三線軌条となっている)。

             

            貨物列車と新幹線が同じ場所を走行するというのは過去に例の無いことであり、特にトンネル内においては風圧によってすれ違う貨物列車が脱線する危険性が懸念されるため、青函トンネル内は在来線特急時代と同じ時速140キロの速度制限が新幹線にかかります。

             

            実際に青函トンネル区間を乗車してみると、風景の流れ方(トンネルでも蛍光灯などはあったりするので)や空切り音・摩擦音なども穏やかで、確かにスピード感を感じませんでした。

             

            安全第一とはいえ、この速度制限が所用時間のネックにもなっているので、技術的課題の克服が待たれます。

             

            しかしながら、時速200キロ以上の高速運転が可能な部分も多いため、速達効果は決して無視できるものではありません。

             

            そんなこんなで新函館北斗駅に到着。昨年の記事で触れたように、かつての渡島(おしま)大野駅が生まれ変わりました。

             

            ここから新幹線連絡列車「はこだてライナー」に乗車して函館駅へ向かいます。

            車両は「はこだてライナー」のために新造されたJR北海道・733系1000番台で、どこかメカっぽさを感じるメタリックな外観の車両です。

             

            函館駅に到着。プロ野球・日本ハムの大谷選手のポスターで北海道新幹線の開業をアピールしています。

             

            函館駅ではJR北海道の列車や路面電車の写真や動画をちょっと撮影しました。

             

            函館駅を発車するキハ40の動画2本

             

            新塗装の261系 特急「スーパー北斗」

            183系 特急「北斗」

             

            函館駅前を行きかう路面電車。

             

            続いては、青森へ戻る第一歩として、道南いさりび鉄道・木古内(きこない)行き普通列車に乗車します。

             

            道南いさりび鉄道は、JR函館本線・五稜郭駅から分岐し、木古内駅までの新幹線並行在来線(旧JR江差線)を引き継いだ第三セクターの鉄道会社です。

             

            車両はJR北海道(もっと遡ると国鉄)から継承したキハ40を使用しています。

             

            新幹線並行在来線は、かつての華であった長距離特急が無くなり、往々にして厳しい条件下での運行を強いられるケースが多いですが、道南いさりび鉄道はその上に古い車両を継承して運転しています。

             

            今後の経営状況が懸念されるところではありますが、地域や観光の足として、踏ん張ってもらいたいと思います。

             

            東日本の日暮れは早い(去年も同じこと言った)。

            終点の木古内駅に到着する頃にはどっぷり日が暮れていました。

             

            ここで再び北海道新幹線に乗り換えます。

             

            道南いさりび鉄道の駅舎内には鉄道模型や、サボ・駅名標など実物の鉄道関連品の展示スペースがありました。

             

            駅前には「道の駅 みそぎの郷 きこない」があります。今回はここで北海道のお土産を購入しました。

             

            なお、木古内駅は新幹線の停車駅ではありますが、売店等はありませんので、木古内駅から新幹線に乗る際はここでお土産等を購入するのが良いでしょう。

             

            木古内駅から新幹線で新青森駅、新青森駅から奥羽本線普通電車を乗り継いで青森駅に戻ってきました。

             

            もうすっかり夜。青森駅前にある「青森ベイブリッジ」とその周辺がライトアップされていました。

            早朝から濃密な日程をこなしたこの日の行程も無事終了。

             

            ちなみにこの日の青森県の天気は雪、函館は晴れ時々曇りぐらいだったので、この日に関して言えば北海道の函館より青森の方が寒かったです。

             

            旅行 | 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            北海道新幹線開業記念 青森&函館旅行 その1
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              1月2日〜4日まで、2016年3月に開業した北海道新幹線に乗りに行く目的の青森メインの旅行に行ってきました。

               

              今回はまず、初日1月2日の様子をご紹介します。

               

              【1月2日】

              実はこの日は夜の飛行機で青森空港へ移動するため、青森の話はほとんど出てきません。ご了承ください。

               

              県営名古屋空港にやってきました。

               

              セントレアこと中部国際空港ではなく、ここ県営名古屋空港を出発地に選んだ理由は極めてシンプル。

              名古屋〜青森便は県営名古屋空港発着のフジドリームエアラインズ(FDA)便しか無いのです。

               

              少々早めに空港に到着し、展望デッキ飛行機の撮影をしました。

               

              展望デッキに出ると、銀色に輝く飛行機が目に入ってきました。

               

              1機1機異なるカラーリングを施しているFDAですが、最近導入した機材は金色と銀色に塗られ、見た目の派手さから結構話題に上がっていました。

               

              いつか金色の方も見てみたいです。

               

              そして今度は、グリーンに塗られた機体が到着。

               

              搭乗後に読んだ機内誌によれば、この機体は長野県松本市がスポンサーになっているそうで、「アルプちゃん」というキャラクターが描かれていました。

               

              多くの地方路線を支えるFDAは、長野県にある松本空港にも就航しています。

               

              続いてピンクの機体が到着。

              FDAの本拠地である静岡県が舞台の漫画・アニメ「ちびまる子ちゃん」が描かれている機体です。

               

              県営名古屋空港と言えば、航空自衛隊小牧基地と滑走路を共用する空港ですが、この日は正月三が日ということもあってか訓練飛行には遭遇せず、羽を休めている自衛隊機たちが遠目に確認できました。

               

              話題の国産ジェット旅客機・MRJも姿を見せず、個人機・事業用機の飛行も控えめで、いつになく静かな様子でした。

               

              そうこうしているうちに、大分日が暮れてきました。デッキ後方の「NAGOYA」の文字もほんのり赤く光りはじめました。

               

              頑張って離陸機の流し撮りも試みましたが、「うん、そうなるよね」という出来に。

              幅広いズーム範囲で便利なカメラもセンサーはコンデジ。高感度撮影は弱いです。

               

              撮影を引き上げ、飛行機に搭乗して青森空港へ向かいました。

               

              撮影をしていた最中に「青森行きは青森空港視界不良のため、名古屋空港へ引き返す可能性のある条件付き運航となる」旨を知らせるアナウンスがありました。

               

              どうなることやらとドキドキしながら飛行機に乗りましたが、無事、青森空港に到着することができました。

              時間帯の近い他の便も無事到着していたようなので、「多分大丈夫だと思うけど、念のため」という条件付けだったのかもしれません。払い戻しとか、そういう問題もありますからね。

               

              本当にやばそうなら欠航の判断を下すでしょうし。

               

              そんなこんなで青森に到着し、本格的な旅行は次の日以降から楽しむことになります。

              その様子はまた次回。

               

              旅行 | 18:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              京都旅行 その3 嵯峨野トロッコとジオラマ京都JAPAN
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                京都旅行3日目は嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車乗車と、ジオラマ京都JAPANを見てきました。

                 

                嵯峨野観光鉄道「トロッコ嵯峨駅」に到着。JR嵯峨嵐山駅に隣接しています。

                「さが駅」ですが京都府です。

                 

                駅前には「デゴイチ」こと蒸気機関車D51の51号機が保存されています。

                「51」が連続するこの機関車は、通称「なめくじドーム」のD51です。

                 

                トロッコ嵯峨駅には他にもSLの保存車両がありますが、それは後ほど。

                 

                さて、まずは嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に乗車し、トロッコ亀岡駅を目指します。

                 

                ここで、嵯峨野観光鉄道についてご紹介します。

                 

                現在、トロッコ列車が運行されている嵯峨野観光鉄道ですが、元々はJR(国鉄)の山陰本線でした。

                しかし、急峻な渓谷に沿ったこの線路は1989年に別ルートに変更され、一旦役割を終えました。

                 

                メリットデメリットは表裏一体というか、地形の険しい旧ルートはとても景色のよい場所であったため観光資源としての活路が見出され、1991年よりトロッコ列車の運行が始まりました。

                 

                当初は「開業ブーム」が収まると客足が減るのではないかという懸念が示されたようですが、四季折々の景色が間近に楽しめることに加え、嵐山、保津川下りなどの観光とセットで楽しめることなどから人気を博し、今ではメジャーな京都の観光スポットの一つとなっています。

                 

                列車はトロッコ客車をトロッコ嵐山方に繋いだDE10型ディーゼル機関車が牽引し、トロッコ亀岡行きは最後部客車にある運転装置から機関車を遠隔操作する推進運転(機関車が後ろから押す運転方法)が行われます。

                 

                車窓からは保津川沿いの美しい風景が堪能できます。

                路線の前後半で保津川が見える方向(進行方向の左右)が入れ替わるので、左右どちらの席に座っても風景が楽しめます。

                偶然とはいえ良くできている。

                 

                時折挟まれるユーモアたっぷり(関西ノリ?)の車内放送が旅の楽しさを盛り上げてくれます。

                 

                終点のトロッコ亀岡駅に到着。

                 

                駅前は田園広がるのどかな風景です。

                 

                駅のすぐ真横に山陰本線の線路が通っており、時折特急電車も通過します。

                トロッコ亀岡駅はJR馬堀駅から徒歩10分ほどの位置です。

                 

                このあと、再びトロッコ列車に乗車し、トロッコ嵯峨駅に戻りました。

                 

                戻ってきたトロッコ嵯峨駅。

                ここには「19世紀ホール」という場所があり蒸気機関車の保存車両がある他、喫茶軽食の店舗もあります。

                 

                シャンデリアに照らされ、豪華でありながら厳かな雰囲気の中に、蒸気機関車の精悍な顔が並んでいます。

                 

                その中のD51-603はちょっと訳ありな機関車。

                実はこの機関車、車庫の火災で被災した車両で、焼け残ったボイラーの前半分だけが保存されています。

                説明書きによると、そのような状態にもかかわらず、書類上「廃車」ではなく「保留車」になっているとか。

                 

                昼食後、同じくトロッコ嵯峨駅にある「ジオラマ京都JAPAN」へ行きました。

                 

                ここにはHOゲージ鉄道模型の大ジオラマが展開されており、随所随所に京都の名所などが再現されています。

                いくつかご紹介しましょう。

                 

                金閣と銀閣。修学旅行で訪れた人も多いと思います。

                私は金閣は行きましたが銀閣は行ったことがありません。

                 

                清水寺。思い切った決断をする時の例えで有名な場所です。

                 

                五山の送り火。

                ポケモンの技にもなった「大文字」は特に有名ですが、「大」以外の形の送り火もあります。

                 

                欲を言えば、白色LEDではなく電球色LEDを使ってほしかったかな(そっちのが「火」っぽい色なので)。

                 

                しかし何よりこれは「鉄道模型」。梅小路機関区&京都鉄道博物館、京都駅周辺といった鉄道関連スポットもしっかり再現されていました。

                 

                館内には電気機関車EF66の運転室部分が2つ鎮座。

                なんと、実物の運転台から模型車両の運転を行うことができます(入場料とは別に料金が必要)。

                 

                ただ、今回京都府内でそれなりの数のEF66の保存機を目にし、この機関車が着実に現役を退いて行っていることを改めて実感しました。

                精悍で速そうな面構えが気に入っている機関車ですが、老朽化には勝てない……。

                 

                さらに、天井部分に星を投影し、星座の解説を行う「天体ショー」を1時間に1回実施。

                星が輝く夜空の下を列車たちが走りぬけて行く姿は幻想的にも見えます。

                 

                さて、そんな感じで今回の京都旅行は終了しました。

                 

                鉄道博物館とSL、路面電車、トロッコ列車、鉄道模型と、今回もまた実に「鉄分」たっぷりの旅行となりました。

                歴史・文化の観光が有名な京都ですが、鉄道関連スポットも沢山あります。

                 

                鉄道をテーマに訪れる京都というのも、なかなか良いものだと思います。

                旅行 | 13:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                京都旅行 その2 嵐電と映画村
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                  京都旅行2日目は「嵐電(らんでん)」こと京福電鉄の乗り鉄&沿線プチ観光と、東映太秦映画村を楽しんできました。

                   

                  今回の乗り鉄のスタート地点は四条大宮駅。嵐電の終点駅の一つです。

                  ちなみに、近くに阪急の「大宮駅」がありますが、ここは埼玉県ではありません(※京都府です)。

                   

                  やってきたのはレトロ電車のモボ21形27号。これに乗って、嵐電の乗り鉄スタートです。

                   

                  ここで、京福電鉄について少し紹介しておきます。

                   

                  京福電鉄は元々、「京」都府と「福」井県に鉄道路線を持つ会社でしたが、もろもろの事情(話すと本当に長くなるので……)により福井県内の鉄道路線を手放し、現在は京都府内で嵐山〜帷子ノ辻(かたびらのつじ)〜四条大宮間の「嵐山線」と帷子ノ辻〜北野白梅町間の「北野線」で電車を運行しています。

                   

                  嵐山線では一部で路上を走る区間があり、京都市電亡き今では唯一、京都市内を走る路面電車となっています。

                   

                  また、タイトーが発売した電車運転ゲーム「電車でGO!旅情編」に収録されている鉄道会社のひとつで、私にとって函館市電以来の同作現地訪問となります。

                  ちなみに、近年駅の増設や駅名変更があったため、ゲームとは大分様相が異なっている部分もあります。

                   

                  路面電車スタイルの小さな電車に揺られ、終点の嵐山駅に到着。

                  京都の有名観光地、「嵐山」のアクセス駅の一つです。

                   

                  嵐山駅から歩いて数分、京都市を代表する橋といっても過言ではない橋「渡月橋」があります。

                   

                   

                  観光案内とかでよく見かけるこの橋です。う〜ん、いかにも「京都」という風景。

                  ちなみに木造橋のように見えますがこれは装飾で、実際はアスファルト舗装がしてあるコンクリート橋です。

                  写真にあるように車やバスが通れます。

                   

                  上流の方を見ると、川下り船(保津川下り)の姿も見えました。

                   

                  渡月橋の景色を楽しみ、再び嵐電に乗車。「京むらさき」色に塗られた電車に乗ります。

                   

                  帷子ノ辻駅で北野線・北野白梅町行きに乗り換え。こちらは神奈川県の「江ノ電」の塗装を再現した電車でした。

                  帷子ノ辻と書いて「かたびらのつじ」と読むなど、嵐電には難読な駅名が多いです。

                   

                  単線の専用軌道をのんびりと走り抜け、終点の北野白梅町駅に到着。

                  さて、京都市の「北野」と言えば……。

                   

                  北野天満宮。

                  学問の神様・菅原道真を祀る神社として有名な場所ですね。

                   

                   

                   

                  まぁ、既に大学を卒業しているので学問云々という訳ではありませんが、参拝してきました。

                   

                  参拝を済ませ、再び北野白梅町駅より嵐電に乗車。今度は京都銘菓「八橋」の「夕子」ラッピング電車に乗車。

                  終点の帷子ノ辻駅で乗り換え、東映太秦映画村を目指します。

                   

                  太秦広隆寺駅で嵐電を降り、やってきました映画村。

                  ここへ来るのは小学6年生の修学旅行以来、10数年ぶりです。あのとき、脇を通る山陰本線は地上で踏切だった……(現在は高架化、というかここでも鉄道の話かよ!)。

                  なんてことはさておき、いざ入場。

                   

                  まぁ、時代劇のロケに使える街並みとかが再現してあるのは言わずもがななので、あえて詳しくは触れません。

                  だって「東映」が付いてるんですよ。「東映」太秦映画村ですよ。

                   

                  「東映」といえば、特撮モノを忘れてはいけません。日曜朝のお楽しみタイムです。

                  「パディオス」という建物内には、「○○レンジャー」などの戦隊物や「仮面ライダー」シリーズに関する展示コーナーがあります。

                   

                  ……とはいえ、私は戦隊物などの特撮を好んで見る方ではありませんでした。

                   

                  ですが、いつの時代も戦隊物は男の子のあこがれであり、周囲の男の子たちが幼少期にいつも言ってた戦隊物の名前(私の場合「カクレンジャー」や「カーレンジャー」など)を目にした途端、その頃の思い出が色々と蘇ってきました。

                  そういえば小さい頃、「男の子のプライド」として、「カクレンジャー」とかが描いてある靴を買ってもらったなぁ(女の子は「セーラームーン」の靴が流行っていた)。

                   

                  そんなわけで、この展示は特撮物を見てない割にメッチャ楽しんで見る事ができました。

                  特撮の力って偉大だ。

                   

                  そしてもう一つ、忘れちゃいけないのが「東映アニメーション」。アニメ好きの私が触れない訳がない。

                  東映グループのアニメ制作会社で、現在では「プリキュア」シリーズや「ワンピース」などの人気アニメを制作しています。

                   

                  という訳で映画村の入り口を入った途端、歴代プリキュア達がお出迎えしてくれました(そう言えば今、プリキュアって総勢何人居るんだろう?)。

                   

                  結構小さなスペースですが、東映アニメーションの主要作品にまつわる資料を展示する「東映アニメギャラリー」があります。

                   

                  ギャラリー内のショーケースには沢山のフィギュアが。

                  「ワンピース」「ドラゴンボール」などの人気少年漫画系のフィギュアもあれば……

                   

                  「プリキュア」「セーラームーン」など女の子に人気のキャラクターのフィギュアもずらり。

                  「おジャ魔女どれみ」と「デジモン」が一緒に展示されているのは2000年の映画が同時上映だったからかな?

                   

                  ギャラリーの壁にはアニメ映画のポスターがズラリ。

                  アニメ映画黎明期から現在まで多彩な作品のポスターがあります。

                   

                  私の世代だと多分この辺りが親しみある人が多いのではないかと。

                  2001年ごろに公開された映画のポスターです。

                  いやぁ、懐かしい。

                   

                   

                  という訳で、結局鉄道とアニメばっかりやたら雄弁に語った2日目となりました。

                  旅行 | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  京都旅行 その1 京都鉄道博物館
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                    8月16日〜18日に京都へ旅行へ行ってきました。

                     

                    今回は今年4月に開業した「京都鉄道博物館」を軸に、その他京都の観光を楽しんできました。

                     

                    まずは1日目の様子を紹介したいと思います。

                     

                    【8月16日】

                    この日は名古屋から京都へ向かい、京都鉄道博物館を見学しました。

                     

                    新幹線に乗って京都駅に到着。

                    名古屋〜京都間は新幹線「のぞみ」または岐阜羽島・米原通過の「ひかり」で40分もかからずにスピーディー。

                     

                    京都タワーが見えるバス乗り場から京都市営バスに乗り、京都鉄道博物館を目指します。

                    今は京都市営バスでも全国相互利用の交通系ICカードが使えるようになり、便利になりました。

                     

                    バスに揺られて京都鉄道博物館に到着。

                     

                    ここで、京都鉄道博物館について少し説明します。

                     

                    京都鉄道博物館は、大阪にあった「交通科学博物館」の後継施設として作られたJR西日本の鉄道博物館です。

                    蒸気機関車の保存施設として有名な「梅小路蒸気機関車館」の脇に博物館を建設、一体化することで鉄道の歴史や発達について深く知ることのできる博物館となりました。

                     

                    展示資料の一部は大阪の交通博物館から移設され、特に車両の資料は大掛かりな移動作戦が行われ、テレビニュースなどでも話題となりました。

                     

                    それで中に入って見る事にします。

                     

                    入場するとまず目に入ってくるのが、「プロムナード」と呼ばれる展示エリアの車両たちです。

                    最前列では蒸気機関車のC62-26、国鉄80系電車、0系新幹線がお出迎え。

                     

                    さらに奥へ進むと、今年惜しまれながら引退した豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」の車両が保存してあるエリアがあります。

                    ここには、専用塗装を施された電気機関車EF81-103のほか、展望個室付き最後尾車両「スロネフ25-501」などが展示されています。

                     

                    スロネフ25の展望個室は個室代だけで10万円以上する部屋でしたが、1列車に1室しかないことから激しい争奪戦となる「プラチナチケット」となっていました。

                     

                    続いて屋内へ進むと、500系新幹線、581系寝台電車、481系ボンネット特急電車が最前列でお出迎え。

                    どれもJR西日本エリアで大変活躍した車慮たちです。

                     

                    奥へ進むと100系新幹線の姿も。100系新幹線は保存されている固体が少なく、貴重な存在です。

                    多分ここと名古屋の「リニア鉄道館」ぐらいしか置いてないような……。

                     

                    ディーゼル機関車DD51と電気機関車EF66が一段高いところに展示され、床下構造を見学できるようになっています。

                    大馬力で客車や貨車を牽引する機関車はその力を発揮すべく、床下にも大きなガッシリとした部品が使われていたのが印象的でした。

                     

                    屋上には展望テラス(スカイテラス)があり、東寺の五重塔や京都タワーなどをバックに走る列車が見渡せます。

                     

                    京都タワーをバックに走る山陰本線(嵯峨野線)221系。

                     

                    東寺の五重塔をバックに出会う700系新幹線と東海道本線の221系。

                     

                    京都鉄道博物館はこれだけじゃない!

                    旧・梅小路蒸気機関車館に相当する屋外エリアもあります。

                     

                    転車台を中心とした「扇状車庫」には貴重な蒸気機関車がズラリ。

                     

                    「SL北びわこ号」に使われるC56-160の姿もありました。

                     

                    屋外エリアの休憩室として使われているのは50系客車。

                    老朽化した客車を置換え、地方線区の通勤通学輸送の改善するために投入された客車で、赤い塗装であることから寝台列車の「ブルートレイン」に対して「レッドトレイン」と呼ばれた親しまれた車両です。

                     

                    しかし、その後そう時が経たないうちに機関車が引く客車列車の気動車化の波が押し寄せ、あまり活躍できなかった「悲運の車両」のひとつになってしまいました。

                     

                    SL乗車体験列車「SLスチーム号」は客車をリニューアルして運転されてます。

                    この日は「スワローエンゼル」ことC62-2が牽引していました。

                     

                     

                    出発の様子を動画で撮影しました。

                     

                     

                     

                    さて、こんな感じで京都鉄道博物館の見学で1日目を終えました。

                    建物部分に加え、扇状車庫エリアもあるこの博物館は大変広くボリューミーで、このブログで紹介しきれなかった部分や、駆け足で回ってしまった部分もあります。

                     

                    1日では見きれなかった部分もあるので、2日に分けて見る手もあるかな〜?と思いながら博物館を後にしました。

                     

                    旅行 | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    新幹線ができる前の函館旅行 その3
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                      旅行3日目は、特急「スーパー白鳥」で新青森駅へ向かい、東北新幹線と東海道新幹線を乗り継いで名古屋を目指しました。

                      【1月4日】


                      朝の函館駅。
                      まずは、特急「スーパー白鳥16号」(車両は789系)に乗車し、新青森駅を目指します。

                      特急「白鳥」および「スーパー白鳥」は、函館と青森・新青森を結ぶ特急列車です。
                      途中、青函トンネルを経由します。

                      まずは青函トンネルを通る特急列車について少し紹介したいと思います。

                      1988年の開通当初、青函トンネルを通過する昼行特急は「はつかり」という列車名でした。
                      当時は東北新幹線が盛岡までしか開業していなかったため、「はつかり」は盛岡〜函館間を結び、東北新幹線と連絡していました。
                      のちに新型車を導入し「スーパーはつかり」という列車も運転されるようになります。

                      2002年に東北新幹線が八戸まで延伸されると、「はつかり」「スーパーはつかり」が廃止され、後継列車として「白鳥」「スーパー白鳥」が登場、八戸〜函館間を結びます。
                      2010年に東北新幹線が新青森に延伸されてからは、「白鳥」「スーパー白鳥」の運転区間が現行の新青森〜函館間となりました。

                      そして、2016年3月に北海道新幹線が開業すると、青函連絡特急の役割は新幹線が担い、特急「白鳥」「スーパー白鳥」は廃止される予定です。

                      なお、「白鳥」という列車名の特急は、かつて大阪から湖西線、北陸本線、羽越本線などを経由し、関西と北陸・東北地方日本海側を結ぶ列車でした。
                      中でも、2001年に廃止された大阪〜青森間の「白鳥」は、最長走行距離の昼行特急となったことがあり、鉄道ファンの記憶に残る列車の一つとなっています。


                      「スーパー」が付かない方の「白鳥」は、485系による運転です。
                      国鉄型特急車ですがリニューアルが施されているため、オリジナルの形とはだいぶ変わっています。


                      さて、乗車した「スーパー白鳥」は順調に鉄路を進み、木古内駅に到着。

                      木古内駅は北海道新幹線の途中駅となる予定で、新幹線ホームのある駅舎も車窓から確認できました。


                      木古内駅を出発し、しばらくすると線路が3本に。

                      これは、北海道新幹線が青函トンネルを通過する計画のため、線路幅の狭い在来線の線路脇にもう1本レールを敷き、線路幅の広い新幹線が通れるようにしたものです。

                      このような措置が取られたのは、新幹線の開業前試運転を行うためであることもそうなのですが、新幹線開業後も在来線規格の貨物列車が青函トンネルを経由することになっているためでもあります。

                      このような方式は「ミニ新幹線」のひとつ、秋田新幹線でも導入されています。


                      青函トンネルに近づいた「スーパー白鳥」の車内。

                      青函トンネルの前後にはいくつか別のトンネルがあるため、電光掲示板にトンネル名が表示されます。



                      青函トンネルを抜け、青森駅でスイッチバックを行った後、新青森駅に到着しました。


                      新青森駅の構内通路には、廃止される「白鳥」「スーパー白鳥」のさよなら展示コーナーが設けられていました。

                      そういえば、北海道では新幹線開業へ向けたボードや展示を多数見ましたが、廃止される「白鳥」に関する物は青森に入ってから初めて見ました。



                      新幹線ホームへ移動し、東北新幹線「はやぶさ」のE5系に乗車。
                      大宮駅で撮影した事はありますが、乗車は今回が初めてです。

                      「はやぶさ」と言えば、2008年まで東京と九州(かつては西鹿児島、晩年は熊本)を結ぶ寝台特急の列車名でしたが、東北新幹線新青森延伸時に「復活」して加わりました。北海道新幹線でも「はやぶさ」の列車名が使われる予定です。

                      そんな新幹線「はやぶさ」は最高時速320キロで、最高時速300キロの山陽新幹線より速く走ります。
                      残念ながら現在の新幹線に客室スピードメーターがないので確認はとれませんでしたが、確かに速く走っている感じはありました。


                      そんなスピードを体感した後、東京駅に到着。
                      この日の東京の最高気温は17℃。北海道向けに買ったダウンジャケットを着ていたので暑く感じました。

                      この冬は何だか暖冬のようで、北海道でも森町などはあまり雪がありませんでしたし、東北地方も青森県を抜けると雪がつ積っているところが少なくなっていったような感じです。


                      東京駅で東海道新幹線に乗り換え。名古屋までは「ひかり」517号に乗車しました。
                      「のぞみ」ではなくこの「ひかり」にしたのは、自由席が比較的すいていると思われたことと、このタイプの「ひかり」がそんなに遅くないからです。

                      「ひかり」517号は東京〜名古屋間で「のぞみ」停車駅である品川、新横浜の他に豊橋に停車します。
                      このような「のぞみ」+1駅停車の「ひかり」は、東京〜名古屋間で他の「のぞみ」に抜かれることが無いので、速さは十分。
                      ※のぞみ+2駅以上停車する「ひかり」は途中で追い越されます。

                      自由席は「のぞみ」3両に対して「ひかり」は5両なので、自由席の座席数は多いです。
                      さらに、この「ひかり」の3分前に「のぞみ」が出発するので、急ぐ人はまずそっちに流れます。

                      こういう事情を勘案すると、「のぞみ」+1駅タイプの「ひかり」自由席が空いていることが予想され、実際そのような場合も多いです。

                      東京〜名古屋間の新幹線をご利用の際は、「ひかり」を上手に利用すると良いかもしれませんよ。


                      最後に新幹線の車窓から見えた富士山の写真を。この日はよく晴れていたので、富士山もくっきりと見えました。

                      写真には撮れませんでしたが、三河安城で「なくしてわかるありがたさ 親と健康とセロテープ」も確認しました。

                      これにて函館旅行は終了。
                      独特の景観が楽しめる函館の街や、美しい夜景。そして北の大地の鉄路を楽しんだ旅となりました。

                      そして、北国の寒さを感じることで、いかにこの冬の本州の気温が高いかと言う事を体感しました(まぁ北国もこの冬は比較的暖かいでしょうが)。
                      ダウンジャケットはしばらく出番なさそうです。
                      旅行 | 17:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |



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