ちたんな日々

知多半島出身、現在西三河在住。乗り物成分多めです。
ごゆるりと、お付き合いくださいませ。
<< 北海道新幹線開業記念 青森&函館旅行 その2 | main | 寝る時は「布団 or ベッド」どっち? >>
北海道新幹線開業記念 青森&函館旅行 その3
0

    今回は旅行3日目の様子を紹介します。

     

    おはようございます。1月4日朝の青森ベイブリッジです。

     

    旅行最終日となるこの日は、青森市内の観光と津軽線の乗り鉄をしてきました。

     

    まず最初に「ねぶたの家 ワ・ラッセ」を見学です。

     

    青森を代表するお祭りである「ねぶた祭り」に関する資料館で、ねぶたの実物などが展示されています。

     

    館内に足を踏み入れると、早速「ねぶた」がお出迎え。ここから先は有料展示エリアになります。

     

    有料展示エリアには、実際にねぶた祭りで披露された「ねぶた」が展示されています。

     

    「ねぶた」の題材となるのは歴史上の出来事や伝説・伝承などが多く、歌舞伎役者の様な勇猛果敢な姿で作られているのが特徴です。

     

    この展示スペースは照明を暗めにしてあり、カラフルで勇敢な「ねぶた」が幻想的に浮かび上がる空間となっています。

     

    こちらは「ねぶた」の仕組みを解説するコーナーです。

     

    元々は竹ひごを骨組みに和紙を貼り、中でろうそくを焚いて提灯のように光らせていた「ねぶた」ですが、時代と共に技術革新を取り入れ、現在は骨組みに針金、照明には電球やLEDを用いて引火の危険性が減少したことから、多種多様な「ねぶた」の形が作られるようになったそうです。

     

    今まで「ねぶた祭り」というワードぐらいしか知らず、詳しい内容まではあまり頭に入っていなかったので、大変勉強になる施設見学でした。

     

    「ねぶた」見学の次は乗り鉄。

    今回はJR津軽線に乗ります。まずは青森駅で蟹田行き普通列車に乗車。車両は701系です。

     

    JR津軽線は、青森駅と津軽半島北部にある三厩(みんまや)駅を結ぶ路線です。

    かつては途中まで青函トンネルを通る特急列車が通過していましたが、北海道新幹線開業に伴い廃止されています。

     

    蟹田駅に到着。三厩行きに乗り換えます。

     

    北海道新幹線開通前の青春18きっぷでは、蟹田〜木古内間で特急自由席を利用できるという特例があったことを思い出します。

     

    ここまでは701系という「電車」で来ましたが、この先は非電化区間があるため、キハ48+キハ40の「気動車(ディーゼルカー)」で行きます。

     

    中小国駅〜大平(おおだい)駅間にある「新中小国信号場」通過中の様子。

    三厩方面の津軽線と、青函トンネル方面の海峡線が分岐する信号場で、津軽線の電化区間はここまでです。

     

    先述のとおり、かつてはここから特急列車が青函トンネル方面へ分岐して行きました。

    現在、海峡線を走行する定期旅客列車はありませんが、貨物列車が日常的に通過する他、稀に団体列車が通過することがあります。

     

    途中にある津軽二股駅は、北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅と隣接しており、乗り換えが可能です。

    ただし、津軽二股・奥津軽いまべつ両駅は運賃計算上「別の駅」として扱われるため、ここで乗り換えを行う場合は一旦運賃計算が打ち切られます。

     

    また、「青春18きっぷ」にて「北海道新幹線オプション券」を利用する際の。青森県側の新幹線・在来線乗り換え駅がここに設定されています(北海道側は木古内駅)。

     

    このほか、津軽鉄道・津軽中里駅へのバス路線もあります。

     

    終点の三厩駅に到着。

    「三厩」という漢字で「みんまや」と読む、難読駅の一つです。

     

    津軽半島最北端のこの駅。ホームの先には車庫と山。果てに来た感じがする駅です。

     

    ちなみに本州最北の駅は青森県のもう一つの半島、下北半島の方にあります。

     

    三厩駅の駅舎。比較的新しい建物ですが、木材を使った部分に温かみを感じます。

     

    このあと、同じ車両で運転される青森行きで折り返し、青森駅に到着。

    青森駅到着前の放送で「この列車が弘前行き普通になります」というアナウンスが流れ、手持ちの時刻表を見ていると、「送り込み運用」に気付きました。

     

    今回津軽線で乗車したキハ40+48の所属は「秋田車両センター(秋アキ)」です。そのため、検査や修繕のために秋田方面〜津軽線の出し入れをどこかで行う必要があります。

     

    青森駅から弘前・秋田方面の奥羽本線は電化されており、大半の列車が電車で運転されていますが、よーく見ると気動車列車(列車番号末尾にDが付く)が弘前〜青森間で上下一本ずつ設定されていました。

     

    これを津軽線のダイヤと照らし合わせるとこんな車両運用が見えてきます。

     

    弘前11:35-【奥羽本線普通649D】→青森12:27・13:06-【津軽線普通335D】→三厩14:33

    (翌日まで蟹田〜三厩間折り返し運用)

    三厩12:50-【津軽線普通336D】→青森14:23・14:44-【奥羽本線普通662D】→弘前15:36

     

    弘前以遠の運用までは追えませんでしたが、これで最低2編成を使って秋田方面〜津軽線を出し入れできる都合になります。

    車両運用も面白い。

     

    さて続いては、青森駅近くに係留してある「青函連絡船 メモリアルシップ八甲田丸」を見学します。

     

    かつて国鉄(晩年はJR北海道)が運航し、青函トンネルの開業でその役割を終えた青函連絡船のうちの1隻で、現在は青函連絡船にまつわる資料館になっています。

     

    昨年のブログで触れていますが、北海道・函館にもう1隻、「摩周丸」という青函連絡船があり、こちらも同様に資料館となっています。

     

    船内に入り最初の展示コーナーは「青函ワールド」と呼ばれる展示で、昭30年代ごろに使われた物などを展示しています。

     

    時刻表、看板など、駅や鉄道に関する物も展示されていました。

     

    こちらはグリーン船室を使ったビデオシアターです。運航当時の「グリーン椅子席」がそのままシアターの椅子として使われています。

     

    鉄道関連の展示コーナー。やはり「鉄道連絡船」でしたので、鉄道に関する資料は外せません。

     

    模型や時刻表の他、国鉄特急エンブレム、駅案内看板などの実物の展示もありました。

     

    こちらは寝台室。入口に透明アクリル板が設置されていて中に入ることはできません。

    寝台の構造は、ブルートレインなどに設置されていた「開放B寝台」に近い感じの2段ベッドです。

     

    寝台上にある毛布は、船員たちによる伝統芸「飾り毛布」の一部の形が再現されています。

     

    各種切符の展示コーナー。

    「乗船名簿はここでお書きください」という看板がありますが、肝心の乗船名簿が置いてありません(笑)。

     

    通常の切符類。

    昨年見学した「摩周丸」の記事でも触れましたが、鉄道連絡船と言うことで鉄道切符と同様の体裁をとる切符もあります。

     

    記念きっぷ。

    昭和時代の「海の記念日記念きっぷ」なるものもあります。

     

    現在7月第3月曜日に指定されている祝日「海の日」は、祝日に制定される遥か以前から「海の記念日」という形で存在していたことをここで知りました。

     

    ちょっと話がそれますが、海の日は1995年に祝日化され、2003年からいわゆる「ハッピーマンデー」になったのですが、その初年である2003年の海の日が「7月21日」だったため、20日(日)が海の日、21日(月)が振り替え休日と勘違いする人も多かったようです(私も最初は印刷ミスかと思いました)。

    なので、事実上ハッピーマンデー化されたのは2004年以降と言うこともできるかもしれませんね。

     

    操舵室。

    操舵に使う機器類がそのままの形で保存されており、今にも船を動かせそうな錯覚に陥ります(もちろん、動かないのがお約束)。

     

    なお、制服を着て受話器を持っているのは人間ではなく人形です。

     

    操舵室は高いところにあるので眺望が良く、青森港に出入りする船も良く見えます。

    こちらはオイルタンカー「近竜丸」と津軽海峡フェリー。

     

    青森港〜下北半島方面を結ぶ高速船「ポーラスター」。

     

    そして、舳先のカモメでした(森本レオ風)。

     

    無線通信室。

    函館の「摩周丸」ではモールス信号体験コーナーが設けられていたりしましたが、「八甲田丸」では立ち入り禁止エリアになっていました。

     

    室内では、昭和63年(1988年)3月11日〜13日の無線交信を録音した音声が流されていました。これは、青函連絡船最後の3日間に当たります。

     

    船内に設置されたエレベーターで下り、車両甲板にやってきました。

    「摩周丸」では立ち入りのできない場所でしたが、「八甲田丸」では公開されています。

     

    最初の方は「青森ベイブリッジ」に使用されている部品などの紹介でしたが、正直建築部品は門外漢なのでさっぱり。

     

    鉄道ファン的には、この鉄筋の名前にちょっとそそられましたが。

     

    奥へ進むと鉄道用の連結器が。

     

    海上を航行する船舶である以上、波による揺れは避けることができないので、ここに積載した車両を連結することでしっかりと固定していたそうです。

     

    奥へ進むと、鉄道車両の実物の展示・保存エリアです。鉄道ファン的には一番心躍る展示です。

     

    最初に現れたのは、郵便・荷物車の「スユニ50」です。現在は行われていませんが、かつては国鉄で郵便輸送が行われており、それに対応した車両は「ユ」の記号が付与されていました。

     

    キハ82型特急気動車。

    全国各地の非電化路線に投入され、高速化に貢献した特急型気動車です。

     

    DD16型ディーゼル機関車。

    動軸を減らし軸重を軽くすることで、様々な線区に入線できるようにしたディーゼル機関車です。

     

    製造固体が少ない、どちらかというとマイナーな機関車で、保存個体もそう多くありません。

     

    ヒ600型貨車

     

    「控(ひかえ)車」と呼ばれる種類の貨車です。連絡線に貨車を積み下ろしする際、桟橋にかかる荷重を軽くして路面の安定を図るため、機関車と貨車の間に連結され車両だそうです。

     

    そういえば小さいころ見た図鑑にそんな種類が書いてあった記憶がありますが、その使われ方や形状を見たのは今回が初めてです。

     

    先へ進んで機関室。船舶の動力源であるディーゼル機関を見ることができます。

    いかにも「メカ」な外観のディーゼル機関が並ぶ様子は壮観で、少年の心を呼び覚ましてワクワクさせてくれます。

     

    総括制御室。ディーゼル機関の様子を絶えず監視し、操作を行う部屋です。

    船舶を運行する上で重要な操作を行う場所であり、「第二のブリッジ(操舵室)」とも呼ばれていたそうです。

     

     

    そんな感じで八甲田丸の見学は終了。

    昨年訪れた函館の「摩周丸」を思い出しながら見学する場面も多かったですが、両船で見学できる場所、できない場所が異なる部分もあり、大変楽しめました。

     

    私は1年間が開きましたが、「摩周丸」「八甲田丸」の両方をセットで見学するのも面白そうです。

     

    帰る時間が近づいてきました。バスで青森空港へ移動し、展望デッキに出てみましたが、外は寒〜い雪の夜。

     

    加えて、このような大きなフェンスが設置してあったので、仮に昼間でも撮影には厳しそうな印象でした。

     

    展望デッキ出入口付近にはこんな模型が。

     

    日本エアシステムじゃないですか〜、懐かしい。振り返れば、日本航空と日本エアシステムが合併する前の青森空港は、日本エアシステムの飛行機が多く発着する空港でしたね。

     

    このあと、フジドリームエアラインズの名古屋(小牧)便で帰途につきました。

    写真は撮れませんでしたが、今回は往復とも夜の県営名古屋空港を発着する便に乗りました。県営名古屋空港は市街地に近い空港なので、離着陸時は濃尾平野の夜景がよく見えて綺麗でした。

     

    これにて青森&函館旅行は終了です。

    旅行 | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    スポンサーサイト
    0
      - | 23:16 | - | - | - | - |









      http://titanblog.jugem.jp/trackback/238



      CALENDER
      Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
            1
      2345678
      9101112131415
      16171819202122
      23242526272829
      3031     
      << July 2017 >>
      PR
      SELECTED ENTRIES
      CATEGORIES
      ARCHIVES
      RECOMMEND
      LINKS
      RECENT COMMENTS
      PROFILE
      MOBILE
      qrcode
      OTHERS
      Search this site.