ちたんな日々

知多半島出身、現在西三河在住。乗り物成分多めです。
ごゆるりと、お付き合いくださいませ。
北海道新幹線開業記念 青森&函館旅行 その3
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    今回は旅行3日目の様子を紹介します。

     

    おはようございます。1月4日朝の青森ベイブリッジです。

     

    旅行最終日となるこの日は、青森市内の観光と津軽線の乗り鉄をしてきました。

     

    まず最初に「ねぶたの家 ワ・ラッセ」を見学です。

     

    青森を代表するお祭りである「ねぶた祭り」に関する資料館で、ねぶたの実物などが展示されています。

     

    館内に足を踏み入れると、早速「ねぶた」がお出迎え。ここから先は有料展示エリアになります。

     

    有料展示エリアには、実際にねぶた祭りで披露された「ねぶた」が展示されています。

     

    「ねぶた」の題材となるのは歴史上の出来事や伝説・伝承などが多く、歌舞伎役者の様な勇猛果敢な姿で作られているのが特徴です。

     

    この展示スペースは照明を暗めにしてあり、カラフルで勇敢な「ねぶた」が幻想的に浮かび上がる空間となっています。

     

    こちらは「ねぶた」の仕組みを解説するコーナーです。

     

    元々は竹ひごを骨組みに和紙を貼り、中でろうそくを焚いて提灯のように光らせていた「ねぶた」ですが、時代と共に技術革新を取り入れ、現在は骨組みに針金、照明には電球やLEDを用いて引火の危険性が減少したことから、多種多様な「ねぶた」の形が作られるようになったそうです。

     

    今まで「ねぶた祭り」というワードぐらいしか知らず、詳しい内容まではあまり頭に入っていなかったので、大変勉強になる施設見学でした。

     

    「ねぶた」見学の次は乗り鉄。

    今回はJR津軽線に乗ります。まずは青森駅で蟹田行き普通列車に乗車。車両は701系です。

     

    JR津軽線は、青森駅と津軽半島北部にある三厩(みんまや)駅を結ぶ路線です。

    かつては途中まで青函トンネルを通る特急列車が通過していましたが、北海道新幹線開業に伴い廃止されています。

     

    蟹田駅に到着。三厩行きに乗り換えます。

     

    北海道新幹線開通前の青春18きっぷでは、蟹田〜木古内間で特急自由席を利用できるという特例があったことを思い出します。

     

    ここまでは701系という「電車」で来ましたが、この先は非電化区間があるため、キハ48+キハ40の「気動車(ディーゼルカー)」で行きます。

     

    中小国駅〜大平(おおだい)駅間にある「新中小国信号場」通過中の様子。

    三厩方面の津軽線と、青函トンネル方面の海峡線が分岐する信号場で、津軽線の電化区間はここまでです。

     

    先述のとおり、かつてはここから特急列車が青函トンネル方面へ分岐して行きました。

    現在、海峡線を走行する定期旅客列車はありませんが、貨物列車が日常的に通過する他、稀に団体列車が通過することがあります。

     

    途中にある津軽二股駅は、北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅と隣接しており、乗り換えが可能です。

    ただし、津軽二股・奥津軽いまべつ両駅は運賃計算上「別の駅」として扱われるため、ここで乗り換えを行う場合は一旦運賃計算が打ち切られます。

     

    また、「青春18きっぷ」にて「北海道新幹線オプション券」を利用する際の。青森県側の新幹線・在来線乗り換え駅がここに設定されています(北海道側は木古内駅)。

     

    このほか、津軽鉄道・津軽中里駅へのバス路線もあります。

     

    終点の三厩駅に到着。

    「三厩」という漢字で「みんまや」と読む、難読駅の一つです。

     

    津軽半島最北端のこの駅。ホームの先には車庫と山。果てに来た感じがする駅です。

     

    ちなみに本州最北の駅は青森県のもう一つの半島、下北半島の方にあります。

     

    三厩駅の駅舎。比較的新しい建物ですが、木材を使った部分に温かみを感じます。

     

    このあと、同じ車両で運転される青森行きで折り返し、青森駅に到着。

    青森駅到着前の放送で「この列車が弘前行き普通になります」というアナウンスが流れ、手持ちの時刻表を見ていると、「送り込み運用」に気付きました。

     

    今回津軽線で乗車したキハ40+48の所属は「秋田車両センター(秋アキ)」です。そのため、検査や修繕のために秋田方面〜津軽線の出し入れをどこかで行う必要があります。

     

    青森駅から弘前・秋田方面の奥羽本線は電化されており、大半の列車が電車で運転されていますが、よーく見ると気動車列車(列車番号末尾にDが付く)が弘前〜青森間で上下一本ずつ設定されていました。

     

    これを津軽線のダイヤと照らし合わせるとこんな車両運用が見えてきます。

     

    弘前11:35-【奥羽本線普通649D】→青森12:27・13:06-【津軽線普通335D】→三厩14:33

    (翌日まで蟹田〜三厩間折り返し運用)

    三厩12:50-【津軽線普通336D】→青森14:23・14:44-【奥羽本線普通662D】→弘前15:36

     

    弘前以遠の運用までは追えませんでしたが、これで最低2編成を使って秋田方面〜津軽線を出し入れできる都合になります。

    車両運用も面白い。

     

    さて続いては、青森駅近くに係留してある「青函連絡船 メモリアルシップ八甲田丸」を見学します。

     

    かつて国鉄(晩年はJR北海道)が運航し、青函トンネルの開業でその役割を終えた青函連絡船のうちの1隻で、現在は青函連絡船にまつわる資料館になっています。

     

    昨年のブログで触れていますが、北海道・函館にもう1隻、「摩周丸」という青函連絡船があり、こちらも同様に資料館となっています。

     

    船内に入り最初の展示コーナーは「青函ワールド」と呼ばれる展示で、昭30年代ごろに使われた物などを展示しています。

     

    時刻表、看板など、駅や鉄道に関する物も展示されていました。

     

    こちらはグリーン船室を使ったビデオシアターです。運航当時の「グリーン椅子席」がそのままシアターの椅子として使われています。

     

    鉄道関連の展示コーナー。やはり「鉄道連絡船」でしたので、鉄道に関する資料は外せません。

     

    模型や時刻表の他、国鉄特急エンブレム、駅案内看板などの実物の展示もありました。

     

    こちらは寝台室。入口に透明アクリル板が設置されていて中に入ることはできません。

    寝台の構造は、ブルートレインなどに設置されていた「開放B寝台」に近い感じの2段ベッドです。

     

    寝台上にある毛布は、船員たちによる伝統芸「飾り毛布」の一部の形が再現されています。

     

    各種切符の展示コーナー。

    「乗船名簿はここでお書きください」という看板がありますが、肝心の乗船名簿が置いてありません(笑)。

     

    通常の切符類。

    昨年見学した「摩周丸」の記事でも触れましたが、鉄道連絡船と言うことで鉄道切符と同様の体裁をとる切符もあります。

     

    記念きっぷ。

    昭和時代の「海の記念日記念きっぷ」なるものもあります。

     

    現在7月第3月曜日に指定されている祝日「海の日」は、祝日に制定される遥か以前から「海の記念日」という形で存在していたことをここで知りました。

     

    ちょっと話がそれますが、海の日は1995年に祝日化され、2003年からいわゆる「ハッピーマンデー」になったのですが、その初年である2003年の海の日が「7月21日」だったため、20日(日)が海の日、21日(月)が振り替え休日と勘違いする人も多かったようです(私も最初は印刷ミスかと思いました)。

    なので、事実上ハッピーマンデー化されたのは2004年以降と言うこともできるかもしれませんね。

     

    操舵室。

    操舵に使う機器類がそのままの形で保存されており、今にも船を動かせそうな錯覚に陥ります(もちろん、動かないのがお約束)。

     

    なお、制服を着て受話器を持っているのは人間ではなく人形です。

     

    操舵室は高いところにあるので眺望が良く、青森港に出入りする船も良く見えます。

    こちらはオイルタンカー「近竜丸」と津軽海峡フェリー。

     

    青森港〜下北半島方面を結ぶ高速船「ポーラスター」。

     

    そして、舳先のカモメでした(森本レオ風)。

     

    無線通信室。

    函館の「摩周丸」ではモールス信号体験コーナーが設けられていたりしましたが、「八甲田丸」では立ち入り禁止エリアになっていました。

     

    室内では、昭和63年(1988年)3月11日〜13日の無線交信を録音した音声が流されていました。これは、青函連絡船最後の3日間に当たります。

     

    船内に設置されたエレベーターで下り、車両甲板にやってきました。

    「摩周丸」では立ち入りのできない場所でしたが、「八甲田丸」では公開されています。

     

    最初の方は「青森ベイブリッジ」に使用されている部品などの紹介でしたが、正直建築部品は門外漢なのでさっぱり。

     

    鉄道ファン的には、この鉄筋の名前にちょっとそそられましたが。

     

    奥へ進むと鉄道用の連結器が。

     

    海上を航行する船舶である以上、波による揺れは避けることができないので、ここに積載した車両を連結することでしっかりと固定していたそうです。

     

    奥へ進むと、鉄道車両の実物の展示・保存エリアです。鉄道ファン的には一番心躍る展示です。

     

    最初に現れたのは、郵便・荷物車の「スユニ50」です。現在は行われていませんが、かつては国鉄で郵便輸送が行われており、それに対応した車両は「ユ」の記号が付与されていました。

     

    キハ82型特急気動車。

    全国各地の非電化路線に投入され、高速化に貢献した特急型気動車です。

     

    DD16型ディーゼル機関車。

    動軸を減らし軸重を軽くすることで、様々な線区に入線できるようにしたディーゼル機関車です。

     

    製造固体が少ない、どちらかというとマイナーな機関車で、保存個体もそう多くありません。

     

    ヒ600型貨車

     

    「控(ひかえ)車」と呼ばれる種類の貨車です。連絡線に貨車を積み下ろしする際、桟橋にかかる荷重を軽くして路面の安定を図るため、機関車と貨車の間に連結され車両だそうです。

     

    そういえば小さいころ見た図鑑にそんな種類が書いてあった記憶がありますが、その使われ方や形状を見たのは今回が初めてです。

     

    先へ進んで機関室。船舶の動力源であるディーゼル機関を見ることができます。

    いかにも「メカ」な外観のディーゼル機関が並ぶ様子は壮観で、少年の心を呼び覚ましてワクワクさせてくれます。

     

    総括制御室。ディーゼル機関の様子を絶えず監視し、操作を行う部屋です。

    船舶を運行する上で重要な操作を行う場所であり、「第二のブリッジ(操舵室)」とも呼ばれていたそうです。

     

     

    そんな感じで八甲田丸の見学は終了。

    昨年訪れた函館の「摩周丸」を思い出しながら見学する場面も多かったですが、両船で見学できる場所、できない場所が異なる部分もあり、大変楽しめました。

     

    私は1年間が開きましたが、「摩周丸」「八甲田丸」の両方をセットで見学するのも面白そうです。

     

    帰る時間が近づいてきました。バスで青森空港へ移動し、展望デッキに出てみましたが、外は寒〜い雪の夜。

     

    加えて、このような大きなフェンスが設置してあったので、仮に昼間でも撮影には厳しそうな印象でした。

     

    展望デッキ出入口付近にはこんな模型が。

     

    日本エアシステムじゃないですか〜、懐かしい。振り返れば、日本航空と日本エアシステムが合併する前の青森空港は、日本エアシステムの飛行機が多く発着する空港でしたね。

     

    このあと、フジドリームエアラインズの名古屋(小牧)便で帰途につきました。

    写真は撮れませんでしたが、今回は往復とも夜の県営名古屋空港を発着する便に乗りました。県営名古屋空港は市街地に近い空港なので、離着陸時は濃尾平野の夜景がよく見えて綺麗でした。

     

    これにて青森&函館旅行は終了です。

    旅行 | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    北海道新幹線開業記念 青森&函館旅行 その2
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      長らくお待たせいたしました。旅行2日目の様子をお伝えしたいと思います。

      ようやく、青森県の話が本格的に出てきます。

       

      おはようございます。1月3日朝の青森駅です。

      この日は、「日本最北の私鉄」津軽鉄道と、北海道新幹線などに乗車します。

       

      まずはここから列車……ではなく、

       

      弘南(こうなん)バスの路線バスに乗りました。なぜかというと、列車の時刻がうまく合わず、バスの方に時刻が合う便があったからです。

       

      積雪によるダイヤ遅れが懸念されましたが、そこは地元のバス会社。多少雪の残る道も走破し、大幅な遅れが発生すること無く終点に到着しました。

       

      行き先表示でネタバレしてますがやってきたのはここ。

       

      JR五能線・五所川原駅、そして隣接する津軽鉄道・津軽五所川原駅です。

      ちなみに構内は跨線橋でつながっています。

       

      まずはここ、五所川原から津軽鉄道に乗車します。

      ここで、津軽鉄道について少し説明します。

       

      津軽鉄道は、青森県五所川原市の津軽五所川原駅と、同県中泊町の津軽中里(なかさと)駅を結ぶ鉄道で、日本で一番北にある私鉄です。

       

      基本的にレールバスで運行される鉄道路線ですが、旧形客車や機関車も保有しており、季節に合わせたイベント列車の運行を盛んに行っています。

       

      今回は津軽鉄道の代名詞的存在である、冬のイベント列車に乗車します。それがこちら。

       

      旧形客車を用いた「ストーブ列車」です。この車両を利用する際には、乗車券の他に「ストーブ列車券」が必要となります。

      ちなみに旧形故、完全手動ドアなので乗降時にはご注意ください。

       

      つり下げサボに社紋、硬券乗車券など、レトロな物たちが旅情を盛り上げます。

       

      そして車内のストーブがこちら。石炭をくべる「ダルマストーブ」です。

      車内販売でスルメを買うと、このストーブを使って焼いてくれます。

       

      なお、車内にはSG(蒸気暖房)の管が配置されていますが、蒸気は供給されませんのでご了承ください。

      その分ストーブで温まりましょう。

       

      今回乗車したストーブ列車は、機関車ではなく「走れメロス号」と称されるレールバスが牽引します。

      詳細は後述しますが、津軽鉄道沿線は「走れメロス」の作者、太宰治の縁の地です。

       

      レールバス車両の方は運賃のみで乗車でき、イベント列車と地域の足を両立させています。

       

      雪原をひた走るストーブ列車。これぞわざわざ冬に雪国に来てこその車窓。

      多少隙間風が入りますが、ストーブは温かい。

       

      途中、嘉瀬(かせ)駅には19年前にSMAP・香取慎吾さんと地元の子供たちが絵を描いた車両が保存されていました。

      ただ、塗装の劣化が痛々しいです。

       

      終点の津軽中里駅に到着です。日本の私鉄最北の駅だそうです。

       

      レールバスの入換を待ち、折り返し乗車。

      今度はレールバスの「走れメロス号」に乗ります。

       

      車内には太宰治・著の本があります。

      先ほどチラっと触れましたが、津軽鉄道沿線は小説家・太宰治の出身地があります。

       

      途中、金木(かなぎ)駅のホームには小説「津軽」の一部が書かれた看板がどーんと立っています。

       

      再び五所川原駅に到着。今度は北海道新幹線に乗りに行くべく、五能線の列車に乗車。五能線色と呼ばれるカラーをまとったキハ48+キハ40に乗車。

       

      途中、川部駅で乗り換えの合間に動画や写真を撮影しました。

      五能線の観光列車「リゾートしらかみ」(橅<ブナ>編成)にも出会うことができました。

       

      さて、ようやく乗継列車の普通青森行き(701系)が到着したので、新幹線接続駅の新青森駅へ向かいます。

       

      新青森駅に到着し、新幹線ホームへ移動。

       

      北海道新幹線・新函館北斗行きのE5系「はやぶさ」に乗車します。

       

      さて、ここで北海道新幹線について少し説明します。

       

      北海道新幹線は、2016年3月26日に、東北新幹線・新青森駅から北海道の新函館北斗間で開業した新幹線です。

      多くの列車が、東北新幹線と直通運転を行っています。

       

      専用線を持つ「フル規格新幹線」ではありますが、青函トンネルは既存の施設をそのまま使い、貨物列車と線路を共用して走行します(貨物列車に対応するためこの部分は三線軌条となっている)。

       

      貨物列車と新幹線が同じ場所を走行するというのは過去に例の無いことであり、特にトンネル内においては風圧によってすれ違う貨物列車が脱線する危険性が懸念されるため、青函トンネル内は在来線特急時代と同じ時速140キロの速度制限が新幹線にかかります。

       

      実際に青函トンネル区間を乗車してみると、風景の流れ方(トンネルでも蛍光灯などはあったりするので)や空切り音・摩擦音なども穏やかで、確かにスピード感を感じませんでした。

       

      安全第一とはいえ、この速度制限が所用時間のネックにもなっているので、技術的課題の克服が待たれます。

       

      しかしながら、時速200キロ以上の高速運転が可能な部分も多いため、速達効果は決して無視できるものではありません。

       

      そんなこんなで新函館北斗駅に到着。昨年の記事で触れたように、かつての渡島(おしま)大野駅が生まれ変わりました。

       

      ここから新幹線連絡列車「はこだてライナー」に乗車して函館駅へ向かいます。

      車両は「はこだてライナー」のために新造されたJR北海道・733系1000番台で、どこかメカっぽさを感じるメタリックな外観の車両です。

       

      函館駅に到着。プロ野球・日本ハムの大谷選手のポスターで北海道新幹線の開業をアピールしています。

       

      函館駅ではJR北海道の列車や路面電車の写真や動画をちょっと撮影しました。

       

      函館駅を発車するキハ40の動画2本

       

      新塗装の261系 特急「スーパー北斗」

      183系 特急「北斗」

       

      函館駅前を行きかう路面電車。

       

      続いては、青森へ戻る第一歩として、道南いさりび鉄道・木古内(きこない)行き普通列車に乗車します。

       

      道南いさりび鉄道は、JR函館本線・五稜郭駅から分岐し、木古内駅までの新幹線並行在来線(旧JR江差線)を引き継いだ第三セクターの鉄道会社です。

       

      車両はJR北海道(もっと遡ると国鉄)から継承したキハ40を使用しています。

       

      新幹線並行在来線は、かつての華であった長距離特急が無くなり、往々にして厳しい条件下での運行を強いられるケースが多いですが、道南いさりび鉄道はその上に古い車両を継承して運転しています。

       

      今後の経営状況が懸念されるところではありますが、地域や観光の足として、踏ん張ってもらいたいと思います。

       

      東日本の日暮れは早い(去年も同じこと言った)。

      終点の木古内駅に到着する頃にはどっぷり日が暮れていました。

       

      ここで再び北海道新幹線に乗り換えます。

       

      道南いさりび鉄道の駅舎内には鉄道模型や、サボ・駅名標など実物の鉄道関連品の展示スペースがありました。

       

      駅前には「道の駅 みそぎの郷 きこない」があります。今回はここで北海道のお土産を購入しました。

       

      なお、木古内駅は新幹線の停車駅ではありますが、売店等はありませんので、木古内駅から新幹線に乗る際はここでお土産等を購入するのが良いでしょう。

       

      木古内駅から新幹線で新青森駅、新青森駅から奥羽本線普通電車を乗り継いで青森駅に戻ってきました。

       

      もうすっかり夜。青森駅前にある「青森ベイブリッジ」とその周辺がライトアップされていました。

      早朝から濃密な日程をこなしたこの日の行程も無事終了。

       

      ちなみにこの日の青森県の天気は雪、函館は晴れ時々曇りぐらいだったので、この日に関して言えば北海道の函館より青森の方が寒かったです。

       

      旅行 | 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      北海道新幹線開業記念 青森&函館旅行 その1
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        1月2日〜4日まで、2016年3月に開業した北海道新幹線に乗りに行く目的の青森メインの旅行に行ってきました。

         

        今回はまず、初日1月2日の様子をご紹介します。

         

        【1月2日】

        実はこの日は夜の飛行機で青森空港へ移動するため、青森の話はほとんど出てきません。ご了承ください。

         

        県営名古屋空港にやってきました。

         

        セントレアこと中部国際空港ではなく、ここ県営名古屋空港を出発地に選んだ理由は極めてシンプル。

        名古屋〜青森便は県営名古屋空港発着のフジドリームエアラインズ(FDA)便しか無いのです。

         

        少々早めに空港に到着し、展望デッキ飛行機の撮影をしました。

         

        展望デッキに出ると、銀色に輝く飛行機が目に入ってきました。

         

        1機1機異なるカラーリングを施しているFDAですが、最近導入した機材は金色と銀色に塗られ、見た目の派手さから結構話題に上がっていました。

         

        いつか金色の方も見てみたいです。

         

        そして今度は、グリーンに塗られた機体が到着。

         

        搭乗後に読んだ機内誌によれば、この機体は長野県松本市がスポンサーになっているそうで、「アルプちゃん」というキャラクターが描かれていました。

         

        多くの地方路線を支えるFDAは、長野県にある松本空港にも就航しています。

         

        続いてピンクの機体が到着。

        FDAの本拠地である静岡県が舞台の漫画・アニメ「ちびまる子ちゃん」が描かれている機体です。

         

        県営名古屋空港と言えば、航空自衛隊小牧基地と滑走路を共用する空港ですが、この日は正月三が日ということもあってか訓練飛行には遭遇せず、羽を休めている自衛隊機たちが遠目に確認できました。

         

        話題の国産ジェット旅客機・MRJも姿を見せず、個人機・事業用機の飛行も控えめで、いつになく静かな様子でした。

         

        そうこうしているうちに、大分日が暮れてきました。デッキ後方の「NAGOYA」の文字もほんのり赤く光りはじめました。

         

        頑張って離陸機の流し撮りも試みましたが、「うん、そうなるよね」という出来に。

        幅広いズーム範囲で便利なカメラもセンサーはコンデジ。高感度撮影は弱いです。

         

        撮影を引き上げ、飛行機に搭乗して青森空港へ向かいました。

         

        撮影をしていた最中に「青森行きは青森空港視界不良のため、名古屋空港へ引き返す可能性のある条件付き運航となる」旨を知らせるアナウンスがありました。

         

        どうなることやらとドキドキしながら飛行機に乗りましたが、無事、青森空港に到着することができました。

        時間帯の近い他の便も無事到着していたようなので、「多分大丈夫だと思うけど、念のため」という条件付けだったのかもしれません。払い戻しとか、そういう問題もありますからね。

         

        本当にやばそうなら欠航の判断を下すでしょうし。

         

        そんなこんなで青森に到着し、本格的な旅行は次の日以降から楽しむことになります。

        その様子はまた次回。

         

        旅行 | 18:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        京都旅行 その3 嵯峨野トロッコとジオラマ京都JAPAN
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          京都旅行3日目は嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車乗車と、ジオラマ京都JAPANを見てきました。

           

          嵯峨野観光鉄道「トロッコ嵯峨駅」に到着。JR嵯峨嵐山駅に隣接しています。

          「さが駅」ですが京都府です。

           

          駅前には「デゴイチ」こと蒸気機関車D51の51号機が保存されています。

          「51」が連続するこの機関車は、通称「なめくじドーム」のD51です。

           

          トロッコ嵯峨駅には他にもSLの保存車両がありますが、それは後ほど。

           

          さて、まずは嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車に乗車し、トロッコ亀岡駅を目指します。

           

          ここで、嵯峨野観光鉄道についてご紹介します。

           

          現在、トロッコ列車が運行されている嵯峨野観光鉄道ですが、元々はJR(国鉄)の山陰本線でした。

          しかし、急峻な渓谷に沿ったこの線路は1989年に別ルートに変更され、一旦役割を終えました。

           

          メリットデメリットは表裏一体というか、地形の険しい旧ルートはとても景色のよい場所であったため観光資源としての活路が見出され、1991年よりトロッコ列車の運行が始まりました。

           

          当初は「開業ブーム」が収まると客足が減るのではないかという懸念が示されたようですが、四季折々の景色が間近に楽しめることに加え、嵐山、保津川下りなどの観光とセットで楽しめることなどから人気を博し、今ではメジャーな京都の観光スポットの一つとなっています。

           

          列車はトロッコ客車をトロッコ嵐山方に繋いだDE10型ディーゼル機関車が牽引し、トロッコ亀岡行きは最後部客車にある運転装置から機関車を遠隔操作する推進運転(機関車が後ろから押す運転方法)が行われます。

           

          車窓からは保津川沿いの美しい風景が堪能できます。

          路線の前後半で保津川が見える方向(進行方向の左右)が入れ替わるので、左右どちらの席に座っても風景が楽しめます。

          偶然とはいえ良くできている。

           

          時折挟まれるユーモアたっぷり(関西ノリ?)の車内放送が旅の楽しさを盛り上げてくれます。

           

          終点のトロッコ亀岡駅に到着。

           

          駅前は田園広がるのどかな風景です。

           

          駅のすぐ真横に山陰本線の線路が通っており、時折特急電車も通過します。

          トロッコ亀岡駅はJR馬堀駅から徒歩10分ほどの位置です。

           

          このあと、再びトロッコ列車に乗車し、トロッコ嵯峨駅に戻りました。

           

          戻ってきたトロッコ嵯峨駅。

          ここには「19世紀ホール」という場所があり蒸気機関車の保存車両がある他、喫茶軽食の店舗もあります。

           

          シャンデリアに照らされ、豪華でありながら厳かな雰囲気の中に、蒸気機関車の精悍な顔が並んでいます。

           

          その中のD51-603はちょっと訳ありな機関車。

          実はこの機関車、車庫の火災で被災した車両で、焼け残ったボイラーの前半分だけが保存されています。

          説明書きによると、そのような状態にもかかわらず、書類上「廃車」ではなく「保留車」になっているとか。

           

          昼食後、同じくトロッコ嵯峨駅にある「ジオラマ京都JAPAN」へ行きました。

           

          ここにはHOゲージ鉄道模型の大ジオラマが展開されており、随所随所に京都の名所などが再現されています。

          いくつかご紹介しましょう。

           

          金閣と銀閣。修学旅行で訪れた人も多いと思います。

          私は金閣は行きましたが銀閣は行ったことがありません。

           

          清水寺。思い切った決断をする時の例えで有名な場所です。

           

          五山の送り火。

          ポケモンの技にもなった「大文字」は特に有名ですが、「大」以外の形の送り火もあります。

           

          欲を言えば、白色LEDではなく電球色LEDを使ってほしかったかな(そっちのが「火」っぽい色なので)。

           

          しかし何よりこれは「鉄道模型」。梅小路機関区&京都鉄道博物館、京都駅周辺といった鉄道関連スポットもしっかり再現されていました。

           

          館内には電気機関車EF66の運転室部分が2つ鎮座。

          なんと、実物の運転台から模型車両の運転を行うことができます(入場料とは別に料金が必要)。

           

          ただ、今回京都府内でそれなりの数のEF66の保存機を目にし、この機関車が着実に現役を退いて行っていることを改めて実感しました。

          精悍で速そうな面構えが気に入っている機関車ですが、老朽化には勝てない……。

           

          さらに、天井部分に星を投影し、星座の解説を行う「天体ショー」を1時間に1回実施。

          星が輝く夜空の下を列車たちが走りぬけて行く姿は幻想的にも見えます。

           

          さて、そんな感じで今回の京都旅行は終了しました。

           

          鉄道博物館とSL、路面電車、トロッコ列車、鉄道模型と、今回もまた実に「鉄分」たっぷりの旅行となりました。

          歴史・文化の観光が有名な京都ですが、鉄道関連スポットも沢山あります。

           

          鉄道をテーマに訪れる京都というのも、なかなか良いものだと思います。

          旅行 | 13:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          京都旅行 その2 嵐電と映画村
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            京都旅行2日目は「嵐電(らんでん)」こと京福電鉄の乗り鉄&沿線プチ観光と、東映太秦映画村を楽しんできました。

             

            今回の乗り鉄のスタート地点は四条大宮駅。嵐電の終点駅の一つです。

            ちなみに、近くに阪急の「大宮駅」がありますが、ここは埼玉県ではありません(※京都府です)。

             

            やってきたのはレトロ電車のモボ21形27号。これに乗って、嵐電の乗り鉄スタートです。

             

            ここで、京福電鉄について少し紹介しておきます。

             

            京福電鉄は元々、「京」都府と「福」井県に鉄道路線を持つ会社でしたが、もろもろの事情(話すと本当に長くなるので……)により福井県内の鉄道路線を手放し、現在は京都府内で嵐山〜帷子ノ辻(かたびらのつじ)〜四条大宮間の「嵐山線」と帷子ノ辻〜北野白梅町間の「北野線」で電車を運行しています。

             

            嵐山線では一部で路上を走る区間があり、京都市電亡き今では唯一、京都市内を走る路面電車となっています。

             

            また、タイトーが発売した電車運転ゲーム「電車でGO!旅情編」に収録されている鉄道会社のひとつで、私にとって函館市電以来の同作現地訪問となります。

            ちなみに、近年駅の増設や駅名変更があったため、ゲームとは大分様相が異なっている部分もあります。

             

            路面電車スタイルの小さな電車に揺られ、終点の嵐山駅に到着。

            京都の有名観光地、「嵐山」のアクセス駅の一つです。

             

            嵐山駅から歩いて数分、京都市を代表する橋といっても過言ではない橋「渡月橋」があります。

             

             

            観光案内とかでよく見かけるこの橋です。う〜ん、いかにも「京都」という風景。

            ちなみに木造橋のように見えますがこれは装飾で、実際はアスファルト舗装がしてあるコンクリート橋です。

            写真にあるように車やバスが通れます。

             

            上流の方を見ると、川下り船(保津川下り)の姿も見えました。

             

            渡月橋の景色を楽しみ、再び嵐電に乗車。「京むらさき」色に塗られた電車に乗ります。

             

            帷子ノ辻駅で北野線・北野白梅町行きに乗り換え。こちらは神奈川県の「江ノ電」の塗装を再現した電車でした。

            帷子ノ辻と書いて「かたびらのつじ」と読むなど、嵐電には難読な駅名が多いです。

             

            単線の専用軌道をのんびりと走り抜け、終点の北野白梅町駅に到着。

            さて、京都市の「北野」と言えば……。

             

            北野天満宮。

            学問の神様・菅原道真を祀る神社として有名な場所ですね。

             

             

             

            まぁ、既に大学を卒業しているので学問云々という訳ではありませんが、参拝してきました。

             

            参拝を済ませ、再び北野白梅町駅より嵐電に乗車。今度は京都銘菓「八橋」の「夕子」ラッピング電車に乗車。

            終点の帷子ノ辻駅で乗り換え、東映太秦映画村を目指します。

             

            太秦広隆寺駅で嵐電を降り、やってきました映画村。

            ここへ来るのは小学6年生の修学旅行以来、10数年ぶりです。あのとき、脇を通る山陰本線は地上で踏切だった……(現在は高架化、というかここでも鉄道の話かよ!)。

            なんてことはさておき、いざ入場。

             

            まぁ、時代劇のロケに使える街並みとかが再現してあるのは言わずもがななので、あえて詳しくは触れません。

            だって「東映」が付いてるんですよ。「東映」太秦映画村ですよ。

             

            「東映」といえば、特撮モノを忘れてはいけません。日曜朝のお楽しみタイムです。

            「パディオス」という建物内には、「○○レンジャー」などの戦隊物や「仮面ライダー」シリーズに関する展示コーナーがあります。

             

            ……とはいえ、私は戦隊物などの特撮を好んで見る方ではありませんでした。

             

            ですが、いつの時代も戦隊物は男の子のあこがれであり、周囲の男の子たちが幼少期にいつも言ってた戦隊物の名前(私の場合「カクレンジャー」や「カーレンジャー」など)を目にした途端、その頃の思い出が色々と蘇ってきました。

            そういえば小さい頃、「男の子のプライド」として、「カクレンジャー」とかが描いてある靴を買ってもらったなぁ(女の子は「セーラームーン」の靴が流行っていた)。

             

            そんなわけで、この展示は特撮物を見てない割にメッチャ楽しんで見る事ができました。

            特撮の力って偉大だ。

             

            そしてもう一つ、忘れちゃいけないのが「東映アニメーション」。アニメ好きの私が触れない訳がない。

            東映グループのアニメ制作会社で、現在では「プリキュア」シリーズや「ワンピース」などの人気アニメを制作しています。

             

            という訳で映画村の入り口を入った途端、歴代プリキュア達がお出迎えしてくれました(そう言えば今、プリキュアって総勢何人居るんだろう?)。

             

            結構小さなスペースですが、東映アニメーションの主要作品にまつわる資料を展示する「東映アニメギャラリー」があります。

             

            ギャラリー内のショーケースには沢山のフィギュアが。

            「ワンピース」「ドラゴンボール」などの人気少年漫画系のフィギュアもあれば……

             

            「プリキュア」「セーラームーン」など女の子に人気のキャラクターのフィギュアもずらり。

            「おジャ魔女どれみ」と「デジモン」が一緒に展示されているのは2000年の映画が同時上映だったからかな?

             

            ギャラリーの壁にはアニメ映画のポスターがズラリ。

            アニメ映画黎明期から現在まで多彩な作品のポスターがあります。

             

            私の世代だと多分この辺りが親しみある人が多いのではないかと。

            2001年ごろに公開された映画のポスターです。

            いやぁ、懐かしい。

             

             

            という訳で、結局鉄道とアニメばっかりやたら雄弁に語った2日目となりました。

            旅行 | 22:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            京都旅行 その1 京都鉄道博物館
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              8月16日〜18日に京都へ旅行へ行ってきました。

               

              今回は今年4月に開業した「京都鉄道博物館」を軸に、その他京都の観光を楽しんできました。

               

              まずは1日目の様子を紹介したいと思います。

               

              【8月16日】

              この日は名古屋から京都へ向かい、京都鉄道博物館を見学しました。

               

              新幹線に乗って京都駅に到着。

              名古屋〜京都間は新幹線「のぞみ」または岐阜羽島・米原通過の「ひかり」で40分もかからずにスピーディー。

               

              京都タワーが見えるバス乗り場から京都市営バスに乗り、京都鉄道博物館を目指します。

              今は京都市営バスでも全国相互利用の交通系ICカードが使えるようになり、便利になりました。

               

              バスに揺られて京都鉄道博物館に到着。

               

              ここで、京都鉄道博物館について少し説明します。

               

              京都鉄道博物館は、大阪にあった「交通科学博物館」の後継施設として作られたJR西日本の鉄道博物館です。

              蒸気機関車の保存施設として有名な「梅小路蒸気機関車館」の脇に博物館を建設、一体化することで鉄道の歴史や発達について深く知ることのできる博物館となりました。

               

              展示資料の一部は大阪の交通博物館から移設され、特に車両の資料は大掛かりな移動作戦が行われ、テレビニュースなどでも話題となりました。

               

              それで中に入って見る事にします。

               

              入場するとまず目に入ってくるのが、「プロムナード」と呼ばれる展示エリアの車両たちです。

              最前列では蒸気機関車のC62-26、国鉄80系電車、0系新幹線がお出迎え。

               

              さらに奥へ進むと、今年惜しまれながら引退した豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス」の車両が保存してあるエリアがあります。

              ここには、専用塗装を施された電気機関車EF81-103のほか、展望個室付き最後尾車両「スロネフ25-501」などが展示されています。

               

              スロネフ25の展望個室は個室代だけで10万円以上する部屋でしたが、1列車に1室しかないことから激しい争奪戦となる「プラチナチケット」となっていました。

               

              続いて屋内へ進むと、500系新幹線、581系寝台電車、481系ボンネット特急電車が最前列でお出迎え。

              どれもJR西日本エリアで大変活躍した車慮たちです。

               

              奥へ進むと100系新幹線の姿も。100系新幹線は保存されている固体が少なく、貴重な存在です。

              多分ここと名古屋の「リニア鉄道館」ぐらいしか置いてないような……。

               

              ディーゼル機関車DD51と電気機関車EF66が一段高いところに展示され、床下構造を見学できるようになっています。

              大馬力で客車や貨車を牽引する機関車はその力を発揮すべく、床下にも大きなガッシリとした部品が使われていたのが印象的でした。

               

              屋上には展望テラス(スカイテラス)があり、東寺の五重塔や京都タワーなどをバックに走る列車が見渡せます。

               

              京都タワーをバックに走る山陰本線(嵯峨野線)221系。

               

              東寺の五重塔をバックに出会う700系新幹線と東海道本線の221系。

               

              京都鉄道博物館はこれだけじゃない!

              旧・梅小路蒸気機関車館に相当する屋外エリアもあります。

               

              転車台を中心とした「扇状車庫」には貴重な蒸気機関車がズラリ。

               

              「SL北びわこ号」に使われるC56-160の姿もありました。

               

              屋外エリアの休憩室として使われているのは50系客車。

              老朽化した客車を置換え、地方線区の通勤通学輸送の改善するために投入された客車で、赤い塗装であることから寝台列車の「ブルートレイン」に対して「レッドトレイン」と呼ばれた親しまれた車両です。

               

              しかし、その後そう時が経たないうちに機関車が引く客車列車の気動車化の波が押し寄せ、あまり活躍できなかった「悲運の車両」のひとつになってしまいました。

               

              SL乗車体験列車「SLスチーム号」は客車をリニューアルして運転されてます。

              この日は「スワローエンゼル」ことC62-2が牽引していました。

               

               

              出発の様子を動画で撮影しました。

               

               

               

              さて、こんな感じで京都鉄道博物館の見学で1日目を終えました。

              建物部分に加え、扇状車庫エリアもあるこの博物館は大変広くボリューミーで、このブログで紹介しきれなかった部分や、駆け足で回ってしまった部分もあります。

               

              1日では見きれなかった部分もあるので、2日に分けて見る手もあるかな〜?と思いながら博物館を後にしました。

               

              旅行 | 16:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              新幹線ができる前の函館旅行 その3
              0
                旅行3日目は、特急「スーパー白鳥」で新青森駅へ向かい、東北新幹線と東海道新幹線を乗り継いで名古屋を目指しました。

                【1月4日】


                朝の函館駅。
                まずは、特急「スーパー白鳥16号」(車両は789系)に乗車し、新青森駅を目指します。

                特急「白鳥」および「スーパー白鳥」は、函館と青森・新青森を結ぶ特急列車です。
                途中、青函トンネルを経由します。

                まずは青函トンネルを通る特急列車について少し紹介したいと思います。

                1988年の開通当初、青函トンネルを通過する昼行特急は「はつかり」という列車名でした。
                当時は東北新幹線が盛岡までしか開業していなかったため、「はつかり」は盛岡〜函館間を結び、東北新幹線と連絡していました。
                のちに新型車を導入し「スーパーはつかり」という列車も運転されるようになります。

                2002年に東北新幹線が八戸まで延伸されると、「はつかり」「スーパーはつかり」が廃止され、後継列車として「白鳥」「スーパー白鳥」が登場、八戸〜函館間を結びます。
                2010年に東北新幹線が新青森に延伸されてからは、「白鳥」「スーパー白鳥」の運転区間が現行の新青森〜函館間となりました。

                そして、2016年3月に北海道新幹線が開業すると、青函連絡特急の役割は新幹線が担い、特急「白鳥」「スーパー白鳥」は廃止される予定です。

                なお、「白鳥」という列車名の特急は、かつて大阪から湖西線、北陸本線、羽越本線などを経由し、関西と北陸・東北地方日本海側を結ぶ列車でした。
                中でも、2001年に廃止された大阪〜青森間の「白鳥」は、最長走行距離の昼行特急となったことがあり、鉄道ファンの記憶に残る列車の一つとなっています。


                「スーパー」が付かない方の「白鳥」は、485系による運転です。
                国鉄型特急車ですがリニューアルが施されているため、オリジナルの形とはだいぶ変わっています。


                さて、乗車した「スーパー白鳥」は順調に鉄路を進み、木古内駅に到着。

                木古内駅は北海道新幹線の途中駅となる予定で、新幹線ホームのある駅舎も車窓から確認できました。


                木古内駅を出発し、しばらくすると線路が3本に。

                これは、北海道新幹線が青函トンネルを通過する計画のため、線路幅の狭い在来線の線路脇にもう1本レールを敷き、線路幅の広い新幹線が通れるようにしたものです。

                このような措置が取られたのは、新幹線の開業前試運転を行うためであることもそうなのですが、新幹線開業後も在来線規格の貨物列車が青函トンネルを経由することになっているためでもあります。

                このような方式は「ミニ新幹線」のひとつ、秋田新幹線でも導入されています。


                青函トンネルに近づいた「スーパー白鳥」の車内。

                青函トンネルの前後にはいくつか別のトンネルがあるため、電光掲示板にトンネル名が表示されます。



                青函トンネルを抜け、青森駅でスイッチバックを行った後、新青森駅に到着しました。


                新青森駅の構内通路には、廃止される「白鳥」「スーパー白鳥」のさよなら展示コーナーが設けられていました。

                そういえば、北海道では新幹線開業へ向けたボードや展示を多数見ましたが、廃止される「白鳥」に関する物は青森に入ってから初めて見ました。



                新幹線ホームへ移動し、東北新幹線「はやぶさ」のE5系に乗車。
                大宮駅で撮影した事はありますが、乗車は今回が初めてです。

                「はやぶさ」と言えば、2008年まで東京と九州(かつては西鹿児島、晩年は熊本)を結ぶ寝台特急の列車名でしたが、東北新幹線新青森延伸時に「復活」して加わりました。北海道新幹線でも「はやぶさ」の列車名が使われる予定です。

                そんな新幹線「はやぶさ」は最高時速320キロで、最高時速300キロの山陽新幹線より速く走ります。
                残念ながら現在の新幹線に客室スピードメーターがないので確認はとれませんでしたが、確かに速く走っている感じはありました。


                そんなスピードを体感した後、東京駅に到着。
                この日の東京の最高気温は17℃。北海道向けに買ったダウンジャケットを着ていたので暑く感じました。

                この冬は何だか暖冬のようで、北海道でも森町などはあまり雪がありませんでしたし、東北地方も青森県を抜けると雪がつ積っているところが少なくなっていったような感じです。


                東京駅で東海道新幹線に乗り換え。名古屋までは「ひかり」517号に乗車しました。
                「のぞみ」ではなくこの「ひかり」にしたのは、自由席が比較的すいていると思われたことと、このタイプの「ひかり」がそんなに遅くないからです。

                「ひかり」517号は東京〜名古屋間で「のぞみ」停車駅である品川、新横浜の他に豊橋に停車します。
                このような「のぞみ」+1駅停車の「ひかり」は、東京〜名古屋間で他の「のぞみ」に抜かれることが無いので、速さは十分。
                ※のぞみ+2駅以上停車する「ひかり」は途中で追い越されます。

                自由席は「のぞみ」3両に対して「ひかり」は5両なので、自由席の座席数は多いです。
                さらに、この「ひかり」の3分前に「のぞみ」が出発するので、急ぐ人はまずそっちに流れます。

                こういう事情を勘案すると、「のぞみ」+1駅タイプの「ひかり」自由席が空いていることが予想され、実際そのような場合も多いです。

                東京〜名古屋間の新幹線をご利用の際は、「ひかり」を上手に利用すると良いかもしれませんよ。


                最後に新幹線の車窓から見えた富士山の写真を。この日はよく晴れていたので、富士山もくっきりと見えました。

                写真には撮れませんでしたが、三河安城で「なくしてわかるありがたさ 親と健康とセロテープ」も確認しました。

                これにて函館旅行は終了。
                独特の景観が楽しめる函館の街や、美しい夜景。そして北の大地の鉄路を楽しんだ旅となりました。

                そして、北国の寒さを感じることで、いかにこの冬の本州の気温が高いかと言う事を体感しました(まぁ北国もこの冬は比較的暖かいでしょうが)。
                ダウンジャケットはしばらく出番なさそうです。
                旅行 | 17:54 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                新幹線ができる前の函館旅行 その2
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                  今回は、函館旅行2日目の様子をお伝えします。

                  【1月3日】
                  この日は、青函連絡船「摩周丸」、JR北海道の乗り鉄、函館山からの夜景を楽しんできました。


                  JR函館駅近くの港に係留されている、青函連絡船「摩周丸」。
                  船内は青函連絡船に関する資料館になっています。

                  でもまだ開館前なので、近辺の様子をちょっと撮影。


                  摩周丸前から見える函館山。今夜はここから夜景を楽しむ予定です。



                  函館の港に停泊する船たち。
                  雄大な山と海が織りなす風景を見ると「北海道だなぁ」と思います。


                  青函連絡船「津軽丸」の錨(イカリ)とデゴイチ動輪の比較展示。
                  大型で貨物列車も搭載する連絡船には、これだけ大きな錨が必要だったんですね。

                  さて、そろそろ開館時間になったようです。

                  船内に入る前に、青函連絡船について紹介します。

                  ここで言う「青函連絡船」とは、国鉄(晩年はJR北海道)が青森〜函館間で運航していた船舶航路のことで、現在も運航されているフェリーとは異なります。

                  国鉄の航路だったので、国鉄線の利用を考慮した料金体系(連絡船を挟んだ国鉄線の営業キロを通算し、運賃を算出する等)が組まれていた事も特徴です。

                  青函航路のルーツは北海道開拓使とされ、その後民間の汽船会社がこの航路に参入します。
                  青森・函館双方に鉄道が伸びた後の1908年、国鉄が青函連絡船の運航を始めました。

                  1914年には艀(はしけ。動力を持たず他の船に曳航される船のこと)を用いた貨車の輸送が始まり、1925年からは連絡船に直接貨車が積み込まれるようになりました。

                  その後、太平洋戦争下での空襲や洞爺丸台風などの苦難を乗り越え、経済成長と共に最盛期を迎えた青函連絡船ですが、貨物はトラック、旅客は飛行機に流れるようになると収支が悪化。

                  連絡船ならではの楽しさを演出するキャンペーン等を行いましたが、1988年に青函トンネルが開通すると、それに代替される形で連絡船はその役割を終えました。

                  しかしながら、青函連絡船が果たしてきた役割は大きく、また名曲「津軽海峡冬景色」で歌われ、多くの人々の心に残る航路でもあります。

                  青函連絡船はここ函館・摩周丸の他、青森にも八甲田丸という船が保存されており、同じく青函連絡船の資料館になっています。


                  船内には模型やパネル等の資料を用いた展示のほか、実際に使われていた物も多数展示されています。
                  こちらは鉄道で言う普通車に相当する座席で、桟敷席のある連絡船では「普通椅子席」と呼ばれていました。


                  このちょっと豪華な椅子は、鉄道で言うグリーン席に相当する「グリーン椅子席」に使われていたものです。
                  リクライニングや読書灯が付いています。

                  グリーン席が用意されているのも国鉄の連絡船ならでは感じました。


                  乗組員の制服。
                  真ん中のマリンガールというのは、1980年に始まったキャンペーンガールのことです。


                  各種乗船券や記念乗船券などの展示もありました。


                  普通の乗船券などはこういう体裁。
                  いかにも鉄道切符(種類としては硬券)の形をしていて、鉄道連絡船であることを強く感じさせます。


                  信号旗の解説パネル。各旗にアルファベット、数字や注意喚起等の意味があり、これを掲げることで周囲の船舶等と意思疎通を行います。

                  特定の旗の組み合わせで特別な意味になる物もあります。ジブリ映画「コクリコ坂から」に出てきた「ご安航を祈る」もその一つです。


                  ところ変わって操舵室。
                  文字通り船のかじ取りを行う場所で、ブリッジとも呼ばれます。



                  操舵室内には運航に使われた本物の機器がいくつか保存されており、今にも動かせそうです。
                  ※係留船なので動きません。


                  無線通信室。
                  周囲を航行する船舶や関係各所と無線通信を行い、航海に必要な情報を送受信する部屋です。

                  こちらも、実際に使われていた機器が多数あります。

                  正面に見える机には、モールス発信機(音が出るだけで実際に通信はしない)とモールス信号表が用意されており、モールス信号の打電(通称「トン・ツー」)を体験することができます。

                  ちなみに「SOS」は「トントントン、ツーツーツー、トントントン」と打電します。


                  部屋の中にはこんなパネルが。
                  この回の「ブラタモリ」は自宅で視聴しており、無線通信室ではタモリさんがアナウンサーそっちのけで、元無線通信長の方と無線に関するディープな話を繰り広げるシーンがありました。


                  午後からはJR北海道の乗り鉄にはいります。

                  今回乗車したのは函館本線・函館〜森間です。この区間には、2つの分岐経路があります。
                  1つは、七飯(ななえ)〜大沼間にある渡島大野・仁山両駅を迂回する路線(下り森・長万部方面のみ走行)、もう一つは大沼〜森間で、大沼を挟んで大沼公園回りと渡島砂原回りに分かれる路線です。


                  まず最初に、渡島大野・仁山迂回経路と大沼公園回りの列車に乗車。
                  車両はデッキ付き寒冷地仕様のキハ40です。


                  車窓風景はこんな感じ。

                  雄大な山に大地、それに雪と、これぞ北海道!と思える風景です。


                  平原と山……だと最初は思ったのですが、よ〜く見たら凍った湖沼(地図で調べると小沼と言うらしい)でした。
                  こんなに大きな故障が凍るとはさすが北海道……。


                  そんな車窓風景を見て居たら、森駅に到着。


                  森駅跨線橋からの眺め(函館方)。

                  海のすぐ脇で遠くに山が見える良い景色です。
                  そんな森駅はイカの中にご飯を詰めた「いかめし」の駅弁が有名です。
                  (しまった、買うの忘れてた)


                  森駅付近の海の中には、「明治天皇御上陸地」と書かれた石碑が立っていました。
                  (列車内より撮影)


                  今度は函館方面の列車に乗り、森駅を出発。
                  往路では通らなかった渡島砂原回りの経路と、仁山・渡島大野を経由します。


                  往路では迂回した渡島大野駅で一旦下車。
                  下りの一部普通列車が迂回してしまうこの駅ですが……


                  北海道新幹線が開業すると「新函館北斗」駅になります!


                  とはいえ、新幹線開業までは「渡島大野」駅として営業するので、各所に「渡島大野駅」と書かれたステッカーがありました。
                  写真は駅舎入口の自動ドアに貼られたステッカー。

                  立派な駅舎が建っていましたが、内部はまだまだ工事中。
                  周辺も区画整理された土地分譲もまっただ中で、観光向けの物はなどはまだほとんどありません。

                  新幹線開業後の発展が期待されます。


                  東日本の日暮れは早い(再び)。
                  渡島大野駅で次の函館行きを待っている間に日がどっぷりと落ちました。


                  函館駅到着後、市電で十字街電停へ行き、そこからさらに徒歩で函館山ロープウェイ乗り場へ。
                  電停からロープウェイ乗り場までは急な坂が続き、しかも雪が凍結していたのでとても怖かったです。
                  冬に函館山を訪れる際は凍結対策をしっかりと!

                  さて、ここからロープウェイで函館山展望台へ上り、函館の夜景を楽しみます。


                  これが展望台からの眺め。
                  眼下に広がる無数の光、そして函館特有の「くびれ」。

                  急坂を登り、ロープウェイに乗って来た甲斐がありますね〜。


                  函館駅近辺をちょっとズームして撮影。
                  電飾が施された摩周丸がよく目立ちます。


                  函館港周辺。ライトアップされた船もありとても綺麗。


                  展望台後方にはイルミネーションがあり、夜景に負けじと(?)輝いていました。


                  このあと夜景が見えるレストランで「ディナー」を楽しみ、函館山を降りました。

                  2日目は連絡船、鉄道、夜景と楽しむ物もりだくさんの1日のなりました。

                  旅行 | 00:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  新幹線ができる前の函館旅行 その1
                  0

                    1月2日から1月4日にかけて、北海道・函館に旅行に行ってきました。

                    今回は、北海道新幹線延伸開業直前の函館周辺を見ておきたい、というのが主目的の旅行です。
                    昨年末に訪れた北陸とほぼ同じ理由ですね。

                    今回の記事では、1日目である1月2日の様子をお届けします。

                    【1月2日】
                    今回の旅行は、往路飛行機、復路は特急「スーパー白鳥」+新幹線乗継という経路で行ってきました。
                    初日はセントレアこと中部国際空港から、就航間もないエアドゥの函館便で一気に函館を目指します。

                    さて、意気揚々とセントレアに行ってみると、いきなりハプニング発生!

                    搭乗予定のエアドゥ127便函館行きに大幅な遅れが……。
                    新千歳空港除雪のため、セントレアで折り返しエアドゥ127便となる新千歳発中部行きエアドゥ130便が大幅に遅れたのが原因です。

                    遅れたものは仕方が無いので、先日購入した航空無線が聞けるラジオを使いつつ、セントレアでの飛行機撮影をエンジョイしてきました。
                    その写真はまた別の記事を作って紹介したいと思います。


                    飛行機に揺られる事1時間半、北海道は函館空港に到着しました。

                    到着したのは14時ごろ。定刻では12時に着く予定だったので、予定より2時間遅れて到着したことになります。

                    函館市街へ向かう前に、函館空港のデッキで少し撮影。
                    今回搭乗したエアドゥのボーイング737-700型機(JA15AN)が折り返し出発するところ。


                    同機の離陸シーン。
                    2時間遅れで再びセントレアへと折り返して行きました。


                    函館空港を後にし、函館市電湯の川電停へ。
                    この日はJR北海道の列車に乗る予定でしたが、飛行機遅延のため予定を変更し、函館市電に乗る事にしました。


                    東日本の日暮れは早い(そして日の出も早い)。
                    この時期の函館は16時ごろに日没を迎え、17時になる頃には真っ暗になります。

                    そんなわけで、この日は路面電車と街中夜景をテーマに、乗ったり撮ったりしてきました。


                    まずは函館市電の乗りつぶしを敢行。

                    函館市電は湯の川電停から湯の川温泉、函館駅前などを経由し、十字街電停に到達すると、その先で函館どっく前方面の5系統と、谷地頭方面の2系統に路線が分岐します。

                    まずは折よくやってきた2系統谷地頭行きの電車に乗車し、終点の谷地頭電停へ。
                    写真は谷地頭電停の到着し折り返し作業に入る8000形8002「はこしん(函館信用金庫)」広告車両


                    一旦十字街電停へ戻り、5系統函館どっく前行きに乗り換えます。
                    やってきたのは2000形2002「コカコーラ」広告車両。


                    函館どっく前電停に到着し、無事全線完乗!
                    写真は函館どっく前電停で折り返し作業に入る2000形2002号。


                    函館市電乗りつぶしが完了したので、街中夜景をテーマに行動開始。
                    手始めに函館どっく前電停を発車する電車を流し撮りしてみる。


                    函館どっく前電停に到着した710形716「りんりん号」(函館競輪広告車両)。
                    この電車に乗り、乗車中に撮影ポイントを見つけた十字街電停へ向かいます。


                    まずは十字街電停前の交差点にある「操車塔」を撮影。

                    「操車塔」というのは、線路のポイント切り替えを行う設備で、かつてはこの中に職員が常駐し、電車の行き先を見てスイッチを操作し、適切な方向にポイントを切り替えていました。

                    現在では、パンタグラフでスイッチを叩いて操作する「トロリーコンタクター」によるポイント切り替えが導入されているため、操車塔は役割を終えています。

                    十字街の操車塔はそんな時代の「生き証人」として、保存されているものです。


                    続いて、函館どっく前方面の線路沿いに少し進んだところにある「函館市地域交流まちづくりセンター」を撮影。
                    元々「丸井今井」という百貨店として大正12年に建造された建築物で、ドームのある洋風建築が特徴的で目を引きます。

                    その外観の美しさから、1989年には函館市が「景観形成指定建築物」に指定ました。
                    ライトアップされた夜の姿も美しいです。


                    二十間坂。
                    街路樹の電飾の美しさにカメラが向きました。


                    少し足を延ばして金森赤レンガ倉庫。
                    暖色系の照明に照らされた赤レンガが、柔らかな雰囲気を醸し出していました。

                    現在、赤レンガ倉庫の建物はショッピングモールになっており、様々な店舗が軒を連ねています。



                    赤レンガ倉庫前のふ頭に係留される船たち。
                    夜の港ってのもまた良い風景ですね。


                    最後に、倉庫の中に佇むトヨタフォークリフト。
                    人々の賑わいに取り残されたような哀愁漂うお尻が妙に印象的でした。

                    街中夜景を堪能した後は、函館駅前の宿へ。
                    旅行は2日目に続きます。
                     

                    旅行 | 17:37 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    北陸新幹線金沢延伸&上野東京ライン開業をめぐる旅 その3 鉄道博物館と上野東京ライン
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                      今回は旅行3日目、最終日の模様をご紹介します。


                      群馬県高崎市内の宿を出発し、再びJR高崎駅にやってきました。

                      最終日となる3日目は、埼玉県は大宮にある鉄道博物館を再訪した後、今年3月のダイヤ改正で新たに開業した「上野東京ライン」に乗車します。


                      高崎駅から、高崎線・上野東京ライン直通電車に乗り、1時間20分ほどで大宮駅に到着。

                      1年ぶりとなる鉄道博物館へ向かいます。


                      大宮駅から新交通システム「ニューシャトル」に乗り換え、鉄道博物館に到着。
                      今回で3回目の見学です。




                      館内ではいつもの展示車両たちがお出迎え。
                      久しぶり〜!

                      しかし今年、鉄道博物館の展示車両に変化がありました。それがこちら。


                      ここ鉄道博物館のシンボルとも言える、転車台上に展示されている車両がEF55型電気機関車1号機になりました。


                      EF55型電気機関車は昭和11年(1936年)に製造された機関車です。

                      この機関車の最大の特徴は何と言っても優美な流線形の先頭形状で、当時の流線形ブーム(昭和10年前後は鉄道車両に流線形を用いることが流行した)の流れに乗る形で登場しましたが、当時最新の技術を用い、より美しい形状を追及しています。

                      そのスタイルからファンに親しまれ、のちに「ムーミン」という愛称が付けられます。


                      通常、電気機関車は前後双方とも同一の形状にして、どちら向きにしても列車を牽引できるようにしていますが、EF55は例外です。

                      優美な流線形スタイルになっているのは片側だけで、反対側はのっぺりとした切妻断面になっています。

                      後の改造でこちら側を先頭に列車を牽引できるようにはなりましたが、流線形の方を先頭に列車を引くことが前提の設計となっていたため、切妻断面の方を先頭にして走ることはめったに無かったそうです。

                      このような形状が災いし、取り回しが面倒なこの機関車は昭和39年(1964年)に一度引退します。

                      しかし、その優美な流線形スタイルは根強いファンを獲得し、昭和61年(1986年)に解体を免れていた1号機が走行可能な状態に復元。
                      以来20年以上に渡ってイベント列車の牽引で活躍してきましたが、平成20年(2008年)にそれも引退。

                      そして、今年から鉄道博物館で展示されるという運びになりました。

                      また、この車両は戦争を生き抜いた車両のひとつであり、その車体には今でも機銃掃射の痕が残っているそうです。


                      EF55の展示に伴い、他の車両の展示にも変化があります。

                      まず、これまで転車台で展示されていたC57型蒸気機関車135号機が転車台近くの展示スペースへ移動。


                      そして、元々転車台近くにあったキハ41307形気動車が別の展示スペースに移動しています。

                      また、キハ41307がある場所に展示されていたDD13型ディーゼル機関車1号機が展示中止となりましたが、廃棄や解体と言う訳ではなく、今後また展示再開する意向だと言うことです。

                      ひとまず安心。


                      ちょっと屋上に出て写真撮影。

                      とはいえ、架線柱などが多いので「鉄道博物館から見える電車が走る風景」的写真を目指して撮影していたところ……。


                      突然聞きなれぬ汽笛が聞こえ、慌てて周囲を見回すと、鉄道博物館すぐ脇の線路に試運転の電車が!

                      運よく、珍しい物を見ることができました。


                      さて、夏休み期間と言うことで、館内には子供向けの特設展示も。

                      入口付近には、首都圏界隈で運転されている在来線・新幹線が走る「プラレール」のレイアウトがありました。


                      企画展示コーナーでは、首都圏各路線の特徴をわかりやすく解説する「みんなのでんしゃ展」が開催中。

                      展示の説明は、子供たちにもわかりやすいよう平易な文章で書かれていますが、内容は大人でも「へえー」と思うようなことも。

                      また、子供たちが鉄道に対して抱く疑問に、鉄道博物館スタッフが丁寧に答える質問コーナー(文書による質問・回答)もあり、なかには渾身のイラストを用いた「力作」の回答も。

                      企画展示コーナーは撮影禁止(一部許可されたコーナーを除く)で、写真は紹介できませんので、気になる方は是非足を運んでください。


                      一通り鉄道博物館の見学を終えた後は、今年3月に開業した「上野東京ライン」経由の電車で東京駅へ向かいました。

                      さて、この「上野東京ライン」が何たるか、というのは、東京周辺のJR線を利用した事の無い方にはイマイチ分かりづらいかもしれませんが、一応説明します。

                      東京都心部の鉄道利用者が多い区間のJR線では、「山手線」「京浜東北線」のような駅が多い路線と、「東海道線」「高崎線」「宇都宮線」「湘南新宿ライン」のような駅数を絞った路線が並行して設けられています。

                      こうすることにより、小さな駅にも細かく止まる遅い電車と、限られた駅に止まる速い電車を、別々の線路に走らせることができ、利用者を分散させて混雑を緩和したり、退避を無くして速達性を確保し、さらに

                      本数を増やすことができる、というメリットが得られます。

                      しかし、そんな東京の鉄道利用者の多いエリアの中で、上野〜東京間だけが駅数を絞った路線の空白地帯となっており、在来線で移動するならこの区間だけは駅数の多い路線(具体的に言うと「山手線」か「京浜東北線」)を利用せざるを得ない状況が続いていました。

                      実際私も上野東京ライン開業前の上野〜東京間の利用経験がありますが、上野(東京)までは速い電車で来れたのに何でここだけ……、と言う思いを抱きました。

                      その状況を打開するために建設され、このたび開業したのが「上野東京ライン」です。

                      これにより東京〜上野間の在来線で速い電車に乗れるようになったのはもちろん、「東海道線」と「高崎線」「宇都宮線」「常磐線」が直通運転できるようになりました。
                      (一方で、直通運転で遠くの行き先が設定されていると方面が分かりづらい、ダイヤ乱れの波及範囲が拡大する、赤羽〜品川間の駅に行きたい時に「湘南新宿ライン」と「上野東京ライン」どっちに乗ればいいのかややこしい、などと言ったデメリットも。全て丸くと言うのは難しいですね)

                      色々長ったらしく説明しましたが、道路に例えると、信号が多くて遅い道に並行してバイパス道路か高速道路を作ったような感じです。最初からこう説明すれば良かったかな?



                      東京駅の東海道線ホームでは、上野東京ライン直通の普通・快速電車の他、伊豆方面への観光特急「スーパービュー踊り子」(写真上)と、上野東京ライン経由で常磐線直通の特急「ひたち」(写真下)を見ることができました。

                      何だかんだ言って、様々な方面へ発着する色々な種類の電車が発着する様子を見るのは楽しいです。



                      最後は東海道新幹線に乗って愛知へ帰りました。

                      折角東京駅に来たので、ホーム端にある国鉄十河総裁の記念碑もチェック。

                      今から50年以上前にここから始まった新幹線も、今では全国各地にネットワークを持つようになりました。

                      新幹線という高速鉄道網の発達により、各地の生活がより豊かになる事を願い、今回の結びとしたいと思います。
                       

                      旅行 | 00:06 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |



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