ちたんな日々

知多半島出身、現在西三河在住。乗り物成分多めです。
ごゆるりと、お付き合いくださいませ。
日本海側を駆ける青春 質素3泊4日鉄道旅 その4
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    今回は旅行最終日の模様をお伝えします。

     

    この日は秋田から五能線を経由して弘前へ向かい、青森空港から飛行機で帰りました。

     

    【1月5日】

    朝を迎えた秋田駅。ついに旅行は最終日を迎えました。

     

    早速、五能線経由の観光列車、快速「リゾートしらかみ」に乗車します。今回乗車するのは、緑を基調とした塗装の「橅(ブナ)」編成です。

    快速なので青春18きっぷ(+指定席券)で乗ることができます。

     

    この編成は電気モーターとディーゼルエンジンを搭載するハイブリッド気動車「HB-E300型」で運転されます。

    どういった局面で電気モーターで走るのか注目しながら乗車してみたところ、主に発進の際に電気モーターで駆動し、その後はだいたいディーゼルエンジンも使っているような状態でした。

     

    発進時は抵抗が大きく、内燃機関を動力とする乗り物では特に燃費に響く場面です。なので確かにそこでエンジンの稼働をカットすれば燃料消費を節約できるな、と思いました。

     

    リゾート列車なのに、いきなりメカ的な説明ですみませんねえ……。

     

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    秋田駅を出発し、東能代駅までは奥羽本線を走行します。

    私が確保した指定席は東能代までの奥羽本線内では山側を向きますが、東能代駅ではスイッチバックがあり、五能線内では海側になります。

     

    東能代駅に到着。ここから五能線。スイッチバックで少々停車する間に少しホームに出てみました。

    こちらは「リゾートしらかみ」に使われる3種類の車両を擬人化したキャラクターの記念撮影パネルです。

    停車中はこのキャラクターのテーマソングがホームで流れていました。

     

     

    ホーム上には「くまげら」編成を模した待合室があります。

     

    しかもこの待合室、実物の気動車の運転台が設置されており、マスコンやブレーキ等も動かせます。

    時刻表挿しの部分に詳細な操作説明まで。

     

    思わず長居したくなりましたが、出発時刻が迫ってきたので車内へ戻ります。

     

    続いて東能代駅の隣、能代駅に到着。10分ほど停車します。

    ここ能代駅には、高校バスケで輝かしい成績を残した、能代工業高校のバスケ部に関する展示があります。

     

    そんな能代駅のホームにはバスケのゴールも。

    夏季などは「リゾートしらかみ」乗客を対象としたフリースロー大会も開催されるそうですが、乗車したのが思いっきり「冬季」なので、今回は開催されませんでした。

     

    能代駅を発車。いよいよお待ちかね、五能線名物、海沿いの絶景が見え始めました。

     

    大小様々な岩と海が織りなす風景はまさに絶景。

     

    絶景ポイントの徐行運転する区間で、岩に打ち付ける波をアップで撮影することに成功。

    あの日映画館で見た三角のロゴマーク(※)が一瞬脳裏をよぎりましたが、岩に打ち付けて砕ける白波は豪快で見ごたえがあります。これぞ日本海って感じですかね。

     

    (※東映のロゴマーク。本当は太平洋の波らしい)

     

    途中で停車したインパクト抜群な名前の駅「ウェスパ椿山」。平仮名にするとすごい。

    駅前にある観光施設から取った名前で、温泉や展望台などがあるそうです。

     

     

    こちらは五能線の主要駅の一つ、深浦駅。

     

    この駅では、逆方向(秋田行き)の「リゾートしらかみ」とすれ違いました。

    すれ違った秋田行きは「青池」編成での運転です。

     

    「青池」とは、五能線沿線にある「十二湖」と呼ばれる湖の中のひとつで、「青いインクを流したよう」と言われる青さを持つ湖のことです。

     

    この先もまだまだ、日本海の景観ポイントが続きます。

    海の向こうにこの列車の名前の由来でもある「白神山地」が見える場所も。

     

    そしてやっぱり岩と海のダイナミックな風景。

    じっくり堪能させていただきました。

     

    やがて海沿いの区間が終わり、今度は辺り一面大雪原。

    田畑の多い場所に深い雪が積もるとこうなります。

     

    途中で停車した木造駅。

    駅舎にこのイラストにあるような土器があしらわれていることで有名な駅ですが、残念ながら車内からその部分を見ることができませんでした。

     

    そして列車は弘前駅に到着。私はここで下車します。

     

    青森駅へ向けての発車シーンを動画で撮影しました。

    電気モーターで発進し、加速の途中でエンジンがかかる様子をとらえることができました。

     

    弘前駅にはちょうどお昼頃に到着したので、ここでランチタイムにしました。

     

     

    昼食後は、弘南鉄道弘南線に乗り鉄してきました。

    (もちろん、青春18きっぷは使えないので別途運賃支払いで)

     

    弘南鉄道は、弘前駅と黒石市の黒石駅を結ぶ弘南線と、中央弘前駅と大鰐(おおわに)駅を結ぶ大鰐線の2路線を運行している私鉄で、日本最北の電化私鉄(※)でもあります。なお、両路線は直接線路が繋がっていません。

     

    (※JR以外の電化鉄道路線はここより北の函館、札幌にもあるが、いずれも市営交通のため私鉄ではない。また、「日本最北の私鉄」である津軽鉄道は非電化)

     

    今回乗車した車両は東急から譲渡された7000系という車両ですが、冬の寒さが厳しい青森県を走るにあたり、暖房が逃げにくいようドア開閉ボタン(半自動ドアボタン)が設置されています。

     

    車窓風景は見事な大雪原。農業地帯に雪が深く積もっています。

     

    沿線には、色の違う稲を植えて絵を作る「田んぼアート」で一躍有名となった田舎館村もあります。

    田んぼアート会場付近には駅(田んぼアート駅)も設置されていますが、冬季は全列車が通過します。

     

    終点の黒石駅に到着。

     

    黒石駅併設の留置線には、ラッセル車の姿もありました。

    脇の公道から撮影。

     

    ホームに停車中の電車も撮影。

    乗る時はホームに隠れて気付きませんでしたが、この角度から見るとディスクブレーキがよく目立ちます。

     

    再び弘前駅に戻り、時間に余裕があったので弘前城(弘前公園)を訪れてみました。

    弘前駅からは市内循環の100円バス(弘南バス運行)を利用。日中に10分間隔の運行で市内観光に最適です。

     

    冬の弘前公園は雪と氷の世界でした。お堀も凍っています。

    時代が時代なら堀を越えて攻められやしないかと少し心配になった。

     

    ついでに公園の向かいにある市立観光館のところにある特徴的な建物も撮影してきました。

    (上:旧市立図書館 下:旧東奥義塾外人教師館)

     

    3泊4日の旅もいよいよ最終盤。青森空港から県営名古屋空港(小牧)までフジドリームエアラインズ(FDA)の飛行機で飛びます。

    夜間のため、飛行機の写真は全然撮れませんでした。

     

    それにしても、4日かけてきた距離をわずか1時間半程度のフライトで帰るとは……。

    この国は広いのか狭いのかよく分かりませんねえ。

     

    とはいえ、それだけの時間をかけることによって見ることできた風景や、少しばかり感じることができた各地の様子は、他に代え難い体験になったと思います。

     

    特に、太平洋側で雪が少ない地域に住む私にとって、日本海の風景や雪景色は地元で見られるものではありません。

     

    青春18きっぷの旅だからこそ見ることができたものがある。そんな冬の旅行になりました。

    旅行 | 00:40 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    日本海側を駆ける青春 質素3泊4日鉄道旅 その3
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      今回は旅行3日目、1月4日の様子をご紹介します。

       

      この日は新潟駅を発ち、白新線、羽越本線で秋田駅への旅路となりました。

       

      【1月4日】

      この日は昼近くに新潟駅を発つスケジュールだったので、その前にお土産を買ったり、少しだけ新潟駅周辺を散策したりしました。

       

      新潟で泊まった宿は駅北(万代口)の方でしたが、反対側の南口にもちょっと行ってみました。

       

      駅前広場には「What's NiiGATA」という大きな文字のモニュメントがありました。

       

      南口テラスから望む新潟の街。広い道路にビル。

      あまり知られていないようですが、新潟市は本州日本海側最大の都市です。

       

      本州日本海側の都市と言えばよく石川県の金沢市が挙がりますが、金沢市の人口は46万人、新潟市は80万人です。

      まぁ、福井、石川、富山の北陸3県の中では金沢市が最大なんですけども。

       

      連絡通路から見えた特急「しらゆき」号。

      かつて金沢〜新潟間を結んでいた特急「北越」に代わり、北陸新幹線連絡特急として新潟〜上越妙高・新井間を結んでいます。

       

      車両はE653系で、かつて「フレッシュひたち」として活躍されていた車両です。

       

      ちょいと余談ですが、「しらゆき」という名称を聞いて、御伽話とか、そこから派生したディズニープリンセスとかを連想するならまぁ普通だと思いますが、「姫特製○○ですの」とかいうセリフが聞こえてきた方は、何かに毒されていると思った方が良いでしょう。

       

      (※ネタが分からない人は「シスター・プリンセス」で検索)

       

      駅北側、万代口の駅舎。

       

      時間があったので、新潟市の名所の一つ、萬代橋まで歩いてみることにしました。

       

      てくてく歩いてもうすぐ萬代橋。

      今回は立ち寄りませんでしたが、橋の少し手前には、新潟市のショッピングスポット「万代シティ」があります。

       

      そしてようやく到達しました、萬代橋。流れる川は日本の代表的な河川の一つ、信濃川です。

      現在架かっている橋は昭和4年(1929年)に作られたもので、現存する数少ない昭和初期のコンクリートアーチ橋です。

       

      この橋は2002年に「土木学会選奨土木遺産」、2004年には国の重要文化財に指定されています。

       

      橋の上からの風景。

      ひときわ目立つ高いビルは、コンベンション施設「朱鷺メッセ」の万代島ビルです。

       

      反対側を向いた風景がこちら。万代シティなどが見えますね。

       

      新潟駅から萬代橋までは、国道7号線を進むだけなので道は分かりやすいのですが、歩くと結構長い。

      多分1キロぐらいは歩きましたね。

       

      おまけに冬の風に当たってすっかり寒くなってしまった事も重なり、新潟駅へは橋を渡ってすぐのバス停から新潟交通の路線バスで戻りました。

      新潟市中心部はバス本数も多いので、これを利用するのも便利ですよ。

       

      ちなみに新潟県と言うと雪のイメージを抱く方も多いと思いますが、新潟市内は雪が少ないそうで、この日も積雪は全くありませんでした。

       

      と言う訳で、新潟の街をそれなりに楽しんできた訳ですが、何と言うか都市規模とかも含め「意外と知らない」感が結構あった気がします。ちょっとでも新潟市の魅力が伝わりますように。

       

      でも新潟市近郊は鉄道路線が多めで、まだ乗ってない鉄道路線が結構あるので、いずれ新潟近郊の乗り鉄に行きたいと思っています。その時は、もっと新潟市が見れたら良いな。

       

      さて、前置きが長くなりましたが、ようやく列車に乗ります。

      まずは白新線経由の村上行きに乗車し、村上駅へ向かいます。

       

      新潟駅から北へ向かう鉄路は、新潟〜新発田間で大きく2ルートあり、ひとつは沿岸寄りに短絡経路をとる白新線(今回はこちらに乗車)、もうひとつは新津を経由する信越本線・羽越本線です。

       

      沿線風景は田畑が多くあった感じでした。

       

      村上駅に到着。乗継列車まで時間の余裕があったので、予め新潟駅で買ったお弁当でランチタイムにします。

       

      その合間に、特急「いなほ」が来たので撮影。車両は先ほど紹介した「しらゆき」と同じE653系(元フレッシュひたち)です。

       

      発車シーンは動画で撮影しました。

       

      続いて、羽越本線の普通酒田行きに乗車。車両はキハ40系列で、「イメージアップ新潟色」と呼ばれる塗装でした。

       

      車窓にはお待ちかね日本海。白波が目立ちます。

       

      山や田んぼなどがよく見える区間もありました。

       

      酒田駅に到着。

       

      駅構内には、かつて酒田駅に隣接してあった「酒田機関区」のジオラマ(1/300スケール、Nゲージの半分ぐらい)や、蒸気機関車D51の模型が展示されていました。

       

      現在は駅に隣接して留置線があります。

       

      ついでに「最上川ライン」とも呼ばれる陸羽西線の列車も撮影しました。

       

      そして本日最後の乗継列車、701系の普通秋田行きです。そうなんです、この日は3本の列車しか乗り継いでいないです。

      だけど本数少なめなので、そのチョイスは結構悩みましたが。

       

      さて、この電車はオールロングかつ走ってるうちに日が暮れて真っ暗になってしまったので、車窓写真は撮ることができませんでした。

       

      折角なので文字で情報をひとつ。

      松本清張の小説「砂の器」では、山陰の「亀嵩(かめだけ)」を東北の「亀田(かめだ)」と間違えてしまうと言うシーンがあります。

      その「亀田」というのが羽越本線にある羽後亀田駅で、この電車で通った時に「砂の器」の「カメダ(ケ)違い」の話を思い出しました。

       

      そんな訳で秋田駅に到着。無事、本日の宿泊地に到着しました。

       

      駅舎内には蒸気機関車や新幹線の模型がありました。

       

      駅前にはイルミネーションがあり、秋田新幹線のE6系をモデルにした部分もありました。

      秋田市内には積雪があり、歩道の一部に完全凍結した場所もあってちょっと怖かったです(握れる柵が近くにあって良かった)。

       

      これにて本日の行程は無事終了。前日に白新線や羽越本線のダイヤが大幅に乱れていましたが、運良く乱れていない時に抜けられた感じです。

       

      次回は五能線を「リゾートしらかみ」号で乗り鉄します。

       

      つづく

       

      <追伸>

      先日、JR信越本線で長時間に及ぶ対応場が発生し、全国的に大きく報道されました。

      今回乗り鉄した区間ではありませんが、近いところで乗り鉄した身としては、タイミングが違ったら自分が巻き込まれていてもおかしくないと思い、他人事とは思えませんでした。

       

      現場では人命第一の活動が行われていたと思います。夜の積雪深い田園地帯は危険です。

       

       

      旅行 | 01:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      日本海側を駆ける青春 質素3泊4日鉄道旅 その2
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        今回は旅行2日目、1月3日の様子を紹介したいと思います。

         

        この日は金沢を発ち、新潟駅への旅程となりました。

         

        【1月3日】

        朝を迎えた石川県金沢市。時折雪の舞う天気の中、今日の乗り鉄旅がスタートします。

         

        まずは新幹線並行在来線のIRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道へ乗車します。

         

        最初に乗ったのはこの電車。国鉄から継承した415系の七尾線直通七尾行き普通電車です。

        金沢〜津幡間はIRいしかわ鉄道の線路を走行し、津幡から先の七尾線は(和倉温泉までは)JR西日本の線路を走ります。

         

        なお、七尾線のJR区間を青春18きっぷで利用する際には、IRいしかわ鉄道の金沢〜津幡間を「通り抜けられる」特例があります。

        (が、今回の私の旅程は高岡・富山方面への乗車なので対象外です)

         

        と言う訳で、路線が分岐する津幡駅でこの電車を降り、ついでに出発の様子を動画で撮影しました。

        何十年と使われている国鉄の車両なので、記録は重要だと思いまして。

         

        続いてIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道を直通運転する、富山方面・普通泊行きに乗車。

        車両はJR西日本と共通性能の、あいの風とやま鉄道所属521系でした。

         

        長いトンネルを抜けると、そこは雪国だった。

         

        倶利伽羅(くりから)トンネルを抜けた後の車窓風景は今までと打って変わって一気に雪景色。

        長いトンネルを抜けると言うことは大きな山一つ越えると言うことですので、その山を境に気候が変わると言う事は結構よくあります。

         

        九州じゃないけど福岡駅。前にもこのネタやったなぁ。

        かつては「JR福岡駅」でしたが、北陸新幹線開業に伴い、現在はあいの風とやま鉄道の管轄駅となっています。

         

        その後も列車に揺られ、お昼ごろに泊駅に到着。

        乗継に時間があるので、ここでランチタイム。金沢駅で出発前に買っておいた駅弁をいただきました。

         

        ところで、北陸新幹線開業を機に、並行在来線が第三セクター会社の管轄となったため、旧北陸本線の金沢〜直江津間を青春18きっぷで通り抜けることはできなくなりました。

        そのため所有の青春18きっぷは直江津駅までお預け。

         

        運賃は連絡運輸範囲が「隣の会社」までという制約があるため、今回はIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道の運賃を金沢〜泊間で、あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道の運賃を泊〜直江津間で支払いました。

        前者については、大聖寺〜金沢〜富山〜泊〜越中宮崎の区間がICOCAエリアになったため、相互利用のmanacaを使って支払いました。

         

        ランチタイム&運賃支払い処理(ICカードタッチ&切符購入)を済ませ、乗り鉄再開。

        あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道(日本海ひすいライン)直通の直江津行きに乗車します。

         

        車両はJR西日本キハ122形をベースにした、えちごトキめき鉄道のET122形という1両のディーゼルカーです。

         

        この列車が走行する区間は交流で電化されており電車が走ることも可能なのですが、交流電車は搭載機器の数の都合で、最短2両編成にするのが今の技術の限界です。

        そのため、1両編成で運転するためにディーゼルカーが導入されていると言う訳です。

        同様の方式は、九州の肥薩おれんじ鉄道などでも見られます。

         

        車窓には、お待ちかね今回の旅のテーマでもある日本海。

        灰色の厚い雲の下、うねりを伴いながら白波が揺れる、これぞ冬の日本海。

         

        (あんまり荒れる天気だと鉄道がストップするのでそれはそれで困りますけどね)

         

        そして列車は直江津駅に到着。

         

        えちごトキめき鉄道・妙高はねうまラインの電車も撮影。

         

        えちごトキめき鉄道は旧北陸本線にあたる市振(いちぶり)〜直江津間の「日本海ひすいライン」と、旧信越本線にあたる直江津〜妙高高原間の「妙高はねうまライン」の2路線を管轄しています。

         

        ここから先はJRの路線に入るため、いよいよ本日分の青春18きっぷが解禁。

        信越本線の普通長岡行きに乗車。車両はJR東日本のE129系です。

         

        長らく国鉄型車両が多く活躍している新潟エリアに導入された新型車両で、乗るのはこれが初めてです。

         

        車窓には再び日本海。大きなうねりと白波。

        大迫力の風景でした。

         

        (窓の汚れが写真に写り込んでいる点をご容赦ください)

         

        この電車は柏崎駅で下車。柏崎と言う地名は原発関連のニュースで聞いたことがある人も多いと思います(柏崎刈羽原発)。

         

        信越本線・長岡行きに乗り続けていても新潟駅へ乗りことはできるのですが、今回はなるべく沿岸に近い路線の乗り鉄をすることにしているため、より沿岸部に近い越後線に乗り換えて新潟駅を目指します。

         

        越後線は柏崎駅で信越本線から分岐し、吉田駅などを通って新潟駅までを結ぶ路線です。

         

        と言う訳で、越後線の普通吉田行きに乗車。

        今回乗車したのは国鉄型の115系で、旧新潟色(別名サツマイモ)と呼ばれる塗装を復刻した編成でした。

        ラッキー。

         

        越後線は信越本線に比べたら沿岸部に近い路線ですが、海沿いと言う訳ではありません。

        とはいえ、田んぼ、雪、山がそろった「雪国の里」と呼べる風景一見の価値ありだったと思います。

        夕暮れの時間帯と言うのもまた郷愁を感じられて良かった。

         

        吉田駅に到着。

        吉田駅は越後線と弥彦線の接続駅で、越後線の柏崎方面と新潟方面、弥彦線の弥彦方面と燕三条方面の計4方向に線路が伸びています。

         

        余談ですが「北吉田」駅が一瞬「吉良吉田」駅(愛知県西尾市、旧吉良町の名鉄駅)に聞こえました。

         

        今回は乗車しませんでしたが弥彦線の電車(E127系)も撮影。

         

        さて、ここまで順調に進んできた旅路ですが、ここにきて運行障害に遭遇。

        乗車予定である、この駅折り返しの新潟方面・村上行きになる電車が、強風による白新線・羽越本線のダイヤ乱れに巻き込まれ、20分近い遅延が発生しました。

         

        まぁでも、モノは考えようで、遅れなら待てば電車が来るので、動いてるだけ遥かにマシ。

        冬の日本海側は強風に見舞われやすく、いつ動くか分からない運転見合わせが発生するリスクもありますからね。

        この日の白新線・羽越本線がまさにそうだった訳ですが。

         

        すっかり日も落ちてから、ようやく遅れていた普通吉田行き→折り返し新潟方面・村上行き(白新線経由)が到着。

        車両は国鉄型115系の6両で、新潟方が2次新潟色(別名キムワイプ)、吉田方が3次新潟色の混色編成でした。

         

        日が暮れた闇の中、結局20分近い遅れを引きずったまま、今回の宿泊地・新潟駅に到着。

         

        写真では編成の後方がまったく写らなかったので、新潟駅発車の様子を動画で撮影しました。

         

         

        そんなこんなで、この日の旅路も無事終了。

        最後に乗った電車が結構遅れましたが、先述したように動いてくれただけでも御の字です。

         

        新潟駅近に宿泊し、次は秋田への旅路です。

        旅行 | 16:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        日本海側を駆ける青春 質素3泊4日鉄道旅 その1
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          ツイッターで一部経過報告をしていましたが、1月2日〜5日まで鉄道旅をしてきました。

           

          題して「日本海側を駆ける青春 質素3泊4日鉄道旅」です。

           

          なぜこういう題にしたかと言うと、日本海側を北陸から東北にかけて走破したかったのと、青春18きっぷを利用すること、特段豪華な宿は利用しない(ビジホを使いました)というのが理由です。

           

          そういえば、ここしばらく(多分10年ぐらい)青春18きっぷを使っておらず、かなり久しぶりの青春18きっぷ購入&利用となります。

           

          前置きはこのぐらいにして、まずは初日である1月2日の様子をお伝えしたいと思います。

           

          【1月2日】

          旅行初日は愛知県を出発し京都へ向かい、湖西線を経由して北陸へ抜け、石川県・金沢で宿泊する旅路です。

           

          まずやってきたのは刈谷駅。現在西三河在住のため、JRの切符を使い始めるのはこの駅になります。

           

          京都へ向け西進すべく、新快速大垣行き(米原行き接続)に乗車。車両はお馴染み313系の1100番台です。

          この日は正月三が日ということで、熱田神宮に近い熱田駅への臨時停車がありました。

           

          大垣駅に到着し、米原行きに乗り換えます。青春18きっぷの旅では定番の乗り換えポイントです。

          車両は311系。やはり青春18きっぷシーズンとあってか、車内はやや混雑した状態となっていました。

           

          大垣駅を出発して少々走ると見えてくる留置線を車内から撮影。

          夜行快速「ムーンライトながら」用の185系が一休みしていました。

           

          米原駅からはJR西日本223系の新快速に乗車。京都駅まで最高時速130キロで一気に飛ばします。

          この新快速も、青春18きっぷの旅では定番列車の一つで、東海道本線・山陽本線の米原〜姫路(相生)間を高速移動できる列車として重宝されています。

           

          ちなみに、大垣〜米原間の普通は4両、西日本の新快速は12両での運転だったので、米原駅から京都駅まではゆったりと座って移動することができました。

           

           

          折角なので京都駅を出発する様子を動画で撮影してみました。

           

          おまけに隣のホームにやってきた321系普通電車の写真を。

          この電車の行先は須磨駅で、英語で言うと「スマステーション」になりますね。

          ただそれだけですが。

           

          ここ京都では1時間程度、乗継の余裕を設け、ランチタイムにすることにしました。

          しかし、年始休みの京都は人、人、人。レストランなどは行列御礼で乗継失敗の恐れがあったため、デパ地下(JR伊勢丹)でお弁当を購入して昼食としました。

           

          なんとか無事昼食をとり、旅を再開。今度は新快速の湖西線経由・敦賀行きに乗車します。

           

          なお、ここ京都駅を含む山科以西の駅から北陸方面へ向かう新快速電車を利用の際は、経由線区に注意が必要です。

          というのも、今回乗車する湖西線経由の他に、東海道本線(草津・野洲方面)を通り米原から北陸本線(長浜方面)を経由する列車もあるため、同じ行先でも全く違う経路を(近江塩津まで)通ります。

           

          (※昔は直流・交流の切り替え場所が違ったので、ほぼそういうことは無かったんですけどね)

           

          東京の上野東京ラインと湘南新宿ライン然り、愛知・岐阜の名鉄・犬山経由岐阜行き(近年はめっきり減ったけど)然り、福岡の福北ゆたか線経由然りと、各地に経由線区注意の電車がありますね。

           

          湖西線はその名の通り琵琶湖の西側を通る路線で、京都府の東海道本線(JR琵琶湖線)・山科(やましな)駅と滋賀県の北陸本線・近江今津駅を結んでいます。

          関西方面と北陸方面を結ぶ路線でもあり、金沢〜大阪間の特急「サンダーバード」も経由します。

           

          路線名に「湖」と付くだけあって、車窓からは琵琶湖を見渡すことができました。

           

          湖の反対側は山。比良山地と呼ばれ、山々が連なります。

          湖西線は山と湖の間にあるわずかな平地を縫うように敷設されているのです。

           

          北上して行くと山岳地帯(丹波高地)へと入って行くためか、天気が不安定に。

          この日は「狐の嫁入り」と呼ばれる日差しがありながら雨の降る天気で、道中では虹も見えました。

           

          福井県に入り、敦賀駅に到着。天気は曇り時々雨で、雪国の冬としては暖かいです(雪じゃなくて雨なので)。

           

          続いて福井方面へ向かう普通・芦原(あわら)温泉行きに乗り換えます。

          車両は521系で、交流電化の北陸本線・敦賀以東と直流電化の敦賀駅構内に対応できる交直両用電車です。

           

          そして福井県福井市、福井駅に到着。

           



          乗り換えの合間に時間があったので、動画を3本撮影しました。

           

          やがて乗り換える普通金沢行きが到着。芦原温泉行きの車両と少々外観が異なりますが、こちらも521系です。

           

          すっかり日の落ちた北陸本線を走りぬけ、今回の宿泊地・金沢に到着。

          鉄道旅行で金沢市に宿泊するのはこれで3回目になります(そして今回利用するビジホは2回目)。

          駅構内や出口なども結構覚えていて、少しだけ使いなれた感が心の中に芽生えました。

           

          こうして1月2日の旅は無事終了。次回は新幹線並行在来線などを使って新潟市を目指します。

           

           

          旅行 | 22:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          静岡県鉄道旅行 その2 東部編
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            「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ(16きっぷ)」を利用した静岡県鉄道旅行、2日目の様子をお伝えしたいと思います。

            この日は静岡県東部の私鉄を中心にめぐりました。

             

            【10月8日】

            静岡市清水区のホテルを出発し、JR清水駅へやってきました。今日の旅はここから始まります。

             

            211系の三島行き普通に乗車し、東海道本線を東へ進みます。

             

            途中、興津駅から由比駅、蒲原駅へと進む区間は海沿いを走り、東海道本線の景観ポイントのひとつです。

            ちなみに、台風が来て東名高速に高波が被るのもだいたいこの辺。

             

            海沿いの景色を堪能した後は、富士山麓の宿場町・吉原へ。

            ここで私鉄の岳南電車(岳南鉄道)に乗り換えます。

             

            なお、遊郭の吉原とここは多少の関連はありますが、場所は違います(遊郭の吉原は江戸つまり現在の東京にあり、開拓者の出身地が静岡の吉原だったことに由来)。

             

            岳南電車のホームで待っていると、やってきたのはこんな電車。

            ハロウィンのカボチャ(ジャック・オ・ランタン)をイメージした塗装で、車内もハロウィン仕様になっていました。

             

            岳南電車は富士市の工業地帯の中を走ります。何より、吉原を出て最初の駅が「ジャトコ前」と、思いっきり製造業の会社名です。

            (「ジャトコ」は日産自動車系の自動車部品メーカー)

             

            写真は岳南原田〜比奈間にある「工場の中を走る電車」の風景として有名な区間で、日本製紙の工場の中を突っ切るように線路が敷かれています。

             

            岳南電車の路線総延長は9.2キロ。終点の岳南江尾駅にあっという間に到着です。

            それから、岳南電車は「全駅富士山ビュー」を謳い文句にしている路線でもありますが、残念ながら雲に隠れてこの日は富士山が見えませんでした。

             

            岳南江尾駅のホームには花が植えられていました。オレンジの花とオレンジの電車のコラボレーション。

             

            反対側には「かぐや富士」「がくちゃん」と書かれた緑色の電車が留置中でした。

            なぜか方向幕が「団体」。

             

            折り返し電車で吉原駅に戻り、再び東海道本線を東に進みます。

            今度は313系2500番台に乗車。

             

            やってきたのは三島駅。ここから、伊豆半島へ向かって走る伊豆箱根鉄道の駿豆(すんず)線に乗車します。

             

            伊豆箱根鉄道は静岡県の駿豆線の他、神奈川県の大雄山線、十国鋼索線(箱根十国峠ケーブルカー)の運行も行っている私鉄です。

            今回使用した「16きっぷ」では、駿豆線のみがフリーエリア内に含まれます。

             

            田畑の見えるのどかな沿線風景を抜け、終点の修善寺駅に到着。

            伊豆の温泉地として有名な場所ですね。

             

            駅前の風景も何となくそれっぽい感じ。

             

            東京からの特急「踊り子」もやってきます。

             

            ところで、修善寺駅の改札付近にはこんなものが。

            伊豆箱根鉄道は静岡県が舞台のアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」とタイアップしています。

             

            ラッピング電車も走ってます。

             

            三島駅に戻ってよく探してみると……、ありました。

             

            この他、駿豆線では「横浜ゴム100周年」のラッピング電車や、元西武電車の西部時代の黄色い塗装を再現した電車にも出会いました。

             

            昼食後、東海道本線下り普通電車で、再び静岡駅へやってきました。

            三島から静岡は結構長い。新幹線でも2駅。

             

            静岡駅近くにある模型の展示施設「静岡ホビースクエア」を見学しました。

            静岡県は模型産業も盛んな地域で、いくつかの有名模型メーカーが県内に本社を構えたり、大型工場を設置していたりします。

             

            館内撮影OKだったので、いくつか写真でご紹介します。

             

            入口付近には、静岡県をはじめとする模型産業の概略や歴史などが紹介されている展示コーナーが設置されています。

            こちらはプラモデルの一大人気ジャンル「ガンプラ」の製造に関する資料展示です。

             

            反対側には、模型の外箱に描かれるイラスト、「ボックスアート」がいくつか額に入れた状態で展示してありました。

            箱のデザインやイラストもまた模型の魅力の一つ。これがあるから箱が捨てられない。

             

            奥へ進むと、静岡県ゆかりの模型メーカーの主要製品の展示コーナーです。

             

            「ウッディージョー」

            木製模型を専門とするメーカーで、本社は静岡市。

            帆船やお城などの精巧で緻密な木製模型を製造・発売しています。

             

            「エムエムピー」

             

            ミニカーを専門とするメーカーで、本社は静岡市。

            「EBBRO」というブランド名で展開されるミニカーは基本的に1/43のスケール(一部商品に例外あり)で制作され、細部まで細かく作り込まれています。

             

            「ハセガワ」

             

            飛行機の模型を多く手掛けるメーカーで、本社は焼津市。

            「飛行機のハセガワ」の異名を持つ程、飛行機模型の人気が高いメーカーですが、飛行機以外にも自動車、船、鉄道などの模型も手掛けています。

             

            なお、鉄道模型の方は「ハセガワ」ではなく「MODEMO(モデモ)」のブランドで発売されており、おそらく鉄道ファンの方はこちらの名称の方に馴染みがあるのではないでしょうか。

             

            「青島文化教材社」

             

            静岡市に本社を構えるメーカー。

            ミニカー、船、飛行機、アニメや特撮のロボット、キャラクターフギュアなどなど、非常に幅広い多種多様な製品を発売しています。いっぱいありすぎて何が代表製品などか良く分からない……。

             

            「タミヤ」

             

            二つ星マークでお馴染みの模型メーカーで、本社は静岡市。旧社名「田宮模型」で覚えている方も多いのではないでしょうか。

            代表製品は何と言っても「ミニ四駆」で、「ダッシュ四駆朗」「レッツ&ゴー」といった漫画・アニメ作品で取り上げられた際には大ブームを巻き起こしました。

             

            私は保育園〜小学校の時期に「レッツ&ゴー」が直撃し、親にせがんで「サイクロンマグナム」を買ってもらった思い出があります。

            自分で組み立て切れなかったり、車体だけ組み上がってもモーターをなかなか買ってもらえなかったり、公民館のコース開放に使い古しのマンガン電池で参戦したら見事に追突されたり(当時、アルカリ電池は高価であまり買ってもらえなかった。今じゃ百均で買えるのは隔世の感)という残念な思い出もありますが、当時ハマったものの一つです。

             

            ミニ四駆の他にも、自動車、飛行機、船などの模型やラジコンなども同社の主力製品たちです。

             

            「バンダイ」

             

            言わずと知れた、日本の大手玩具メーカーの一社。日曜朝・テレビ朝日系番組群のメインスポンサーで「楽しい時を作る企業」の提供読みでお馴染み。

            本社は東京ですが、「バンダイホビーセンター」という工場が静岡市にあります。

             

            キャラクターものを中心とした玩具等を幅広く展開していて、模型関連ではアニメ「ガンダム」のモビルスーツなどをプラモデル化した「ガンプラ」が筆頭に挙げられます。

             

            他にも、テレビアニメや特撮に登場するメカの模型やキャラクターフィギュアなど、テレビ作品とタイアップした模型製品が多いのも特徴です。

             

            鉄道関連では、鉄道車両の全長を縮める大胆なデフォルメを施しつつ、専用パーツを取りつけることでNゲージ線路を走行できる模型「Bトレインショーティー」を展開しており、私の大好きなバンダイ製品のひとつです。

            余談ですが、1990年代頃にマグネットで連結する「Bトレイン」っていう電車のおもちゃがありました。長らく「Bトレインショーティー」がマグネット連結器だったのはこの名残だと思っています。

             

             

            バンダイ展示ブース内にあった「Bトレインショーティー」。鹿島臨海鉄道の「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」ラッピング列車です。

             

            このあとは、浜松駅、豊橋駅で電車を乗り継ぎ、帰途へつきました。静岡県では普通電車ばかり乗っていたので、愛知県に入って久しぶりに駅を通過しました。

             

            これにて静岡県鉄道旅行は終了。

             

            東西に長い静岡県には色々な鉄道路線があり、それぞれが個性豊かで楽しかったです。

            とはいえまだ巡り切れなかった路線も静岡県内にまだあるので、いずれ乗りに行きたいと思います。

            旅行 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            静岡県鉄道旅行 その1 西部編
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              三連休があったので、10月7日、8日に泊まりがけで静岡県に鉄道旅行に行ってきました。

               

              今回の鉄道旅行は、JR東海が発売する「JR東海&16私鉄乗り鉄☆たびきっぷ」を使用しました。

              長い切符名ですが「16きっぷ」という略称がある模様です。

               

              それでは、1日目の様子を紹介したいと思います。

               

              【10月7日】

              まずは静岡県へ向け、愛知県から東海道本線を東進します。

              今回乗車したのは、313系の特別快速浜松行きです。いきなりレア感のある運用ですね。

               

              さてこの電車、豊橋から先は各駅に停車するのですが、種別は「特別快速」のまま変更しません。

              なので豊橋から交代した車掌さんは「この電車は、各駅に停車します、東海道本線上り普通…失礼しました特別快速浜松行きです」とついうっかり。

               

              まぁ、近年のダイヤだと豊橋〜浜松間は区間運転の普通が大多数を占めるようになったので、そうなる気持ちはよく分かります。

               

              この電車には新所原駅まで乗車しました。

               

              新所原駅からは、「天浜線」こと「天竜浜名湖鉄道」に乗車します。

               

              天竜浜名湖鉄道は、東海道本線の新所原駅と掛川駅の間を、浜名湖外周をぐるっと回るような形で結ぶ路線です。

              途中、西鹿島駅で私鉄の遠州鉄道(遠鉄)と接続します。

               

              元々は国鉄の「二俣線」という路線でしたが、赤字のため第三セクター会社に委譲され、現在の形となっています。

               

              現在、静岡県の浜松周辺は、NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の舞台となっており、周辺の鉄道各社も積極的にタイアップを行っています。

               

              なかでも天竜浜名湖鉄道と遠州鉄道は戦国武将が登場するゲーム「戦国BASARA」とのタイアップも行っており、いろんなところに「BASARA」の絵があります。

               

              新所原駅には大河ドラマの主人公でもある「井伊直虎」の絵がありました。

               

              のんびりとした雰囲気を味わいつつ、途中の天竜二俣駅で一旦下車します。

               

              この駅に隣接する車両区には現役の転車台と扇状車庫があり、見学ツアーが行われています。

              私も見学ツアーに参加してきました。

               

              車両区に差し掛かると、まず見えてくるのがこの大きなタンク。

              これは蒸気機関車のための「給水塔」で現在は使用していませんが、かつて蒸気機関車が現役だった頃は実際に使われていた物です。

               

              蒸気機関車の引退と共にこの給水塔も次々と数を減らしていきましたが、ここでは保存され、その時代を後世に語り継ぐ生き証人となっています。

               

              転車台と扇状車庫。

               

              天浜線の車両は両端に運転台のあるレールバスで、本来であれば転車台を必要としない設計の車両です。

              しかし、ここ天竜二俣の車両区では扇状車庫に車両を出し入れするために転車台を現役で使用していると言う訳です。

               

              転車台は設置当初は人力で動かしていましたが、後に電動化され、現在も部品を譲ってもらったりして電動で動かしているそうです。

               

              転車台見学ツアーでは、転車台動作の実演も行われましたので、その様子を動画で紹介します。

               

              転車台に乗るレールバス

               

              ちょこっとだけ回転する転車台(1回転はしません)

               

              転車台から降りるレールバス

               

              そういえば、春にJR東海・名古屋車両区で転車台実演を見たので、今年転車台が回るのを見るのはこれが2回目ですね。

               

              転車台実演の後は、扇状車庫に隣接する資料館を見学。天浜線にまつわる様々な資料がところせましと並んでします。

               

              なかでも気になったのは、天浜線には駅名を変更した駅が多く、旧駅名の駅名標などが多く保存されていたことです。

              特に「遠江○○」という駅名から変わったところが多く、実はこの天竜二俣駅も昔は「遠江二俣」という駅名でした。

              ちなみに現在、天浜線で「遠江」が付く駅は「遠江一宮」の1駅だけです。

               

              こちらは転車台を中心とした放射状線路(何か良い言いまわし、無いかな?)の中にある、車両研修区です。

              内部にまでは入れませんでしたが、入口から中を見ることができました。

               

              ちょうど点検対象の車両から台車が外されている、貴重な(案内人談)シーンを目にすることができました。

               

              なお、これだけ小さな研修区ですので、天浜線内でできる整備や修理には限界があり、他の会社に委託している内容も多いそうです。

               

              見学ツアーを終え、駅舎内へ。ここにもBASARA。扇状車庫の前に武将たちが並んでいます。

               

              少し時間があったので、駅前にある公園にも少し立ち寄ってみました。

              蒸気機関車のC58・389号機が踏切警報機とともに保存されています。

               

              再びレールバスに乗り、掛川駅へ。

              全体的にのんびりとした車窓風景の天浜線ですが、掛川駅に近づいてくると市街地や工場なども目につくようになりました。

               

              そして天浜線の駅舎内には、BASARA。

               

              ちょうど掛川駅でお昼になったので昼食を取り、午後からは東海道本線で一旦浜松に後戻りします。

              211系の普通電車に乗車。

               

              続いては遠鉄こと遠州鉄道の乗り鉄。JR浜松駅から少し離れた遠鉄新浜松駅へ徒歩移動します。

               

              遠州鉄道は新浜松〜西鹿島間を走る私鉄で、赤い塗装の電車から「赤電」とも呼ばれています。愛知県は名鉄が赤い電車なので、隣同士の県で別の会社の赤い電車が走ってるってことになりますね。

               

              天浜線の方でもチラっと触れましたが、遠鉄も「戦国BASARA」とタイアップしてます。

              こちらにも大河ドラマの主人公「井伊直虎」が描いてありますね。

               

              ホームに上がってみるとレトロな電車が。残念ながら回送(留置車)のため乗車はできず。

               

              こちらのホームに入ってきた電車は、徳川家康をモデルにしたゆるキャラ「出世大名家康くん」と、井伊直虎をモデルにしたゆるキャラ「出世法師直虎ちゃん」のラッピング電車でした。

               

              徳川家康については、生誕の地である愛知県岡崎市や、駿府城を築城した静岡県静岡市もゆかりの地として名乗りを上げていますが、浜松市は浜松城を築城したということで、こちらもゆかりの地に名乗りを上げています。

               

              運転席には「家康くん」「直虎ちゃん」の人形が乗せられていました。

               

              この電車に乗って西鹿島駅へ。

              浜松市中心部を走る区間は高架線で、なかなか眺望も良かったです。

               

              遠鉄は駅間距離が短く、電車の加速度も高めに設定されていたため、さながら地下鉄に乗っているような乗車感覚でした。

               

              30分少々で終点の西鹿島駅に到着。天浜線との接続駅でもあります。

               

              復路は別形式の車両に乗車。モーター音は名鉄で言うパノラマスーパーか6500系、6800系あたりに近いような印象がありました。

               

              再びJR浜松駅から、東海道本線に乗車します。

              掛川行き普通の313系5000番台(大垣車両区)、沼津行き普通の313系2500番台(静岡車両区)と、番台の異なる313系を乗り継いで静岡駅へ。

              (とりあえず先発の掛川行きに乗ったけど、結局後から来る沼津行きに乗らないと先に行けなかったっていうオチ)

               

              5000番台は転換クロスシート、2500番台はロングシートと、同じ「313系」でありながら全く違う座席配置です。

               

              5000番台は名古屋近郊で主に使われているので、掛川行きは結構足を延ばしている感じですね。

               

              静岡駅に到着。大分日が傾いてきました。

               

              さて、ここから静岡鉄道の新静岡駅へ移動したのですが、新静岡駅が路地一本入ったような場所にあり、ちょっと道に迷ってしまいました。

               

              新静岡駅に到着。「ちびまる子ちゃん」が迎えてくれました。

               

              静岡鉄道は新静岡駅と新清水駅を結ぶ私鉄で、新清水駅のある静岡市清水区は日曜日のアニメお馴染み「ちびまる子ちゃん」舞台の地です。新清水駅近くには、あの「巴川」も流れています。

               

              そんな静岡鉄道は「ちびまる子ちゃん」作中にも登場したことがあり、まるちゃんが急行電車にあこがれ、お姉ちゃんと一緒に急行電車に乗ると言うお話です。

              最後のオチは乗継を間違えて降りる駅で降りられなかった(本当は途中駅で急行電車から普通電車に乗り換えるはずが、間違えて再び急行電車に乗ってしまった)というものでした。

               

              尚現在、静岡鉄道の急行電車は朝ラッシュ時のみの運転で、昼間以降や休日は普通電車しか走りません。

               

              ちょっと道に迷ったのですっかり暗くなり、「夜の乗り鉄」になりました。

               

              20分少々で終点の新清水駅に到着。すっかり夜。

               

              静岡鉄道のダイヤは、2両編成ながらも日中約7分間隔という高頻度で運転されています。

              並行して走る東海道本線に比べて駅も細かく配置されており、地域密着型鉄道という感じがとてもよく伝わってきました。

               

               

              この後、夕飯を食べるために新静岡駅に一旦戻り、新清水付近のホテルを取っていたのでまた新清水駅へ戻りました。都合1往復半。

               

              本当は「さわやか」という店のハンバーグを食べてみたかったのですが、大混雑のため断念しました。

               

              最後に乗った静岡鉄道の電車は新型電車で、ちょっと得した気分になりました。

               

              こんな感じで1日目は終了。2日目は静岡県東部の乗り鉄へ行きます。

               

              旅行 | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              広島旅行 その3 始まりの鐘が鳴る 広島電鉄
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                今回のサブタイトルは広島カープの応援歌(廣瀬選手、その後菊池選手の応援歌のファンファーレ)の歌詞からもじってみました。

                本当の歌詞は「広島伝説」です。

                 

                というわけで、広島電鉄を中心に広島市内を巡った3日目の様子をご紹介します。

                 

                【8月18日】

                朝の広島駅前。さっそく広島電鉄(広電)の路面電車に乗り込みます。

                今日は広電の乗り潰し兼市内巡りをします。

                 

                でもその前に訪れた場所がこちら。

                 

                原爆ドーム。

                広島市で特に有名な場所の一つであり、負の遺産でもあります。

                 

                テレビ番組などの映像では何度も目にしたことのある原爆ドームですが、実際に近寄ってみると建物の傷跡が生々しく、原爆の衝撃を思い知らされます。映像と実物は違いますね。

                 

                 

                川の対岸には、同じ場所で撮られた、健在だった頃の「広島県産業奨励館」(原爆ドームの元々の名前)の写真が掲載された解説資料があります。

                 

                近づいて見た傷跡の生々しさもそうですが、こうして健在だった頃の姿と見比べることでも、いかにこの建物が破壊されたかがとてもよく分かります。

                 

                昨日の大和ミュージアムに続き、戦争について考えさせられる場所でした。

                 

                重たい出だしとなりましたが、広電乗り鉄を再開。初日に宮島口〜広島駅間に乗車したので、その他の市内線各線に乗車します。

                 

                丁度、原爆ドーム前電停にやってきた電車が「6号線(系統番号)」江波行きだったので、まずはそれに乗って江波電停へ。

                 

                江波電停前には「江波車庫」があり、電車や乗務員さんが次の運転に向けて待機していました。

                 

                続いて、「8号線」横川(よこがわ)駅行きに乗車し、終点の横川駅電停へ。車両は元京都市電でした。

                広電は自社で導入した車両の他、路線が廃止になったりした路面電車の車両も運行しており、ファンからは「動く路面電車博物館」とも称されています。

                 

                この電停はJR山陽本線・横川駅と接続する電停です。群馬県にあるJR信越本線「横川駅」と漢字は同じですが、広島の方は「よこ【が】わ」、群馬の方は「よこ【か】わ」と、読み方が異なります。

                 

                ちなみにこの時、広島県出身の人気お笑いコンビ「アンガールズ」がここ横川駅前でRCC中国放送の番組収録?を行っていました。

                 

                 

                続いて、「7号線」広電本社前(略称:広電前)行きの電車に乗車。こちらの電車は元大阪市電です。

                この後、紙屋町・本通のデルタ区間を乗り潰すため、ちょっと複雑?な乗り換えをしました。

                 

                行先から先に言うと、八丁堀電停に行きたかった訳なので、「7号線」に乗った場合、「紙屋町西」電停で乗り換えるのが普通です。

                でもそれだと、紙屋町西〜本通間の乗り鉄ができないので、あえて7号線で「本通」電停まで乗り、横断歩道や「シャレオ」という地下街を経由して徒歩で「紙屋町東」電停へ行きました(紙屋町東〜本通間は後で乗るの予定があるのと、紙屋町東〜紙屋町西間は既に乗車済みだったので)。

                 

                実は、「デルタ区間の乗り鉄」って言っても、交差点にあるポイントレールの通過方向程度の違いなんですけどね。

                でも路線図に書いてある以上、こだわっちゃうのが乗り鉄の性(だと思う)。

                 

                八丁堀電停からは「9号線」の「白島(はくしま)線」区間に乗車。ぱっと見「白鳥(はくちょう)」に見えましたが、よく考えたらJRやアストラムラインに「新白島(しんはくしま)」という駅もありますね。

                 

                往路と復路で乗る電車を変え、白島行きは元京都市電、八丁堀行きは元大阪市電に乗りました。

                 

                八丁堀電停から「1号線」広島港(宇品)行きに乗り、広島港(宇品)電停へ。

                 

                途中、「中電前」という電停があり、愛知県民の私は思わず「中部電力」を連想しましたがここは広島県。「中国電力」前の電停でした。

                 

                広島港に着いたところで、昼時を迎えたので、電停を降りてすぐの場所にあるフェリー乗り場の食堂で昼食を食べました。

                 

                 

                折角なので、開放されていたフェリーターミナル3階バルコニーから周辺の風景を撮影。

                瀬戸内の穏やかな海が広がります。

                 

                反対側の風景。路面電車の電停や、「広島みなと公園」が目の前に見えます。

                遠くにはビルも見え、やっぱり広島市は大きな街だなぁ、と実感します。

                 

                再び広島港(宇品)電停へ。

                写真の電車の後ろに止まっていた「5号線」の比治山下経由広島駅行きに乗車し、広電全線完乗!

                 

                でも、まだ時間が余っていたので、もう少し広電を楽しむことにしました。

                 

                一旦JRで西広島駅へ移動し、広電西広島(己斐)電停へ徒歩移動。

                 

                ここからは、「動く路面電車博物館」をより体感すべく、広電の古い電車に乗りまくることにしました。

                西広島(己斐)に来た理由は、先ほどの乗り鉄の最中に、西広島(己斐)や広電前、宇品二丁目を発着する系統で古い電車を多く見かけたからです。

                 

                まずは3号線・宇品二丁目行きのこの電車に乗車。1956年製造の元神戸市電です。

                 

                この電車は広電本社前(広電前)電停で下車し、次の古い電車を待ちます。

                 

                続いて乗車したのがこちらの電車。他社からの譲渡車ではなく、1958年製造の広電生え抜きの電車です。

                かつては宮島口方面へも運転されていましたが、現在は市内区間でのみ運転されています。

                 

                この電車には広電前から宇品二丁目まで乗車。

                 

                そして、今日乗った電車の中で一番製造年が古いのがこちら。元神戸市電の車両で、1960年に改造を受けていますが、製造は1926年、なんと大正15年です(昭和元年は年の瀬1週間しか無かったのでまず高確率で……)。

                 

                調べてみると、広電で通常の営業運転に入る車両の中で、一番製造年が古いようです。

                 

                1926年製造の車両と言えば、かつて名鉄の岐阜市内線や揖斐線、美濃町線で運転されたモ510形を思い出します。

                こちらの車両は12年前の路線廃止と共に引退しましたが、これと同期の車両が現役で日常的に走っているとは……。

                 

                「動く路面電車博物館」の異名は伊達ではないですね。

                 

                この辺で時間が時間になってきたので、広島駅へ行き、新幹線で愛知県へ帰りました。

                 

                これにて2泊3日に渡る広島旅行は無事終了。

                 

                アニメの舞台や街並み、そして何より鉄道を楽しみつつも、時々戦争や平和について考える旅行となりました。

                 

                旅行 | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                広島旅行 その2 呉線とアニメーション
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                  今回のサブタイトル、英語っぽくないですか?

                  crescent animation

                  てな感じで。

                   

                  crescentは三日月という意味らしいですけど。

                   

                  と言う訳で旅行2日目の様子をご紹介します。

                   

                  【8月17日】

                  この日は呉線の完乗と、呉線沿線にあるアニメの舞台である竹原、呉へ行きました。

                   

                  出発前に広島駅で可部線・あき亀山行きの電車を撮影。黄色一色に塗られた国鉄型車両、115系です。

                   

                  可部線は今年春、いったん廃止された区間(可部〜三段峡間)のうち、可部〜あき亀山間が「復活」したことで話題を呼んだ路線です。

                   

                  終点の「あき亀山」という駅名は、三重県の亀山駅との重複を避け、かつ廃止前にあった「安芸亀山」駅との重複を避けるため、平仮名の「あき」が頭に付いています。でも平仮名の「あき」って後ろに「竹城」って付きそうに見えるんだよなぁ……。

                   

                  さて、呉線全線乗車の目的を果たすため、まずは広島駅から山陽本線の普通電車に乗車し、三原駅へ。

                  乗車したのは昨日に引き続き新型の227系「Red Wing」です。

                   

                  途中、瀬野〜八本松間は急勾配の連続する山越えの難所、通称「セノハチ(瀬野八)」と呼ばれる場所があります。

                  国鉄時代より、電車列車はこの区間を機関車による補助なしで走破出来るようになっていましたが、227系設計に当たってもこの区間は考慮され、動力性能はもちろん、下り勾配での加速を抑える「抑速ブレーキ」を備え、この区間の通過には支障がありません。

                   

                  さて、この三原駅で呉線に乗り換えるのですが、通路の案内看板に気になるものがあったのでちょっと撮影。

                  新幹線のピクトグラムが100系ですね。2012年の引退から今年で5年。いつまでこの看板を使ってくれるのかな?

                   

                  通路を抜け、呉線の広行きに乗車。念のため言っておきますが、「広島行き」の略ではありません。まったく別の駅です。

                   

                  車両はまた227系「Red Wing」でした。

                   

                  呉線は海沿いを走る区間の多い路線で、車窓からは瀬戸内海の風景がよく見えます。

                   

                  竹原市にある竹原駅に到着。いったん下車し、市内観光へ向かいます。

                  ここ竹原市は「安芸の小京都」と呼ばれる場所で、古い町並みを保存した街並み保存区などの観光名所があります。

                   

                  「た」だけ聞いて「忠海(ただのうみ)」駅で降りてしまうというヘマはしませんでした(アニメネタ)。

                   

                  そんな竹原市は、OVA、テレビ、映画でストーリーが展開されたアニメ作品「たまゆら」の舞台となった場所です。

                  駅前にある観光案内所にはこんな大看板が掲げられています。

                   

                  竹原駅舎前の「おかえりなさい」の文字。「たまゆら」作中でもたびたび登場しています。

                   

                  竹原駅から街並み保存区へ向かう途中にある「道の駅たけはら」にて。

                  屋外自販機コーナーのところにも「たまゆら」の絵が描いてありました。

                   

                  「本川」沿い、街並み保存区にほど近い場所にある「日の丸写真館」(跡)。

                   

                  「たまゆら」作中では、フィルムカメラ(ローライ35S)を愛用する主人公がフィルムの現像やカメラの修理などでたびたび訪れる行きつけの店として描かれていました。

                  (高校生があれだけの頻度で銀塩写真を撮っていて、フィルム代や現像代は足りたのだろうかとちょっと心配になった)

                   

                  現在、ここで写真館は営業していませんが(別店舗で営業している模様)、建物に歴史的価値が認められ、2014年に国登録有形文化財に指定されています。

                   

                  いよいよ街並み保存区へ。レトロな建物と石畳の道路が雰囲気を盛り上げます。

                   

                  街並み保存区の中にあるお寺、西方寺。長い石段があります。

                  「たまゆら」劇中でもたびたび登場しています。観光案内所の看板に描いてある階段はこれですね。

                   

                  石段の上から街並み保存区を見下ろしたところ。

                   

                  石段のさらに上には「普明閣」という建造物があります。ここも「たまゆら」作中に登場しています。

                  高いところにあるので、竹原市内が広く見渡せます。

                   

                  普明閣からの眺望。

                  上の写真は北西側(朝日山方向)、下の写真は南西側(竹原駅方向)を撮ったものです。

                   

                  続いて、細くて急な坂道の参道を登った先にある「かかえ地蔵」。

                  抱えた時に思ったより軽かったら願いがかなう、と言われていますが、周辺が工事中だったので写真を撮るだけにとどめました。

                   

                  こちらは「たまゆら」ではなく、NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」のモデルとなった、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝と妻リタの銅像です。

                   

                  ここ竹原は竹鶴政孝の出身地でもあり、生家の「竹鶴酒造」は現在も操業を続けています(内部は通常非公開)。

                   

                  ひととおり竹原市内観光を終え、竹原駅へ戻ると、ちょうど観光列車「瀬戸内マリンビュー」の三原行きが竹原駅に着くところでした。

                   

                  竹原駅出発シーンは動画で撮影しました。

                   

                  「瀬戸内マリンビュー」を見送った後は、105系の普通広行き、広駅から227系快速「安芸路ライナー」広島行きと乗継いで、呉駅へやってきました。

                   

                  後述しますが、ここ呉市は戦艦「大和」ゆかりの地で、それにちなんで呉駅の電車接近メロディーが「宇宙戦艦ヤマト」になっています。

                   

                  呉市はかつて軍港の街として栄え、戦後は港湾と工業を中心とした都市として歩みを進めてきました。

                   

                  今回は細かい舞台探訪はしていませんが、ここ呉市は昨年公開されたアニメ映画「この世界の片隅に」の舞台の一つで、主人公「すずさん」の嫁ぎ先として登場します。

                   

                  今回の呉市訪問は「大和ミュージアム」こと「呉市海事歴科学館」の見学が中心となりました。

                   

                  この資料館は、ここ呉で建造された戦艦「大和」に関する資料が多く収蔵されている他、海軍の街として栄えた呉の歴史と戦争の記録、そして戦後復興に関する資料も数多く展示されています。

                   

                  大型戦艦「大和」の華やかさに目が行きがちな資料館ですが、やはり大和、そして呉の歴史を語る上で「戦争」は避けて通れず、軍事と戦争、戦後復興などの資料は色々と考えさせられるものがありました。

                   

                  展示の目玉は何と言っても、戦艦「大和」の1/10模型です。実物の全長が263mある戦艦「大和」はこのスケールでも26.3mの全長となり、いかに大きな戦艦であったかがよく分かります。

                   

                  写真は艦後方からの撮影。

                   

                  別の資料室にはゼロ戦も保存展示されていました。

                   

                  今回は呉市の色々な場所を見て回れなかったので、次回はもっと時間をかけて巡ってみたいと思います。

                   

                  「大和ミュージアム」見学後は、三原から折り返してきた「瀬戸内マリンビュー」の広島行きに乗って広島駅へ戻りました。

                  その名前が示すように、呉線が誇る海沿いの風景が楽しめるように海側に大きな窓が配置されている車両でした。

                   

                  これにて旅行2日目は無事終了。3日目は広電の市内線を中心に、広島市を巡ります。

                   

                  つづく

                   

                   

                  旅行 | 23:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  広島旅行 その1 夏に行っても「あき」の宮島
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                    ツイッターでもつぶやきましたが、8月16〜18日に広島旅行に行ってきたので、その時の様子をお伝えしようと思います。

                    今回は1日目です。

                     

                    【8月16日】

                    名古屋から新幹線で約2時間半。広島駅にやってきました。

                     

                    今回はJR西日本が発売(先月、米原駅まで行ったのは発売駅の事情から)する「宮島・瀬戸内ぐるりんきっぷ」を利用して、2泊3日の広島旅行です。

                     

                    この切符では、JRの山陽本線・三原〜広島〜宮島口〜岩国〜川西間、呉線全線、宮島航路に加え、瀬戸内シーライン(船舶)、広電(広島電鉄)の鉄道軌道線もフリーエリアに入ります。

                     

                     

                    旅行初日は厳島神社のある、宮島(厳島)へ行ってきました。

                     

                    まずはJR山陽本線で宮島口駅へ向かいます。乗った車両は昨年広島地区に導入された新型車両、227系です。

                     

                    長らく、広島エリアのJR在来線は国鉄時代の車両ばかりが使われ、ファンからは「國鐡廣島」(わざと旧字)と呼ばれたりしていましたが、そんなこのエリアに満を持して導入された新型車がこの227系です。

                     

                    「広島らしさ」の表現として、もみじ、厳島神社の大鳥居、広島カープに由来する「赤」をイメージカラーに設定し、「Red Wing」という愛称が付けられています。ちなみにLED行先表示機には広島カープのキャラクター「カープ坊や」の設定があるそうで、昨年のカープ優勝時に表示されたとのこと。

                     

                    日英二ヶ国語に対応した自動放送装置も搭載されており、途中「宮内串戸」駅のアナウンスでは英語のみ「宮島口は3つ目の駅です」という放送も(宮内串戸、阿品、宮島口の順)。おそらく「みや」だけ聞いて宮島口と間違えた人が、過去それなりの数いたようですね。

                     

                    宮島口駅に到着。船着き場(宮島口桟橋)は少し離れた場所にあります。

                     

                    広島駅〜宮島駅〜宮島間の輸送はJRと広電(広島電鉄)がライバル争いを繰り広げており、ほぼ並行して路線があります。

                    所用時間はJRに軍配が上がりますが、運賃は広電の方が安いです。

                     

                    こちらが船着き場、宮島口桟橋。

                     

                    宮島口〜宮島間の船舶航路は、JRの宮島航路の他、広電グループの「松大汽船」も運航しています(松大汽船は隣の船着き場に発着)。なお、こちらの運賃は両社同額です。

                     

                    また、JRの宮島航路は現存唯一の鉄道連絡船です。かつては青函連絡船や宇高連絡船など、沢山の鉄道連絡船が国鉄にありましたが、トンネルが貫通したり、橋がかかったりして次々と姿を消していきました。

                     

                    JR宮島航路の船舶です。小ぶりな船体ですがカーフェリーで、乗用車を数台積載できます。

                     

                    列車の様に前後両方向に進むことが可能で、ドーンと頭から接岸し、出港時はそのまま逆方向に進めばOKです。

                     

                    この構造により、海上の広い場所で方向転換をする手間がありませんし、積載した自動車もバックしたり方向転換したりせず、積んだそのままの向きで下船出来るので、効率の良い運航ができると言う訳です。その分操舵設備が2つ要りますけどね。

                     

                    こちらは松大汽船の船です。JRと同様に、前後両方向に進める小ぶりなカーフェリーです。

                    赤を中心としたJRの塗装に対し、こちらは船体下部の水色がアクセントとなった塗装が特徴的です。

                     

                    出港直後の宮島桟橋。広電の宣伝文句がよく目立ちます。

                     

                    沖合には牡蠣(カキ)の養殖イカダもありました。広島県は牡蠣の産地としても有名ですね。

                     

                    厳島神社の大鳥居、宮島はもうすぐ。

                     

                    宮島に到着しました。この航路の所要時間は約10分と、景色を見ていたらあっという間に到着します。

                     

                    島内には野生の鹿が生息しています。

                     

                    お顔のアップ。

                     

                    JR宮島フェリーと鹿のコラボ。

                     

                     

                    石造りの鳥居が見えてきました。いよいよ厳島神社です。

                    なお、神社の境内に入るには参拝料が必要ですが、今回はフリー切符の特典で境内へ入りました。

                     

                    大舞台から見る大鳥居。

                     

                    境内の写真はあまり撮っていませんが、この橋は印象的だったので思わず撮りました。

                     

                    島内は全体的に観光地的な趣で、様々な土産物屋や旅館などが立ち並んでいます。

                    一般住民の方の住まいもあり、消防署、交番、郵便局などもあります。

                     

                    散策中に見つけたロープウエーのりばへの案内看板。

                    「ときどき走って」の表記に思わず笑ってしまいました。

                     

                    五重塔と言えば京都が大変有名ですが、宮島にもあります。

                    こちらは赤い色がふんだんに使われ、いかにもこの島らしい雰囲気の五重塔だと思います。

                     

                    一通り島内を巡り、再び本土・宮島口へ。今度は広電に乗って広島駅へ戻ります。

                    広電宮島口駅とJR宮島口駅もまた、少し離れた場所にあります。

                     

                    初めての広電は「グリーンムーバー」と呼ばれる5000型低床連接電車です。

                    ドイツ・シーメンス社製造の車両で、同社初の完全低床電車でもあります。

                     

                    広電宮島口駅から広電西広島(己斐<こい>)駅までの間は専用軌道を走り、最高速度は時速60キロと、小さな車体で結構飛ばします。昔の名鉄揖斐線を思い出しました。

                     

                    広電西広島(己斐)駅から先は道路上を走る併用軌道、つまり路面電車の状態となり、時々赤信号に引っ掛かりながら市街地をゆったりと走りました。

                     

                    広島駅に無事到着。

                    駅前の電停は次々と電車が到着しては発車して行き、見ていて飽きませんでした。

                     

                    ひとまずこの日のスケジュールは無事終了。広島駅近くの宿に宿泊しました。

                     

                    つづく

                     

                     

                    旅行 | 00:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    北海道新幹線開業記念 青森&函館旅行 その3
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                      今回は旅行3日目の様子を紹介します。

                       

                      おはようございます。1月4日朝の青森ベイブリッジです。

                       

                      旅行最終日となるこの日は、青森市内の観光と津軽線の乗り鉄をしてきました。

                       

                      まず最初に「ねぶたの家 ワ・ラッセ」を見学です。

                       

                      青森を代表するお祭りである「ねぶた祭り」に関する資料館で、ねぶたの実物などが展示されています。

                       

                      館内に足を踏み入れると、早速「ねぶた」がお出迎え。ここから先は有料展示エリアになります。

                       

                      有料展示エリアには、実際にねぶた祭りで披露された「ねぶた」が展示されています。

                       

                      「ねぶた」の題材となるのは歴史上の出来事や伝説・伝承などが多く、歌舞伎役者の様な勇猛果敢な姿で作られているのが特徴です。

                       

                      この展示スペースは照明を暗めにしてあり、カラフルで勇敢な「ねぶた」が幻想的に浮かび上がる空間となっています。

                       

                      こちらは「ねぶた」の仕組みを解説するコーナーです。

                       

                      元々は竹ひごを骨組みに和紙を貼り、中でろうそくを焚いて提灯のように光らせていた「ねぶた」ですが、時代と共に技術革新を取り入れ、現在は骨組みに針金、照明には電球やLEDを用いて引火の危険性が減少したことから、多種多様な「ねぶた」の形が作られるようになったそうです。

                       

                      今まで「ねぶた祭り」というワードぐらいしか知らず、詳しい内容まではあまり頭に入っていなかったので、大変勉強になる施設見学でした。

                       

                      「ねぶた」見学の次は乗り鉄。

                      今回はJR津軽線に乗ります。まずは青森駅で蟹田行き普通列車に乗車。車両は701系です。

                       

                      JR津軽線は、青森駅と津軽半島北部にある三厩(みんまや)駅を結ぶ路線です。

                      かつては途中まで青函トンネルを通る特急列車が通過していましたが、北海道新幹線開業に伴い廃止されています。

                       

                      蟹田駅に到着。三厩行きに乗り換えます。

                       

                      北海道新幹線開通前の青春18きっぷでは、蟹田〜木古内間で特急自由席を利用できるという特例があったことを思い出します。

                       

                      ここまでは701系という「電車」で来ましたが、この先は非電化区間があるため、キハ48+キハ40の「気動車(ディーゼルカー)」で行きます。

                       

                      中小国駅〜大平(おおだい)駅間にある「新中小国信号場」通過中の様子。

                      三厩方面の津軽線と、青函トンネル方面の海峡線が分岐する信号場で、津軽線の電化区間はここまでです。

                       

                      先述のとおり、かつてはここから特急列車が青函トンネル方面へ分岐して行きました。

                      現在、海峡線を走行する定期旅客列車はありませんが、貨物列車が日常的に通過する他、稀に団体列車が通過することがあります。

                       

                      途中にある津軽二股駅は、北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅と隣接しており、乗り換えが可能です。

                      ただし、津軽二股・奥津軽いまべつ両駅は運賃計算上「別の駅」として扱われるため、ここで乗り換えを行う場合は一旦運賃計算が打ち切られます。

                       

                      また、「青春18きっぷ」にて「北海道新幹線オプション券」を利用する際の。青森県側の新幹線・在来線乗り換え駅がここに設定されています(北海道側は木古内駅)。

                       

                      このほか、津軽鉄道・津軽中里駅へのバス路線もあります。

                       

                      終点の三厩駅に到着。

                      「三厩」という漢字で「みんまや」と読む、難読駅の一つです。

                       

                      津軽半島最北端のこの駅。ホームの先には車庫と山。果てに来た感じがする駅です。

                       

                      ちなみに本州最北の駅は青森県のもう一つの半島、下北半島の方にあります。

                       

                      三厩駅の駅舎。比較的新しい建物ですが、木材を使った部分に温かみを感じます。

                       

                      このあと、同じ車両で運転される青森行きで折り返し、青森駅に到着。

                      青森駅到着前の放送で「この列車が弘前行き普通になります」というアナウンスが流れ、手持ちの時刻表を見ていると、「送り込み運用」に気付きました。

                       

                      今回津軽線で乗車したキハ40+48の所属は「秋田車両センター(秋アキ)」です。そのため、検査や修繕のために秋田方面〜津軽線の出し入れをどこかで行う必要があります。

                       

                      青森駅から弘前・秋田方面の奥羽本線は電化されており、大半の列車が電車で運転されていますが、よーく見ると気動車列車(列車番号末尾にDが付く)が弘前〜青森間で上下一本ずつ設定されていました。

                       

                      これを津軽線のダイヤと照らし合わせるとこんな車両運用が見えてきます。

                       

                      弘前11:35-【奥羽本線普通649D】→青森12:27・13:06-【津軽線普通335D】→三厩14:33

                      (翌日まで蟹田〜三厩間折り返し運用)

                      三厩12:50-【津軽線普通336D】→青森14:23・14:44-【奥羽本線普通662D】→弘前15:36

                       

                      弘前以遠の運用までは追えませんでしたが、これで最低2編成を使って秋田方面〜津軽線を出し入れできる都合になります。

                      車両運用も面白い。

                       

                      さて続いては、青森駅近くに係留してある「青函連絡船 メモリアルシップ八甲田丸」を見学します。

                       

                      かつて国鉄(晩年はJR北海道)が運航し、青函トンネルの開業でその役割を終えた青函連絡船のうちの1隻で、現在は青函連絡船にまつわる資料館になっています。

                       

                      昨年のブログで触れていますが、北海道・函館にもう1隻、「摩周丸」という青函連絡船があり、こちらも同様に資料館となっています。

                       

                      船内に入り最初の展示コーナーは「青函ワールド」と呼ばれる展示で、昭30年代ごろに使われた物などを展示しています。

                       

                      時刻表、看板など、駅や鉄道に関する物も展示されていました。

                       

                      こちらはグリーン船室を使ったビデオシアターです。運航当時の「グリーン椅子席」がそのままシアターの椅子として使われています。

                       

                      鉄道関連の展示コーナー。やはり「鉄道連絡船」でしたので、鉄道に関する資料は外せません。

                       

                      模型や時刻表の他、国鉄特急エンブレム、駅案内看板などの実物の展示もありました。

                       

                      こちらは寝台室。入口に透明アクリル板が設置されていて中に入ることはできません。

                      寝台の構造は、ブルートレインなどに設置されていた「開放B寝台」に近い感じの2段ベッドです。

                       

                      寝台上にある毛布は、船員たちによる伝統芸「飾り毛布」の一部の形が再現されています。

                       

                      各種切符の展示コーナー。

                      「乗船名簿はここでお書きください」という看板がありますが、肝心の乗船名簿が置いてありません(笑)。

                       

                      通常の切符類。

                      昨年見学した「摩周丸」の記事でも触れましたが、鉄道連絡船と言うことで鉄道切符と同様の体裁をとる切符もあります。

                       

                      記念きっぷ。

                      昭和時代の「海の記念日記念きっぷ」なるものもあります。

                       

                      現在7月第3月曜日に指定されている祝日「海の日」は、祝日に制定される遥か以前から「海の記念日」という形で存在していたことをここで知りました。

                       

                      ちょっと話がそれますが、海の日は1995年に祝日化され、2003年からいわゆる「ハッピーマンデー」になったのですが、その初年である2003年の海の日が「7月21日」だったため、20日(日)が海の日、21日(月)が振り替え休日と勘違いする人も多かったようです(私も最初は印刷ミスかと思いました)。

                      なので、事実上ハッピーマンデー化されたのは2004年以降と言うこともできるかもしれませんね。

                       

                      操舵室。

                      操舵に使う機器類がそのままの形で保存されており、今にも船を動かせそうな錯覚に陥ります(もちろん、動かないのがお約束)。

                       

                      なお、制服を着て受話器を持っているのは人間ではなく人形です。

                       

                      操舵室は高いところにあるので眺望が良く、青森港に出入りする船も良く見えます。

                      こちらはオイルタンカー「近竜丸」と津軽海峡フェリー。

                       

                      青森港〜下北半島方面を結ぶ高速船「ポーラスター」。

                       

                      そして、舳先のカモメでした(森本レオ風)。

                       

                      無線通信室。

                      函館の「摩周丸」ではモールス信号体験コーナーが設けられていたりしましたが、「八甲田丸」では立ち入り禁止エリアになっていました。

                       

                      室内では、昭和63年(1988年)3月11日〜13日の無線交信を録音した音声が流されていました。これは、青函連絡船最後の3日間に当たります。

                       

                      船内に設置されたエレベーターで下り、車両甲板にやってきました。

                      「摩周丸」では立ち入りのできない場所でしたが、「八甲田丸」では公開されています。

                       

                      最初の方は「青森ベイブリッジ」に使用されている部品などの紹介でしたが、正直建築部品は門外漢なのでさっぱり。

                       

                      鉄道ファン的には、この鉄筋の名前にちょっとそそられましたが。

                       

                      奥へ進むと鉄道用の連結器が。

                       

                      海上を航行する船舶である以上、波による揺れは避けることができないので、ここに積載した車両を連結することでしっかりと固定していたそうです。

                       

                      奥へ進むと、鉄道車両の実物の展示・保存エリアです。鉄道ファン的には一番心躍る展示です。

                       

                      最初に現れたのは、郵便・荷物車の「スユニ50」です。現在は行われていませんが、かつては国鉄で郵便輸送が行われており、それに対応した車両は「ユ」の記号が付与されていました。

                       

                      キハ82型特急気動車。

                      全国各地の非電化路線に投入され、高速化に貢献した特急型気動車です。

                       

                      DD16型ディーゼル機関車。

                      動軸を減らし軸重を軽くすることで、様々な線区に入線できるようにしたディーゼル機関車です。

                       

                      製造固体が少ない、どちらかというとマイナーな機関車で、保存個体もそう多くありません。

                       

                      ヒ600型貨車

                       

                      「控(ひかえ)車」と呼ばれる種類の貨車です。連絡線に貨車を積み下ろしする際、桟橋にかかる荷重を軽くして路面の安定を図るため、機関車と貨車の間に連結され車両だそうです。

                       

                      そういえば小さいころ見た図鑑にそんな種類が書いてあった記憶がありますが、その使われ方や形状を見たのは今回が初めてです。

                       

                      先へ進んで機関室。船舶の動力源であるディーゼル機関を見ることができます。

                      いかにも「メカ」な外観のディーゼル機関が並ぶ様子は壮観で、少年の心を呼び覚ましてワクワクさせてくれます。

                       

                      総括制御室。ディーゼル機関の様子を絶えず監視し、操作を行う部屋です。

                      船舶を運行する上で重要な操作を行う場所であり、「第二のブリッジ(操舵室)」とも呼ばれていたそうです。

                       

                       

                      そんな感じで八甲田丸の見学は終了。

                      昨年訪れた函館の「摩周丸」を思い出しながら見学する場面も多かったですが、両船で見学できる場所、できない場所が異なる部分もあり、大変楽しめました。

                       

                      私は1年間が開きましたが、「摩周丸」「八甲田丸」の両方をセットで見学するのも面白そうです。

                       

                      帰る時間が近づいてきました。バスで青森空港へ移動し、展望デッキに出てみましたが、外は寒〜い雪の夜。

                       

                      加えて、このような大きなフェンスが設置してあったので、仮に昼間でも撮影には厳しそうな印象でした。

                       

                      展望デッキ出入口付近にはこんな模型が。

                       

                      日本エアシステムじゃないですか〜、懐かしい。振り返れば、日本航空と日本エアシステムが合併する前の青森空港は、日本エアシステムの飛行機が多く発着する空港でしたね。

                       

                      このあと、フジドリームエアラインズの名古屋(小牧)便で帰途につきました。

                      写真は撮れませんでしたが、今回は往復とも夜の県営名古屋空港を発着する便に乗りました。県営名古屋空港は市街地に近い空港なので、離着陸時は濃尾平野の夜景がよく見えて綺麗でした。

                       

                      これにて青森&函館旅行は終了です。

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